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身体が元気になるための原則

アレルギーとたたかう理学療法士
及川文宏 より


今回は、身体がげんきになる原則についてお伝えします。



構造が『自由に動く』を作る

やっぱりそう思う。


クライアントの身体的な問題を突き詰めていくと
(シンプルに捉えていくほど)

【自由に動かないこと】


が原因だと感じる。


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自由に動かない

 

筋、骨、靱帯、膜、神経、血管、臓器などの身体の中で絡み合う組織がお互いに協調して働くためには、

それぞれの器官が自由に動く可動性

が求められる。

 
 

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構造が自由に動く

【体が元気になるための原則】

(構造と機能の原則)


構造が『自由に動く 』を作る

身体の機能が正常に働くには、身体内の構造(内蔵や脳神経を含む)が

 『自由に動くこと』が必要だ。

一つの器官の位置的な動きだけではなく、器官自体の動き(軟らかさ)も必要


【注意点!】

※意図的に動きを制限していることもある!

人によっては、以下の方法(動きを制限すること)で組織の損傷を予防している場合があるので、その際には、無闇に動かすと悪化する場合があるので注意。

・筋・筋膜などを硬く緊張させる
・関節の動きを狭い範囲に制限する
・呼吸を浅くする

例)皮膚の傷がある時に周りの筋や皮膚の動きを制限することで、皮膚の回復を早めようとしていますよね。


a)動きの制限 → 構造の制限 → 機能の制限

この場合には、迷いなく動きや構造の制限を取り除く介入をするべき!


b)組織の損傷 → 動きの制限 → 構造の制限 → 機能の制限

この場合には、組織の損傷を守るための動きの制限だから、組織の損傷の回復を待つ必要がありますね。具体的な戦略としては、組織の損傷を引き起こさない部位への間接的な介入をしていく。二次的、三次的な問題を最小限に留める介入を行う必要がありますね。



『身体内の器官が協調して働きやすい環境』

をつくる手伝いをすることが自分の介入の方向性と考えている。

痛みやアレルギーなどの症状をもつクライアントに向かい合う時、常にこの原則を念頭において、介入するようにしている。


ちなみに…

この原則は、「こころ」にも適応すると思っている。

この器官の硬さはなかなか取るのが難しい…苦笑


最後まで読んでくださってありがとうございました🍀


アレルギーとたたかう理学療法士
及川文宏
より

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【今後の研修会予定】

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『タッチがもたらす自律神経への影響』

〜最新の知見と実践〜

日時:2024年11月29日(金) 20:00-21:00
場所:zoom(リアルタイム参加/動画視聴)
視聴期間:12月1日〜12月15日までの配信
講師:理学療法士 及川文宏
内容:
・タッチ (触れることやセラピー) と自律神経の繋がりについて
・上記についての最近の論文の紹介
・自律神経の乱れを持つ方に対する触れ方の注意点
・今年の自律神経学会で発表した研究について

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『臨床から見る精神的ストレスと自律神経』

日時:12月26日(木) 20:00~21:30
会場:zoom(リアルタイム参加/アーカイブ)
視聴期間:2024年12月29日~2025年1月15日
講師 理学療法士 及川文宏
内容
・精神的ストレスと自律神経
・運動と精神的ストレスの自律神経反応の違い
・ストレスから身を守るには逃げるが勝ち
・脂肪肝とストレス、脂肪肝の役割
・ストレスを知るための問診
・ストレスのモニタリング
・「考え癖」が自律神経を乱す
・ストレスの対処法(コーピングなど)
・自律神経が乱れやすい人の性格

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(※1つずつの申込も可能)

②-1「血流(血管)と自律神経」

血流と自律神経

②-2「内臓と自律神経」

内臓と自律神経

②-3「睡眠と自律神経」

睡眠と自律神経

動画公開期間:2024年11月20日 〜 2025年1月21日
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