マガジンのカバー画像

映画の感想

232
映画・アニメ・MV・映像・ドラマ……とにかく芸術の発露媒体としてリリースされたムービーやその市場について書き残したnoteを集めたものです。
運営しているクリエイター

2022年9月の記事一覧

禁断の魔術のかんそう

禁断の魔術のかんそう

このような物言いをすると監督とか映画にたずさわった人々は褒め言葉とは受け取ってくれない気がしますが、東野圭吾の物語なら過不足なく映像化したらそりゃおもれーんだワな~~~みたいに思いました。ヘッダ画像をお借りしています。

ぼくは自分を東野圭吾の熱心なファンだとは思ってなくて、それでも湯川シリーズ(確かガリレオシリーズとかとは呼ばれてなかったはず。それはテレビバージョンだけだった気がする。このように

もっとみる
映画エンド・オブ・ザ・ロード(End Of The Road)の教訓とかHAACHAMAとか

映画エンド・オブ・ザ・ロード(End Of The Road)の教訓とかHAACHAMAとか

黒人女優のQueen Latifahが虐げられる映画を見ていていろんなことを考えました。ヘッダ画像をお借りしています。

教訓簡単に述べるとぼくは普段どんな物語にも学ぶべきことはあるはずだと思っており、Queen Latifahがなまじ好きだっただけにエンド・オブ・ザ・ロードへの事前期待値が高まっててしまい

(ぼくは映画についてそれがスリラーか戦うのかヒューマンなのかみたいなジャンルすら知ってし

もっとみる
Queen Latifahを虐め倒す映画End of the Road

Queen Latifahを虐め倒す映画End of the Road

Queen Latifahが好きなのでQueen Latifahが主演の映画を見まして……その感想です。

なんて話せばいいのかわからないんですが、新しい映画は前評判がわからないところが良いところのひとつであるように……思います。そしてぼくは特に前評判に応じて視聴するかどうかを決めてないため、特に便益があったわけではなかった。

わぁ~好きなQueen Latifahが出るなんて嬉しいな、と思って

もっとみる
エンターテインメントとしての妊娠

エンターテインメントとしての妊娠

※映画2つの人生が教えてくれたことの感想です。

ヘッダ画像をお借りしています。

まとまった時間が取れたのではちゃめちゃに映画を見ました。もとよりそのつもりだった。うう……

先日もいくつかその中の感想を書きましたが、覚えているだけでも

カフェソスペーゾ/GlamourGirls/酒とワインと現実と夢/コンサルタント/ありえないほど近い/愛の行方/スーサイドスクワッド/ガンドゥ/50セント(の

もっとみる
映画デイ・シフトのかんそ……うわあああスヌープ・ドッグ

映画デイ・シフトのかんそ……うわあああスヌープ・ドッグ

映画デイ・シフトを見ました。ヘッダ画像をお借りしています。

見てればわかりますけど、デイシフトとは日勤のことです。バド(主役・ジェイミー・フォックス)はナイトシフト(夜勤)が良い。その理由は闇に乗じて調子に乗ったヴァンパイアを借り尽くせる=金儲けができるから。

何の勤務かと言えば吸血鬼狩りです。つまりこの話はファンタジーだ。吸血鬼が日常的にいるということ以外は普通のアメリカに見える。

ぼくは

もっとみる
田辺映画が見てえ~~~~~

田辺映画が見てえ~~~~~

昨今では何かを褒めるとまずステマを疑われるため釈明しますが、ぼくは吉本の企業体質を信用していません。

この前あれがあってあれを内部の自浄作用で引責辞任させていない時点で、従業員なりコメディアンなり利害関係者すべてがあれの存在を認めていて、その後の経営がしれっと(唾棄すべき言葉だ)続けられている。

あれなしではSDGsみのない経営になってしまうと全世界に堂々と表明しているのと同義といえます。何な

もっとみる
映画「PASSING - 白い黒人 - 」は目に良いのか悪いのか

映画「PASSING - 白い黒人 - 」は目に良いのか悪いのか

昨日書いたガンドゥというインド映画の感想の続きも書きたいんですけど、あヘッダ画像をお借りしています。Passing 白い黒人 という映画を観ちまったのでいま心がそちらにガンガン引っ張られてしまっている。

まずこの映画の読後感ですが――――――マクルーハンとかを題材にするメディアエンターテイメント系授業の題材として使ったら良いんじゃないかってぐらい白い部分と黒い部分の対比が凄まじいという点。

もっとみる
インド映画ガンドゥ(Overdoes?)の日本語のかんそうがなかったから書くかんそう

インド映画ガンドゥ(Overdoes?)の日本語のかんそうがなかったから書くかんそう

ぼくはもともとインド映画に対する造詣が深くないどころか脈絡なく歌われたり踊られたりするんだったらちょっと現時点では求めていない気がすると思って見ないことが多かったわけです。ヘッダ画像をお借りしています。

偉そうな物言いでお恥ずかしいこと限りない。しかしながら全否定しているわけではなく、映画の最中に急に歌い踊るという文脈に対してぼくなりの納得および同調サインが表れた場合、全然抵抗なく観れる気がする

もっとみる