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書き手とコミュニケーションがとれるという現代人の特権
2024年11月2日(土)朝の6:00になりました。
風邪ってこんなに長かったっけ、風邪ってこんなにしんどかったっけ。
どうも、高倉大希です。
書き手と、コミュニケーションがとれる。
これは、現代人の特権です。
100%ではありませんが、コメントをすれば返信がきます。
職業として書いているような人とも、SNSで繋がることが可能です。
一方的に受け取るしかなかった文章に、自ら関与することができるわけです。
当たり前のようでいて、じつは結構すごいことです。
本当に僕が感動するのはだね、全部読み終わったときに、それを書いた作者が親友で、電話をかけたいときにはいつでもかけられるようだったらいいな、と、そんな気持ちを起こさせるような本だ。
漱石の家に、門下生が集まる。
そんな描写を目にするたびに、うらやましいなと思っていました。
ところが現代は、わざわざ足を運ぶまでもなく繋がりがつくれます。
書き手が、極めて近しい距離に存在してくれているのです。
もしかしたらこれによって、失われてしまったものもあるのかもしれません。
トレードオフで進んでいくのが、時代の変化というものです。
そこまで分かっているなら、編集者を見つけましょう。簡単じゃないですか。本のあとがきとか奥付に、編集者の名前が印刷されてますよね。自分の好きな本を選んでその編集者に気に入られたらいんですよ。
note のおもしろいところも、まさにこれです。
すぐに、書き手とコミュニケーションをとることができてしまいます。
この文章を書いた人と、いちど話がしてみたい。
そんな夢を、わりと簡単に叶えることができるのです。
くり返しになりますが、なかなかにすごいことです。
かつての書き手は、話すことなど絶対にできない遠い遠い存在でした。
現代は古典を読むには最高の時代です。だって、歴史上でもっとも古典の数が多いのが現代なんですから。人類には優秀な人がたくさんいて、自らの考えを本に残しています。現代を生きる僕たちはそれを読めるんです。これって、すごいことだと思いませんか?
当然、すでに亡くなった書き手とは話すことができません。
同じ時代を生きているからこそ、実現可能なコミュニケーションです。
せっかく、読んでくださっているのなら。
ぜひとも共にに、話しましょう。
書き手と、コミュニケーションがとれる。
これは、現代人の特権です。
毎朝6時に更新します。読みましょう。 https://t.co/rAu7K1rUO8
— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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