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忘れられないおもてなし
結婚してから、人をもてなすということを経験するようになった。実家は来客の少ない家だったから、おもてなしというのはほとんど未経験に近かった。夫に頼りながら料理を作ったり掃除をしたり見よう見まねで準備して、いつも緊張しながら玄関のベルが鳴るのを待った。
振り返ってみると失敗だらけで、作ったことのない料理を出そうとして、思ったよりも調理時間が長くて間に合わなかったりとか、焼きが足らなくて中が生だったとか
洗礼式、それぞれの出会い
「どうやってイエス・キリストを信じるようになったんですか」
助手席に座る有生の質問に、
ノリコさんは前を見ながら、キリスト教を扱うテレビ番組がきっかけだと答えた。
愛知県蒲郡市
この街で二人の人と会う為、有生と私は訪れた。
蒲郡市は、東三河地方に位置していていて、三河湾に面している観光都市だ。
ヨットレースの最高峰、「アメリカスカップ」に出場した日本チームのベースキャンプが置かれていた街と
精神疾患を持つ方のための”居場所”を
先月、オンライン上の対談でチャーリー玉井さんのことを知りました。
チャーリー玉井さんの働きを本当に尊く思い、ここにシェアさせていただきます。
チャーリー玉井さん。
気さくな語り口なのに、一つ一つがとても重みのある言葉。そんな玉井さんは精神障害者のためのグループホームを運営されています。
『精神疾患』
自分には関わりのないことだと思う方もいるかもしれません。
でも日本では、5人に1人がうつ病と
美穂さんのこと(聖書を題材にした絵本を制作)
私の通っていた神学校の一年上の先輩に久保田美穂さんという方がいた。
初めてお会いしたのは、美穂さんが神学校を卒業するという、その卒業式の日だった。その年は学生が美穂さんたった一人で、一人で入場し、代表の挨拶をされていた。よく通るはっきりした声と、飾り気のない率直な言葉が印象的だった。
でも私にとって、美穂さんの忘れられないエピソードは他にある。
神学校の数あるイベントの中で、一週間の合宿があ
ギデオン協会のこと〜心の渇きを癒す言葉〜
日常生活に追われる中、ふっと出来た空白の時間。
何気なくスマホを手に取って、色々なサイトに目を通す。
SNSを見れば、綺麗に整えられた写真に映る物や言葉についつい目を奪われて、時間がいつの間にか過ぎていく。
そんな時、自分が何を求めているのかが全くわからなくなってしまう。
「これがあれば」、「ここに行けば」、「こんな生き方をすれば」
もっと自分が幸せになれるのかもしれないと。
そんな漠然とした思
「好き」という気持ちに自信がなかった
有生の大学生の時の友人で、イヤンギさんという方に会った。
彼はブラジル人で、留学生として日本に来られそのまま日本で就職した。
有生曰く、「カメラ小僧」の彼は、ひょろりとした風貌で、その日もフィルムカメラを肩にぶら下げて現れた。
その日も、江ノ島付近の写真撮影をしていたようだ。
挨拶もそこそこに熱っぽくカメラについて語るイヤンギさんが、フィルムカメラと出会ったのは大学生の時。
先輩がくれたフィルム
「後悔する人を一人でもなくしたい」MORIWAKI video撮影を通して感じたこと
あとどれくらい、両親に会うことができると思いますか?
「MORIWAKI Video」の撮影の最後に、インタビュアーである森脇さんがこのような質問をされた。
私の場合、実家に戻るのは年間でおおよそ一週間ほど。
そして私の父の年齢が65歳で、男性の平均寿命である80歳まで生きられるとしたら、あと15年。
7(日)×15(年)=105(日)
105日、つまり3ヶ月ちょっと。
これが、私が親と