渋谷区の子どもにプライバシーが一切なくてワロタ
渋谷区の子どもが教育ダッシュボードなどという体の良い言葉でプライベートのない状態に追い込まれていると知って驚きました。ヘッダ画像をお借りしています。
検索語、検索ワード、検索キーワードとは個人の誰にも言えない、心持ちによっては秘匿したいと思う病気のような不安や悩みが集積するスペースであるため誰が相手であろうと第三者などに開示されるべきではないし、第三者のそれを無理やり開示する権利など激烈悪質刑事事件の捜査以外で誰も持たない。
それなのに渋谷区の教育機関でやられちゃってるのはこんな感じのことです。
※日経はユーザに不便を強いる形で課金体勢を強めた(無料会員で月10個ニュースが無料→月1個に変動)ので、無料登録すらする必要・価値はありません。下の方に同様の内容が全部知れるリンクを置きます。
欧州では既にサードパーティCookieすらユーザに合意なく勝手な利用できないレベルの個人情報保護リテラシーが進んでるのに、化石か?この国はといえる美しいほどの典型事例です。やってること個人情報の監視ですよ?
能動的かつ意欲的な学習環境とは、何者にも監視されない自由闊達な環境からしか生まれない。これが
です。
でこっちは教育家庭新聞というお方なようですが、実質産業系にありまくるプレスリリース置き場みたいな感じに見える。新聞という名目で価値あるサイトなように見せかけておいてその実アフィだのこういった広告で種銭を稼ぐ。で新聞って体をあくまで取るってことはプレスリリースに自己の思想を織り交ぜてお届けするってことなんだからなかなかお進みになった報道メディアだ。
ここではなんとガッキの検索語を集めまっせ~~~www的ワードが全然出てこない。出てきたとて見逃すレベルだ。最後にこうある。
いっちばん読まれなさそうな(プレスリリースの書き方の定石は、冒頭に市場へ顧客へアピりたいことをこれでもかと図も交えながら書きまくることだ。最後に大事な情報を書くなんてPR代金をどぶに捨てるのと同じだ)最後にスンッととんでもないプライバシー侵害について書いている。だから意図的に情報の優先度をコントロールしている。
当該新聞社のプレス担当がこれを書いた時に、さすがにまずいんじゃね……と余計な忖度を渋谷区側に、サービス提供会社側にきかせてこんな全然目立たない書き方をしたのかもしれない。それはそれで悪質だ。悪いとわかっててやってんだから。
この悪質さによって被害をこうむるのは誰か?検索しようと思った単語があけすけになり、プライバシーもなにもなくなった渋谷区の子どもたちだ。渋谷区の子どもたちは徹底した冷徹な監視社会のもとに閉じ込められている。子どもの側から抗議できない、その組織体制に影響を及ぼすなんて不可能な状態でだ。
渋谷区の大人たち……といいますか教育委員会的立ち位置の上層部にいるおっさんらは何を言ってもすーぐに検索してくるZ世代に辟易していると想像される。あるいは一般企業でZ世代の部下に辟易している肥え太った役員たちと日常的に酒を酌み交わす。
難しいことを言って新卒の部下とかに威厳を見せてやっても、その場で携帯で検索してそれ間違ってますよとか言ってきてむかつくんでしょう。昔はよかった。黙って俺に従うバカしかいなかった、と。そっちのほうがどう考えても時間的コストも空間的コストも何よりも貴様みたいな化石との会話をしなくてよいから合理的なのに、とこっちは思う。
それでZ世代の対検索姿勢を観察してやろうと思った。ひいてはこれから社会進出するα世代を統治下においてやれ。そこで子どもの本来自由闊達に展開されるべき検索行為を白日のもとに晒してやろうという気になった。可視化です。データの集積。個人情報のかき集め。
やってることがGoogleのダークパターンマーケティングと変わらない。無料検索エンジンを提供してやるからお前らの個人情報なんてないものだと思え。無料タブレットを配布してやってんだし、子どもが物騒な単語を検索しないか傍受できるし子どもの個人情報なんてないものと知れ。
多分、ぼくが知らないだけで2000年代の渋谷区上層部のトップ3が12歳以下のメンバーで構成されたクーデター組織にぶっ殺されでもしたんでしょうね。それぐらいの恨みを抱えていないと特定の世代を「管理」してやろうなどという優生思想じみた発想が出てくるわけない。なーんだそれなら仕方ないなあ
この程度の浅知恵でZ世代・α世代を攻略してやろう、上の世代が子どもなんて当然御してやれる権利があると思ってるんだろうから劇的に笑える。やっていることは言論統制、単なる国際的犯罪である全体主義だ。
子ども相手ならどんな憲法違反をしても犯罪にならないと思ってる大人は一定数いる。「子供の心が見える化」なんていう狂いきった題名を書かれたニュース原稿を手にして、校閲部は校了時までに何の異常も感じなかったのか?
この爆笑教育ダッシュボードが通過してしまった背景には原因が3つあると思われます。
・子どもなんかに人権などない、と思いこむような優生保護法に頭を真っ二つに切り裂かれた教育職が渋谷区にいる
・子供のプライバシーを監視することに全渋谷区の親が合意した(この項目を書いたのは皮肉です。なぜならそんな親しかいないなんてことはありえないし、そう思いたくはないから。つまり渋谷区の教育におけるコンセンサス形成フレームワークが破綻している。どこかのプロセスがぶっ壊れている)
・こんなプラットフォームをサービスとして提供することで(つまり子どもを虐待することで)金を設けている企業がある
すごいですね、渋谷区の未来を思うなら、子供の健全な成長環境を求めるのであればどの要因をとっても生き残るべきではないことが猿でも理解できます。狂死郎2030って渋谷区から始まったんですね。