漢字が読めない!!
こんにちは!
いつもご覧いただきありがとうございます。
大阪府枚方市、ひらパーの近くにある個性ある子の個別指導塾フォレスト個別指導塾枚方校の西川です。
(発達障害、学習障害、不登校、グレーゾーンの児童生徒さんも大歓迎です!
漢字が読めない!!
についてわかりやすく解説していきますね!
・漢字の読み方がなかなか覚えられない
・訓読みと音読みが読み分けれない
など隠れLDタイプは漢字を読むのが苦手な子も多いですよね。
漢字が読めないのには色々な原因がありますが言語性ワーキングメモリと言って言葉や数などの音声情報を覚えておきながら処理する脳の働きが弱いことが大きく関係しています。
漢字は同じ文字でも
大きな山がある(おおきな)
特大サイズのカレー(だい)
のように文脈に応じて読みを区分する必要がありますよね。
ところが言語性ワーキングメモリが弱いと
・文字を認識する
・文字の情報を理解する
ここでつまずいてしまうために音読みと訓読みを読み分けるのが難しくなってしまうんです。
ではどうすればいいのか?
音読み訓読みの区別が苦手な子には
・漢字を読みあげながら書かせる
・イラストを使う
など音声情報を覚えやすくする工夫が一般的です。
しかしながら繰り返し行うことで練習した文字が読めるようになったとしても、根本的に言語性ワーキングメモリを伸ばすことにはなかなか繋がりません。
言語性ワーキングメモリとは簡単にいうと言葉を理解して行動に移せる力です。
そして脳は聞く話す力→読み書きの力この順番で発達をしていきます。
つまり漢字の読み練習にこだわるよりも保護者さんとのコミュニケーションで聞く→理解する→行動する
まずはここをしっかり育てていけば結果的に学習のつまずきも解消していく、ということなんです。
では何から始めるといいか?
言語性ワーキングメモリを伸ばすファーストステップは普段の会話の中で情報を詰め込みすぎないようにすること。
基本的なことに感じるかもしれませんが
・褒める時はシンプルに褒める
(〇〇できたんだね!など何がよかったのかを具体的に伝えることで記憶に入りやすくなります)
・指示だしをするときは1つだけにする
(やってほしいことを1つだけ!欲張らないように笑)
こんな風に声かけの引き算をすることはワーキングメモリが弱い子には
特に大事なんです。
ワーキングメモリが弱い子は私たち大人が思っている以上に
受け取れる情報が少なく、すぐに頭の中がいっぱいになってしまいます。
だからこそまずは保護者さんは声かけの引き算をすることで上手にお子さんの脳を動かしていく!
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