ネガティブワードって自分を追いつめちゃうよね
言葉をほんのちょっと変えるだけで
気持ちってだいぶラクになるんじゃないかなと
思った。
例えば、「逃げ」とか「やめる」
もし友だちや職場の人が追いつめられていたら
こう言うと思う。
でも、本人からしたら
そんなのわかっているって話であって、
じゃあ、なんでやめないの?
逃げないの?ってなると、
その先を見据えているからじゃないかなと
思った。
すぐに働けるのか?
見つかるのか?
その間ちゃんと生活できるのか?
など、働いていたら遭遇しないであろう
不安に襲われる。
もしまだ気力がある段階でこの不安が襲ってきたら耐えられると思う。
(目をそらすってやつです)
または、転職するために行動に移せる。
でも、心が限界に近づくと
現状維持でいっぱいいっぱい。
やめる覚悟も、やめると伝えることも
次の日から仕事に行かないことも考えられない
から行動に移せない。
なんて、10秒でやめれるわけじゃない。
もう0に近いエネルギー状態でできるのは
自分の仕事を終わらせることだけ。
その背景には、周りに迷惑をかけたくない。
負担がかかる。
自分よりも周りを気にしてしまう
そんな気持ちが絡んでいるからだと思うけど、
本音を言えば、
休むことで陰口を叩かれたり、回された仕事のことで文句を言われるのが怖いという気持ちが隠れているから。
ただ、心を壊した私から言えば
そのまま続けても救われることはないよである。
回復するのに1週間とか2週間レベルじゃない。
5年以上予期不安と共に生きているけど
まだ治っていない。
起こる回数は減ったものの
いまだに夜中や仕事中に襲われることもあるし。
昔通院していたとき、先生から
「治ってももう起こらないとは言い切れない」
と言われたことがあった。
閉じ込められるのが怖くて電車やバスに乗れない。結果、思い出づくりは限られた。
なにより、
長時間働くことができなくなってしまった。
(補助やらの申請したいけど、申請しても通る基準には達していないらしいし…)
唯一救いと呼べるものがあるなら
自分の人生と向き合うようになったこと。
そして、この活動に行き着いたこと。
こうして皆さんと出会えたこと。
なにより、
自己否定の塊+依存気質の自分に
内省する力、自分の感情を文章にする力を
くださった方と出会えたこと。
このたくさんの出会いが救いであり
宝物になった。
話がだいぶそれてしまったけど、
この「逃げる」とか「やめる」の言葉、
なるべく使わない方がいいのではと思う。
周りにも。自分にも。
ネガティブワードだし
自分はダメなことをしているって
追い詰めてしまうから。
そうならないように、
「逃げる」や「やめる」の言葉を
こんな風に変換して伝えたらいいのではないだろうか。
ポジティブな言葉で背中を押す。
ネガティブだとどうしても抵抗感がある。
でも、ポジティブだと自分の中に入ってきやすいから、かける言葉はポジティブやプラスになる
言葉がいいと思った。
その他にも、
ただ、これらの言葉は
限界が近いと効果がほぼない場合がある。
考えたり決断するエネルギーがないから。
だから、
まだ大丈夫って笑っているときに
伝えるのがいいのかもしれない。
でも、これもこれで、
このまま行ったらどうなるかという危機感を持ちづらい状態だから、効果がある人とない人で
パックリわかれると思う。
逆にハッキリと伝えて
相手に現状を気づかせるって手もある。
どちらにしても
ネガティブな言葉は、
言っている本人が一番影響を受けるし、
それを聞いている側の状況次第ではいい気がしないのはたしかかなと。
体調が悪い同僚に、
「私どうせ仕事できない人間なんだ…やめたい…」
なんて言ったら、
ネガティブエネルギーでもっと体調を悪くさせてしまう。
ついつい使ってしまうネガティブワード。
1つずつ減らして
ポジティブに変換していったら、
きっと今より、
息が吸いやすくなるんじゃないかな。
絶対に使っちゃいけないって自分を縛るのではなく、
「癖づいてるな」
と気づくきっかけにして
自分の心に入ってきやすい言葉に変換していくとか。
相手にかけるときも
ネガティブ言葉を使ったら、ポジティブ言葉に
切り替えるとか。
ネガティブは悪いことではないけど
エネルギーが強いことを忘れずに扱っていけたら
今みている世界があたたかくなるのではと思った。