【読書感想文】『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか』
(このnoteは2分で読めます。約1,600文字)
大学3年生の頃、たまたま書店で『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか』という本を見つけました。Googleの人事をやられているピョートルさんの書籍です。仕事をする上でのGoogle内のHow Toが示されています。
『就職活動をする上で、仕事術に関するGoogleの書籍は読んでおかないといけない。』という謎の使命感から、『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか』を購入して読んでみました。
大学3年生当時は、この本を読んでも内容が全く理解できませんでした。書いてあることは分かります。しかし、仕事をした経験がないため、そこに書いてある内容が全くピンとこないのです。例えば、『企画会議にプレゼンはいらない』という章がありますが、そもそも企画会議をしたことがない学生にとって、その内容は理解できるわけがないのです。完全に、本書がターゲットとしている層と違うにも関わらず、当時はこの本を読みました。
社会人5年目になり、改めて読み直してみると色々な発見がありました。『確かにな。』と思うこともあれば『これはさすがに難しくないか?』と思うこともありました。
このnoteでは、ピョートルさんの『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか』についての読書感想を書きます。内容の要約でなく、あくまで私の感想ですのでご了承ください。主観的な感想も多くございますので皆さまの広いお心で読んでいただけますと幸いです。
【総評】
オススメ度:★★★★☆
読みやすさ:★★★★★
【対象とされる読者層】
・ビジネスパーソン全般
・特に仕事を頑張りたい20代
仕事に関するTipsの多くが収録されており、かつ、それらが短めにまとまっているので読みやすい本だと思いました。
✅1、総評
Googleで人事をやられているピョートルさんの初期の書籍です。ピョートルさんの『がんばらない働き方』が一番有名な本ではないかと思います。オリエンタルラジオの中田敦彦さんがYoutube大学で紹介したことで有名になったと思います。
ピョートルさんは多くの書籍を出版されていますが、個人的には初期に出版されたこの『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか』が一番ピョートルさんの伝えたいことが詰まっているような気がして好きです。
✅2、印象に残った内容と感想
直接会うほうが何倍も速い!
一番印象に残っている内容がこの『直接会う方が何倍も速い!』という内容です。メールでやり取りしていると文面上から相手の意図を読み切れないことがあり、かえって効率が落ちるため短い時間を決めてZoomなどのWeb会議ツールを使ってスパッとリアルタイムコミュニケーションを取った方が効率が良いという内容です。
証跡を残した方が良い会話の内容であればメールを選択することがありますが、わざわざ文章をタイピングするぐらいなら口頭で伝えた方が意図が伝わるし、早い場合もあります。何が何でもslack等のチャットで完結されるというのではなく、その時々に応じで電話などのコミュニケーションツールを使っても良いなと思いました。
特に、文章力がない方とコミュニケーションをとる場合は、チャットでのコミュニケーションをすることによってかえって事態が複雑化することもあります。チャットに書いてある内容を確認するためにさらにチャットを書いて、という非効率な方法を取るよりは、リアルタイムコミュニケーションを選択した方が良いと思いました。
✅3、書籍紹介
※冒頭部分に記載した内容を再掲します。
【総評】
オススメ度:★★★★☆
読みやすさ:★★★★★
【対象とされる読者層】
・ビジネスパーソン全般
・特に仕事を頑張りたい20代
仕事に関するTipsの多くが収録されており、かつ、それらが短めにまとまっているので読みやすい本だと思いました。
過去の読書感想文はマガジンでまとめております。ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。