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《 アロマ 》 やってみた

アロマテラピーとは

精油を使った民間療法です。嗅覚を刺激する方法や、直接皮膚に塗る方法もあります。香りによって効能は異なりますが、心身の健康、美容、リラックス効果が期待できるようです。
私の場合は、夜間鬱がひどかったこともあり、安眠効果リラックス効果を期待してトライしてみました。


やったこと

ほのかなアロマオイルが難しかった

アロマテラピーと聞いて、パッと思いついたのがオイルでした。早速ネットで5本ほど精油の小瓶を購入しました。特に好きな香りが分からなかったため、初心者向けのセットで購入したと思います。
アロマオイルと表記されていても、実際は精油とそれ以外の二種類あるそうで、安く売られていたり、ミスト化されているものは、精油と何かが混ざっていたり、香料を使った商品になります。ただし、効能が期待できるものは精油アロマのみらしく、とりあえずやってみようの精神で数ヶ月使ってみました。

精油アロマオイルは取り扱いに注意が必要だったり、使用期限があったり、容器がベタベタしてしまったり、色々嗅ぎまくって頭痛がしたり、まあまあ大変でした。初心者がいきなり5本も購入するもんでないと思いました。笑

そして、色々な使い方があるようですが、私は強い匂いは得意ではないため、ひっそりと寝る前にティッシュに数滴垂らし、ベッドサイドにに置きました。
「ほのかの香る程度が良い」とのことだったのですが、初心者にはその「ほのか」の感覚が分からず、さらに精油によって香りの広がり方や残り方も変わってしまうため、ひたすら苦戦。
驚いたのは、一晩その部屋で眠っていると鼻が香りに慣れてしまい、まったく香りを認識できないことです。おそらく「よく分からないけど、なんか匂うかも?」くらいが「ほのか」と言うものなのかな?と学びました。

残念ながら、安眠効果のあるラベンダーの香りが私はあまり得意ではないようで、効果は感じられず…。唯一好みだった柑橘系の香りは、安眠というよりも目覚め向きかなと。
いい香りを見つけられたと言う意味ではとてもいい経験でしたが、アロマオイルを生活に取り入れるのは難しそうだなと思いました。

ゆらぎのキャンドル

精油を使われている商品はたくさんあります。
精油の扱いが下手だった私には、精油100%ではない商品もはいいのかも知れないと思い、調べてみました。
その中でも代表的なアロマキャンドル。本格的なものは効果で気軽に手を出しにくかったのですが、安価なものもあり何度が挑戦してみたところ、これまた扱いが大変でした。まず火を使うことで準備や始末に手こずりました。火は綺麗ですし、メンタルにも心地良かったのですが、気軽に楽しむのは、私の性格的にも我が家の構造的にも難しかったです。余裕のある日など、たまにならいいかなと思います。

身に纏う香水

精油にこだわらずに「いい香り」を身に纏おう!という考え方に変え、香水を調べてみることにしました。
身近に香水をしている大人がいない環境で育ったため、初めて香水を買ったのは20代前半で、オードトワレという香りの持続性が3、4時間の物でデビューしました。10mlほどの小瓶ですが、貧乏性なのか未だに残っています。
久しぶりに香ってみたところ、嫌いではないが特別好みでもないという感想でした。嗅覚の好みは変わるのだなと、その日の気分で香水を変える人の気持ちがよくわかりました。

最近ではネットでサンプルを購入したりして、アロマよりも気軽に楽しめているので、私にはこちらの方が向いているのかも知れません。
今後は香水のサブスクも視野に入れ、ゆるく楽しめたらいいなと思います。香害言う言葉があるくらいですし「ほのかに」をマスターせねばですね。

コーヒーと檜

色々考えすぎていましたが、「好きな匂い」と言うシンプルなことでいいのだなと思えるようになりました。
改めて考えてみると、私はコーヒーの味は苦手でも香りが好きで、朝嗅ぎたい香りNo. 1です。洗濯物を取り込んだ時の香り、ボディソープの香り、夕飯の香り…一瞬気持ちが緩む香りって誰にでもあるのだと思います。
私は、コーヒーと檜です。こういった「好きな匂い」に集中するだけで、リラックス効果を感じることができましたし、案外シンプルなゴールでした。


感想

心地のいい香りを見つけるという作業は、難しくもありましたが、とても楽しかったです。
私は、精油やアロマにこだわらなくてもいいのかなと思っています。本格的に取り入れることができたり、プロにお任せできるのなら、また関わってみたいと思っていますが、とりあえず私は現状で充分です。

今まで疎遠だった香りについて知れたこと、自分の好みがわかったこと、いい匂いに囲まれると気分はいい!としっかりと実感できたこと、満足でした。


まとめ

安眠と言う意味での効能はあまり実感できませんでした。
ただ、こう言うものはゆっくりと体に馴染んでいくものだとも感じたので、ゆったりとした気持ちで好きな香りに向き合うだけで、リラックス効果はあったと思っています。

デメリット

好きな香りを見つけるまで時間がかかる
望んでいる効能と好みにずれが生じる場合もある
副反応もある
必ずしも効能通りとはならない
色々揃えるとコストがかかる

メリット

精神的なスイッチの切り替えに香りはとても効果的
五感の一つが満足することで気持ちも満足する

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K
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