ヒメモンステラの春夏秋冬 上 / 種まき水やりロックンロール その④
この物語は、
植物ビギナーの私が
失敗しながらも、たまーに収穫の喜びに震えるといった
「サクセスストーリー風ひとりごと」となっております。
よろしくどうぞ。
築30年の賃貸マンションで
ちんまり暮らしている私は
モンステラでも小さめサイズの
「ヒメモンステラ」
を、ちんまり育てています。
ヒメモンステラが
我が家へやってきたのは去年の5月16日。
忘れもしない大雨の朝でした。
(配達のひと、本当にありがとう!)
名付けて「姫子」!
実はむか~~し、
南国ムードに憧れて
「モンステラ・デリシオーサ」
(そう、あのでっかいやつ!)
を育てたことがあるのですが、
見事に枯らし……。
なので、今回はちゃんと育てたい。
私は「ヒメモンステラの育て方」を、
模索というか検索しました。
そこで私が出した結論は
「その植物の、野生での環境をイメージして育てる」
その植物のルーツやアイデンティティを
大切にするのが栽培のポイントかと。
たとえばこの「ヒメモンステラ」の場合、
「南国・ジャングル」
のご出身。
気温が高くて、日陰で、湿っている場所
といった感じでしょうか。
なので、夏の間は
室内の直射日光が当たらない場所
(カーテンで薄っすら日陰にする)で、
土がカラカラにならないように
水やりしました。
結果、姫子はどんどん成長!
秋はあっという間に過ぎ去り
(最近、秋が暑すぎていきなり冬になりますよねぇ~)
姫子にとって、初めての冬がはじまるよ!
冬の育て方を模索というか検索した結果によると、
南国ご出身のヒメモンステラ様は、
気温が下がると成長もお休みになられるとのこと。
お休み中、
水のやりすぎによる
「根腐れ」(根っこが腐ってしまう)
が怖いので
水やりは控えめにし、
(その時のお天気と気温を見ながら、
だいたい週1回たっぷりと、といった具合。)
その代わりに葉っぱへ水を霧吹きする
「葉水」
の回数を多めにしました。
(葉水は虫を防ぐ効果もあるそうですYO!)
うまく越冬できるかどうか心配でしたが、
おかげさまで無事、新年を迎えることができました。
◇◆◇
そんなある日のこと。
このころ、ワタクシ、
たまーに
「コスメのお試し記事」を
ウェブマガジンに書かせていただいておりました。
(実は結構コスメ好きです!
コスメの話はまたそのうちに。)
この記事、
文章はもちろんですが
写真も自分で撮っています。
私はいつも、
商品だけだとさびしいかなと思い、
そのとき自宅にある植物やなんかを
一緒に写すようにしていました。
たとえば、
なーんとこちらの記事の写真のグリーンは
姫子なのです!
……悲劇は、これの撮影中に起こりました。
あーでもない こーでもないと
撮影アングルに悩んで植木鉢を動かしていた、
その時!!!
置いていたテーブルが突然倒れ
姫子が植木鉢ごと落下したのです!!!
オーー-マイガッ!!!
つづく
【次回、5月27日(金)更新予定です。】
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