植物栽培、きっかけは更年期だった。下 / 種まき水やりロックンロール その③
(前回のあらすじ)
2020年、新型コロナの世界の下、
私はひとり
更年期障害で苦しんでおりました。
そんなある日、突然の思いつきではじめた
「ローズマリー栽培」。
植物栽培ビギナーの私が失敗を繰り返し、
試行錯誤した結果
ついに、いとしのローズマリーが、
小さな青い花を咲かせたのです!
やっと根付いた!
努力が報われた気がした瞬間。
「泣くがいい!」
泣いたよね。ああ、俺は泣いたさ!
これがきっかけで、調子に乗っちゃって。
ペパーミント、バジル、パクチー、
我が家にどんどん植木鉢が増えていきました。
たまたまなのですが
香りの強いハーブばかりだったので、
これを
「ク菜園」
と名づけることにしました。
そしてク菜園は、
私の平凡な日常に
小さなシアワセを与えてくれました。
ミントはモヒートに
バジルはガパオライスに
パクチーはお粥に
なんか、素敵やん。 ク菜園。
そうこうしているうちに季節はめぐり、秋。
ハーブの最盛期を過ぎ、
2021年のク菜園シーズンは静かに幕を下ろしました。
また来年、お会いしましょう。
◇◆◇
そういえば更年期障害はどうなったのか?
「相変わらず」です。
ナンヤソレー!
ただ、なんとなくですが、
植物栽培をすることによって
「マシ」になった気がしています。
(個人差あります)
最初に調べた結果のとおり、
漢方薬、散歩、深呼吸。
↑ まぁまぁ素直な私は
これらを、密かにつづけていました。
ココロ穏やかに過ごすために。
規則正しい暮らしと、スーハースーハー。
そこへ追加で、
毎朝ベランダに出て
朝日を浴びながら
植物に水やりをするようになったのが、
より一層、効果的だったのかな~? と、思ったり。
(個人差あります)
なので、植物栽培はまだまだ続けたい。
ク菜園はまだまだ終わらないのです!
で も。
植物栽培をしていると、
イライラの原因が増えることも
実は「まぁまぁ」 あります。
たとえば、
芽が出たとか出ないとか
枯れたとか伸びたとか
この虫はどこからやってきたのだ!
などなど。
しかし、
それを乗り越えるために、
毎日せっせとお世話していると
知らず知らず気がまぎれていき、
もともと更年期治療のために始めたわけではなかった
植物栽培が、
思わぬ相乗効果を導いた結果となったのかも?
そんな気がするのです。
そうか、そうなのか。
ありがとう! ク菜園。
※しつこいですが、
個人差がありますので!
もし私と同じような症状でお悩みの方がおられましたら
ご参考までに、
私からは「ふんわりと」お伝えしておきたいと思います。
このお話は、これにておしまい。
【次回、5月23日(月)更新予定です。】
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