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【メンタル必勝法】私にはミスチルと過去の自分がついてる
今日はPMDDっぽい感じで気持ちが塞ぎ、仕事がぜんぜん進まなくて。時間だけが過ぎて、気持ちが焦ってめちゃくちゃしんどかった。
でも何とかやらねばと思い、リフレーミング(ネガティブ→ポジティブに変換)してくれるアプリで「書かなあかんのに書けんくて、しんどい」と吐き出したら「少しずつでもいいのですすめてみましょう」とアドバイスされた。
すこしずつ、という軽やかな響きの言葉にわずかに背中を押され「やるかぁ......」と這うようにパソコンの前に自分を召喚させる。でもやっぱり無理そうなので、最終奥義「ミスチルを大声で歌う」をやることに。
解説:イヤホンでミスチルを音大きめに流しながら、大声で歌う。部屋のなかで手をひらひらさせて舞いながら歌うときもあれば、子窓を開け放って空や山をぼーっと眺めながらのときもある。基本1〜2曲、気持ちが落ち着くまで続けることにしている。
これは自分にとって、儀式みたいなもの。どうしてもできないがどうしてもやらなければいけない、そんなときは最終的にこの方法を試すことが多い。今のところ、成功率99%ほど。
今日は「in the pocket」を大声で歌った。この曲はメロディーも歌詞もほんとうに優しくて大好き。特に2番の〈経験値によって〉から始まる部分は、ここ最近の悩み全般に対して完全に図星をつかれた感じで。涙腺が......。
無邪気で何も知らなかった頃の自分とは、普通はもう二度と会えない。でもこの曲を聴いているあいだは不思議と、昔の自分と今の自分とがまるで手をつないでいるような気がして癒やされる。
怖いんだよな、なにごとも。できることなら、うまくやりたい。でもそれができないから辛い。
そんな自分の気持ちを受け入れることができる。
成功体験って大事だと思うし、いつもそれを再現できたら楽だろうなとは思う。でも、ほんとうに大事なモノは、磨いてきれいにしていく過程で削り取った、下手くそで恥ずかしい個性の塊なのかもしれない。だから、多少下手くそな文章でも、人に届けよう。
そんなことを思いながら、泣きながらミスチルを歌った。
わりとしっかり涙を流したのがよかったみたいで、その後はだいぶ落ち着いて2〜3行書くことができた。おお、2行も書けた!と少しうれしくなったので、つぎはスキマかなと、AmazonMusicのスキマスイッチプレイリストをON。
ミスチルの曲が「今やばいのよ」というときに飲む頭痛薬だとしたら、スキマは慢性的に辛いときに飲む胃薬みたいだなと思う。疲れた胃に、体に、まぁ染みわたる。心がじわーっと、温まってホッとしてくる。個人的にはミスチルでしっかり堕ちてからのスキマでアゲていく、というのが今のところ王道のメンタル回復法かもしれない。
すこしずつでいいと自分に言い聞かせながら、なんとか書いて、書いて、書いて。そうこうしていたら秦基博やスピッツなどいろいろな音楽が流れてきて......気づいたら上機嫌でキーボードを叩いていた。
「それにしても良い曲ばっか流れるな......このプレイリスト作ったん誰?天才なん?」と思ったら、自分だった(笑)。
自分をいちばん救える人って、やっぱり過去の自分なんじゃないかな、と強く思った。
かなりペースは遅くなったけど、こうして今日の仕事の目標を達成できた。文章にすると、妙にドラマティック!笑
そして1400字以上書いている自分に気づく。PMDDのときはライター向いてない、とか思うけれど、書けないというポンコツネタで1400字紡ぐあんたは、残念ながらもう完全にライターだよ......あきらめな(?)、と言ってやりたい。
そしてこういうときに頼れる人がいなくて辛い人がいたら言ってあげたい。大丈夫だよ。過去の自分が救ってくれるから。わたしにはわたしが、あなたにはあなたがついてるからね。