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【読書記録】ラブという薬

こんにちは。先日、長らく連絡をとっていなかった中学の同級生から結婚報告を受けた薄給OLです。
苦手な子だし、嫌な思い出もあるのでOL的にはトラウマを呼び起こされたような、もやもやした気持ちに。
薄給OLが悩み停滞している間に、苦手だったあの子が幸せを掴み、人生を進めているのは面白くない。
地球って、世の中って不平等、、、でもないか。
その子も幸せ掴むまでに色々合ったでしょうし。
常に幸せなわけではないでしょうし。
面白くないというのは卑屈な精神ですが、でも、OLの正直な気持ちなのです…。

さて、暗い話はここまでにして。
新コーナー【読書記録】を始めます。

OLは活字中毒のため、いつも何かしらの文字を読んでいます。
いつもは読んで、ぼんやりと何かを思って、それで終わりなのですが、せっかくノートを始めたので、ぼんやりと思った何かを言葉にできたらなと思います。
言葉にするって難しい。そもそも自分が今何を思って考えているのかを理解するのが難しい。
多分上手くできないけど、一応始めてみます。

今回読んだのが、いとうせいこうと星野概念の「ラブという薬」
精神科医の星野概念といとうせいこうの対談形式で進んでいきます。
この本を選んだ理由としては、OLが鬱や精神病、カウンセリングに興味があるから。

OLは悩みの渦によくのまれますが、鬱ではありません。(軽度の鬱だった時期はあるかもだけど)
ただ、生き辛さのようなうっすらとした絶望を常に感じていて、いつかカウンセリングを受けてみたいというのがあります。

別に自分以外が何も考えていなくて、何にも悩んでいなくて、自信に満ち溢れているとは思っていない。けどなんとなく自分と自分以外は考え方が違う気がする。わかってもらえない君がする。浮いている気がする。

なんでそんなことが言えるんだろう
なんでそんな自信をもっていれるんだろう
自分なら言えないし、そんな自信持てない。仮に私が貴方に生まれても、そんな自信なんて持てない(ごめんなさい)

と、他人に対して思うのです。

OLの自信のなさや、悩みやすさは過去の経験(いじめや親との関係)によるものだと解釈しています。
ここまでは自力で辿り着いたが、ここから先どうすればいいのかわからない。
カウンセリングでも受ければ、このうっすらとした絶望感から解放されるんだろうか。
それとも、飼い慣らせるようになるんだろうか。

この本を読んだからといって、OLの悩みが解決したわけではありません。
当たり前に、人の対談を読んだだけで、自分や自分の過去と向き合ったわけではないから。
でも、悪意がない、考えて考えた人の紡ぐ言葉たちには安心感があります。
本の後半に、「すぐ言葉にしなくてもいい。むしろしなくていい。心の内にしまっておくことで発酵するから」という文章があります。

そうだよね!
悩んで悩んで発酵しちゃったことが、むしろプラスになることもある。

何にも前進してないけど、もしかしたらこの本の一文が知らず知らずのうちに発酵して、未来の私の役に立つかも。
愛に触れた1冊でした。

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