美食家の納豆
納豆を食べると思い出す。
【月曜から夜ふかし】で、
マツコ・デラックスさんと、
村上信五さんが納豆の混ぜ方で、
言い合いになってたのが
面白かったことを…。
納豆練ってからタレを入れるのか、
納豆にタレをかけてから練るのか。
ここで論争になるのも凄いが、
村上さんはさらに納豆をそのまま
ご飯にのせてからかき混ぜるらしく、
これにマツコさんがヒートアップ!
こんな納豆だけで口論になるとは、
人ってやっぱり楽しいと思って見てました。
実は私も納豆のかき混ぜ方に、
こだわりなど持ってませんでした。
ただ親がやってるのを真似てただけです。
日常生活で納豆混ぜてる人に、
遭遇することもなかったし、
一般的な方法など知る由もなく。
この番組を見る前、
私は美食家・北大路魯山人さんの、
納豆の拵え方を情報として知っていました。
だから尚更二人の口論は、ツボでした。
【魯山人味道】という本の中に、
納豆について触れた記述があります。
興味のある方は
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ここでは要約します。
まずは
●そのままで白い糸が出て、
硬くなるまでとにかく混ぜる。
●醤油を数滴ずつ垂らす度に、
練り続け糸がなくなり
ドロドロになるまで混ぜる。
●さらにカラシやネギを入れて混ぜる。
というのが美食家の食べ方のようです。
納豆菌にこだわってるかのようで、
口当たりにこだわってるような…。
私はまずは四の五の言わず、
やってみることにしました。
ひたすら硬くなるまで高速回転。
そして箸が回りにくくなったら、
醤油を少しずつ足しながら高速回転。
手がつりそう…。
そして最後に付属のカラシを入れて、
低速回転…疲れた。
ちょっとひきわり納豆のような見た目。
実食。
……美味しい…かも。
納豆の風味が好きな方は、
かき混ぜることで納豆菌が増えるから、
良いのかもしれません。
でも、これは好みとしか言いようがない。
納豆の種類にも左右されそうだし。
できれば魯山人さんが食べてたのが、
どこのメーカーの納豆か教えてほしかった。
そしてこの時思ったのは、
私はきっと発泡スチロールを、
いくらか食べたであろうという事実。
やるときは…
別の器に移してからお試しあれ。
お疲れ様でした。