FR(FutureResearch)

外資系金融機関で外国債券や金利デリバティブ、為替、各種オルタナティブ投資商品を扱ってきました。色んな金融商品の説明や金融市場各種指標を見ながら自分なりの分析を行っています。グラフとかを使って分かりやすく説明出来ればと思っています。

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    世界には面白い投資案件がいっぱいあります。様々な投資対象に対しての意見を綴っています。これは面白いというテーマややばいんじゃないというものまで、私見を語っています。参考になれば、うれしいです。

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CFTC金融・商品 先物 投資家別ポジション報告 (IMMポジション)

 アメリカの金融・商品先物の投資家種別ごとのポジションは、CFTCレポートとして毎週報告されています。  金融商品については、、仲介業者(ディーラー・銀行)、機関投資家(年金・保険・投信:アセット・マネージャーAM)、レバレッジ・マネー(LM)、その他、未報告の5分類です。(※詳しい投資家種別ごとの説明は後半に記述してあります。)  旧フォーマット(COTレポート)も継続して公表しています。旧フォーマットでの投資家種別は、大口投機(非商業部門:Non-Commercial)、

    • 米国株今週の注目 2024/11/25~:感謝祭で短縮の週、デル、オートデスク、クラウドストライクが

      木曜日の米国の感謝祭の祝日を前に、第3四半期のGDPの第2推計や11月の耐久消費財受注など、経済指標の発表ラッシュを迎える。また、10月の新築住宅販売件数や、シカゴ、ダラス、リッチモンドの連邦準備銀行支店による地域経済指標の発表も予定されている。 祝日で短縮された週には、デル・テクノロジーズ(DELL)、クラウドストライク・ホールディングス(CRWD)、オートデスク(ADSK)、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)、アナログ・デバイセズ(ADI)など、注目度の高いテク

      • 米国株 まとめ 11月22日:トランプ氏のビジネスに友好的な政策への期待から株価上昇*備忘録*

        S&P 500種指数(SPY)は0.35%高、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均($DOWI)(DIA)は0.97%高、ナスダック100種指数(QQQ)は0.17%高 株式相場は小幅高で引け、S&P 500種株価指数は1週間ぶりの高値、ダウ・ジョーンズ工業株価平均は1週間半ぶりの高値を記録した。 市場では、トランプ次期政権の規制緩和や企業にやさしい政策が企業収益に好影響をもたらすとの見通しが引き続き株価を下支えしている。 好調な企業ニュースも株価を押し上げた。ナスダック規則で認

        • 米国株 まとめ 11月21日: トランプ氏の政策が企業収益を押し上げるとの楽観的な期待から株価は上昇*備忘録*

          S&P 500種指数(SPY)は0.53%高、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均(DIA)は1.06%高、ナスダック100種指数(QQQ)は0.36%高。 株式相場は小幅高で引けた。トランプ政権の税制政策や規制緩和が企業収益を押し上げるという見通しから上昇に転じた。また、エヌビディアの不安定な動きを受けて、チップ株のほとんどが上昇した。エヌビディアは、CEOのホアン氏が、新型AIチップ「ブラックウェル」の生産・エンジニアリングコストが利益率を圧迫するとの見通しを示し、第3四半期

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        CFTC金融・商品 先物 投資家別ポジション報告 (IMMポジション)

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        • 米国株 まとめ 11月22日:トランプ氏のビジネスに友好的な政策への期待から株価上昇*備忘録*

        • 米国株 まとめ 11月21日: トランプ氏の政策が企業収益を押し上げるとの楽観的な期待から株価は上昇*備忘録*

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          米国株 まとめ 11月20日:エヌビディアの決算を前に、株価はまちまちで終了*備忘録*

          S&P 500種指数(SPY)は変わらず、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均(DIA)は0.32%上昇、ナスダック100種指数(QQQ)は0.08%下落 株式市場は、引け後のエヌビディアの四半期決算を控え、まちまちの展開となった。 ターゲットは、売上高の伸び悩みと在庫の積み増しにより通年の見通しを下方修正したことを受け、小売株を主導して21%超の下落となった。 また、チップ株の低迷により、テクノロジー株も圧力を受けた。一方、RBCキャピタル・マーケッツがメディケア・メディケイド

          米国株 まとめ 11月20日:エヌビディアの決算を前に、株価はまちまちで終了*備忘録*

          米国株 まとめ 11月19日:エヌビディアと大手テクノロジー企業の好調を受け、株価は上昇*備忘録*

          S&P 500種指数(SPY)は火曜日に0.40%上昇、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均(DIA)は0.28%下落、ナスダック100指数(QQQ)は0.71%上昇。 株式市場は、序盤の損失から回復し、まちまちの値動きとなった。ダウ・ジョーンズ工業株30種平均は1週間半ぶりの安値をつけた。市場全般は反発し、水曜日の取引終了後に発表される見込みの素晴らしい決算報告を前に、エヌビディアが4%上昇したことが主導した。市場では、エヌビディアが第3四半期の売上高として過去最高の332億5

          米国株 まとめ 11月19日:エヌビディアと大手テクノロジー企業の好調を受け、株価は上昇*備忘録*

          米国株 まとめ 11月18 日:ハイテク株高と債券利回り低下で株価は上昇 *備忘録*

          S&P500指数(SPY) は+0.39%上昇、ダウ工業株指数(DIA) は-0.13%下落、ナスダック100指数(QQQ) は+0.71%上昇。 株価はまちまちで、ダウ工業株30種指数は1週間半ぶりの安値まで下落した。いくつかのポジティブな企業ニュースがテクノロジー株を押し上げたため、市場全体がサポートされた。ブルームバーグが、トランプ次期大統領の政権移行チームメンバーが、完全自動運転車のための連邦政府の枠組みを運輸省の優先事項のひとつにする予定であるとアドバイザーに語った

          米国株 まとめ 11月18 日:ハイテク株高と債券利回り低下で株価は上昇 *備忘録*

          米国株今週の注目 2024/11/18~:エヌビディアとウォルマートの決算

          今週は、時価総額で世界最大の公開企業であるエヌビディア(NVDA)の第3四半期決算が水曜日に予定されている。注目度の大部分が同社に集中することになる。チップメーカーである同社は、複雑なAIプロセスを動かすことができるチップへの需要の高まりを背景に、人工知能(AI)ブーム以来、驚異的な業績を継続的に達成しており、同社の四半期報告書は市場を動かすイベントとなっている。エヌビディア(NVDA)以外にも、投資家は小売大手のウォルマート(WMT)とターゲット(TGT)の収益から消費者動

          米国株今週の注目 2024/11/18~:エヌビディアとウォルマートの決算

          CFTC先物・オプション込み 2024年11月12日時点  商品(エネルギー、金属、農産物) 投資家別ポジション シカゴ・NY

          WTI原油先物 オープンインタレストは増えました。 マネイジドマネーのロングは減り、ショートは大きく増えました。ロングはショートの3.1倍(7/16には13倍、8/6には6.6倍、10/15には4.0倍)に大きく低下しました。 生産者のロングは少し増え、ショートは変わらず。ネットではロングで、少し増えています。 スワップ(大手メジャー含む)はネットショートです。ショートは高水準が続いています。ネットショートは少し増えました。スワップのショートはロングの10.1倍持っています。

          ¥300〜

          CFTC先物・オプション込み 2024年11月12日時点  商品(エネルギー、金属、農産物) 投資家別ポジション シカゴ・NY

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          CFTC先物・オプション込み 2024年11月12日時点  金融商品(株、金利) 投資家別ポジション

          S&P500(E-mini)先物 オープンインタレストは増えました。 レバレッジマネーのロングは減り、ショートはに大きく増えました。ショートはロングの2.3倍です。 逆にアセットマネージャーのロングはショートの7.8倍です。アセットマネージャーのロングは大きく増え、ショートは減りました。アセットマネージャーのネットポジションは価格と非常に相関が高くなっています。AMのネットでのロングは大きく増えました。 +1~2(強気)

          ¥300〜

          CFTC先物・オプション込み 2024年11月12日時点  金融商品(株、金利) 投資家別ポジション

          ¥300〜

          CFTC先物・オプション込み 2024年11月12日時点  金融商品(為替・ビットコイン) 投資家別ポジション

          日本円先物 レバレッジマネーの円ロングは減少、ショートは大きく増加しました。アセットマネージャーの円ロングはほぼ変わらず(若干増加)、ショートは大きく増えました。アセットマネージャーのネットポジションは円安方向になっています。 レバレッジマネーは円安方向のポジションを大きく増やしています。レバレッジマネーの円ショート量はロング量の5倍以上(7月初旬)から、0. 4倍まで減っています。アセットマネジャーのショート量はロングの4倍以上(7月初旬)から0.4倍まで減っています。ディ

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          CFTC先物・オプション込み 2024年11月12日時点  金融商品(為替・ビットコイン) 投資家別ポジション

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          米国株 まとめ 11月15日:FRBの利下げペース鈍化の見通しを受け、株価は大幅に下落*備忘録*

          S&P 500種指数(SPY)は1.32%安、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均(DIA)は0.70%安、ナスダック100種指数(QQQ)は2.40%安。 株式市場は下落し、S&P 500種とナスダック100種は1週間半ぶりの安値、ダウ・ジョーンズ工業株30種は1週間ぶりの安値となった。タカ派的なFRBの兆候により、10年物米国債の利回りは5か月半ぶりの高値となり、株式市場に圧力をかけた。木曜日には、パウエルFRB議長がFRBは金利引き下げを急いでいないことを示唆した。また、ボ

          米国株 まとめ 11月15日:FRBの利下げペース鈍化の見通しを受け、株価は大幅に下落*備忘録*

          米国株 まとめ 11月14日:タカ派的なパウエル発言を受け、株価は下落*備忘録*

          S&P 500種指数(SPY)は0.60%下落、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均(DIA)は0.47%下落、ナスダック100種指数(QQQ)は0.66%下落 株式市場は下落し、S&P 500種、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均、ナスダック100種指数は1週間ぶりの安値となった。パウエルFRB議長が「米国経済は堅調であり、金利引き下げを急ぐ必要はない」と発言した際には、来月の利下げの可能性が82%から59%に減少した。米経済指標に強さの兆しが見られ、FRBが積極的な金利引き下げ

          米国株 まとめ 11月14日:タカ派的なパウエル発言を受け、株価は下落*備忘録*

          米国株 まとめ 11月13日:CPI報告が予想通りとなり、株価はほぼ全面高、チップ株は冴えず*備忘録*

          S&P 500種指数(SPY)は0.02%上昇、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均(DIA)は0.11%上昇、ナスダック100指数(QQQ)は0.16%下落。 株式市場はまちまちの展開となった。市場全体は予想通りの米国10月の消費者物価指数を受けて下支えされた。インフレの緩やかな推移を示す報告を受け、来月FRBが25ベーシスポイントの利下げを実施する可能性は、報告前の62%から82%に上昇した。しかし、ナスダック100指数は、半導体株の低迷により下落した。 ミネアポリス連銀のカ

          米国株 まとめ 11月13日:CPI報告が予想通りとなり、株価はほぼ全面高、チップ株は冴えず*備忘録*

          米国株 まとめ 11月12日:債券利回りが急上昇し、株価が下落*備忘録*

          S&P 500種指数(SPY)は0.29%下落、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均(DIA)は0.86%下落、ナスダック100種指数(QQQ)は0.17%下落。 株価指数は、先週の記録的高値更新の動きを整理する形で、やや下落した。米国債利回りの上昇により、5日連続の上昇の後の株式市場では利益確定売りの圧力が強まった。また、水曜日に発表される米国消費者物価指数を前にした株式の大量清算も、市場全体に重しとなった。この1週間で株価は大幅に上昇しており、S&P 500種、ダウ・ジョーン

          米国株 まとめ 11月12日:債券利回りが急上昇し、株価が下落*備忘録*

          米国株 まとめ 11月11日:トランプ次期大統領の成長重視の公約を受け、株価は上昇*備忘録*

          S&P 500種指数(SPY)は、0.10%上昇、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均(DIA)は0.69%上昇、ナスダック100種指数(QQQ)は0.05%下落。 株式市場はまちまちの展開となり、S&P 500とダウ・ジョーンズ工業株30種平均は史上最高値を更新した。市場では、トランプ次期大統領が減税や規制緩和を通じて企業収益を押し上げるだろうとの思惑から、先週の選挙後の上昇がさらに拡大した。また、テスラは8%以上上昇し、先週の26%の上昇にさらに上乗せした。これは、同社がトラ

          米国株 まとめ 11月11日:トランプ次期大統領の成長重視の公約を受け、株価は上昇*備忘録*