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熱を頼りに始めたことは、熱が原因で終わりを迎える
2024年10月21日(月)朝の6:00になりました。
言ったでしょ、わたしは常に用意周到なの。
どうも、高倉大希です。
新しいことを始めるときは、スタートダッシュを切らないように気をつけます。
体力が保たないことなど、自明の理だからです。
それにも関わらず、わたしたちはスタートダッシュを好みます。
盛り上がる感情に、簡単に身を委ねてしまうわけです。
だから、スタートダッシュを切るぞと意気込んではなりません。
むしろ、スタートダッシュを切らないようにと努めることが大切です。
さまざまな学校を視察・見学させていただく経験から一ついえるのは、よい実践をしている学校はおしなべてスタートが緩やかである。
高校デビューや大学デビューと呼ばれる現象も、まさにこのパターンです。
環境の変化に高揚し、スタートダッシュを切りたくなってしまいます。
ところが、そこからはじまる生活は年単位で続きます。
体力が保たないことなど、火を見るよりも明らかです。
たしかに、ほんのすこしの勇気は必要なのかもしれません。
ポイントは、「ほんのすこし」というところです。
人はわからないってことに恐怖を覚え、その恐怖を取り除きたくなります。でも仕事の本当の《評価》なんて時間が経たないと分かりません。人からなんと言われようと、継続していくことが重要です。
熱を頼りに始めたことは、熱が原因で終わります。
冷めゆく熱に焦りを感じて、ドーピングを重ねるしかなくなります。
入口の熱なんて、ほんのすこしで構いません。
ほんのすこしの熱を、大切に育んでいけばよいのです。
熱そのものに、夢中になるのではなく。
熱を育んでいくことに、夢中になれたらよいのになと思います。
「店の外に灰皿あるじゃん。彼さ、誰に言われたわけでもないのに、毎日掃除してんだよ」と彼女。「彼のこと好きになった自分のことが、ひさびさに好きだった」と彼女は笑った。
毎朝投稿をはじめて、今日でちょうど660日が経過しました。
1本目を投稿するときも、スタートダッシュを切らないように気をつけました。
サムネイルは選ばないと、決めました。
他者の言葉を遠慮なく借りると、決めました。
熱を頼りに始めなかったおかげで、熱が原因で終わることもなさそうです。
スタートダッシュを切るのは、短距離走を覚悟したときだけです。
毎朝6時に更新します。読みましょう。 https://t.co/rAu7K1rUO8
— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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