一日一食がもたらす効果
6月も半分を過ぎました。少しずつ生活が戻ってきている人も多くなってきているように思います。6月からの仕事再開まで約2ヶ月間怠惰な生活を送り、腹回りがダボついてきたので意図的に週に3回ほど、食事を一日一食にしています。
怠惰な生活がもたらすもの
〇運動量の激減
これまで週に6、7日稼働していたが、自粛期間の私は週に3回ほど、それも実質的な総運動量は1/3ほどに減っていたので一日の総消費カロリーとして1週間でならすとリアルに700~800kcalくらいではないだろうか。
また筋トレも一回30分にも満たないが週に3回は少なくとも行っていた。
〇消費量の増加
一方で食べる量はそれまでとたいして変わらず、酒を毎日飲むようになってしまった。もともとここ半年くらいは昼夜の2食だったけど、1食あたり米1合は毎回摂っていた。
実のところ、この2ヶ月間で体重増はたかだか1kg程度だった。
しかし、明らかにボディラインは丸みを帯び、胃下垂の私は腹の出っ張りが気になるようになった。
またそれまで自転車移動も多かったため心肺機能の低下と酒に走るメンタルへの悪影響もあったと思う。
これが2ヶ月で済んだが仮に1年過ごしたら肉体と精神に及ぶ影響は他者から目に見えてわかることだろう。
1日1食のメリット
メンタルを気にすることはほとんどなかったが、身体のだぼつきをいい加減に取り戻していかなければと思い、リーンゲインズダイエットが思い浮かんだ。わかりやすい記事を引用させていただきました。
リーンゲインズを簡単に説明すると、決められた8時間の中に一日の食事を収めることで筋肉量の減少を防ぎ、体脂肪のみを落とすことができるという画期的な方法である。
これまで多くのトレーニング指導を行ってきた僕の感覚的にも、やせ型の人には”食べ続ける”ということがなく、一度の量は多いが空腹に耐えられるし、自然と食事の感覚が空いてしまっているというケースがある。
個人的にも、動き回っていたら食事を摂る時間がとれず、その時には”腹減った”と思うことさえなく当たり前にご飯が食べれなかった。
ポイントは食事の感覚を空け、空腹時間を増やすこと。
それによって食欲抑制ホルモンであるレプチンと食欲増進ホルモン:グレリンなどのバランスが調節され、一度の食事量が増えることから食欲に悩まされにくくなっていく。
要は食欲のコントロールだ。
個人的には、身体を大きくしようとエネルギー摂取も筋トレもガンガン行って腹が出るよりも、トレーニングを淡々と継続しながら日々太り過ぎないようにしていくことが短期的、中長期的に見てもメリットがあると考えている。
6月に入り、週に3回ほど食事を一日一食にしてきて、仕事が戻って動く量も戻ったが、明らかに腹がへこんだ。
そして食後にありがちな、血糖値の乱高下による眠気もなく、高い集中力を維持しやすくなる実感がある。
リーンゲインズダイエットをストリクトに行うのは大変だから、そのポイントをおさえて、自分用に転用した。一日1食のみだと全体的なカロリー摂取が少なくなりがちだが、この際にタンパク質量も大事だけど、野菜の摂取量がどうしても少なくなりがちだからこそ、免疫を落とさないためにも意識して大量の野菜を摂るように心がけたい。