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なんか最後は根性ってのが本当らしいぜ
2024年12月18日(水)朝の6:00になりました。
自分で設定したけれど、自己紹介って難しい。
どうも、高倉大希です。
根性に、頼らない。
20代の半ばに、決めたことのひとつです。
根性に頼り続ける限り、考えることを怠ってしまうと思ったからです。
逆にそれまでは、根性に頼って暮らしていました。
終わらなければ残業をすればいい、間に合わなければ睡眠時間を削ればいい。
そう、思っていたわけです。
フラフラになるまで仕事をしても、自己満足にすぎない。(中略)バリューのある仕事をし続け、その質を保てるのであれば「仕事に手を抜く」こともまったく問題ではない。人に聞けば済むことはそうすればよいし、今よりも簡単な方法でできるのであれば、そうするべきだ。
根性には、持続性がありません。
当然のことながら、再現性もありません。
たとえ自分が、根性でどうにかできたとしても。
あとに続く後輩は、困り果ててしまいます。
根性に頼ってきた先輩は、後輩にも根性を求めます。
根性以外の解決方法を知らないので、そうするしかないのです。
新しいことを考えるのは好きなんだけど、それと同時に、いつもどこかで努力しないことを考えてる。(中略)みんなが努力しているけれども、ぼくは、できれば努力したくない。努力しないで成功した人は、いっぱいいます。
根性に頼らないというだけで、根性が必要ないと言っているわけではありません。
根性なんて、あるに越したことはないはずです。
なんか、最後は根性ってのが本当らしいぜ。
KREVAさんの『Expert』という曲の一節です。
言葉を駆使して、あそこまで上り詰めた人が言うからこそ響きます。
きっと重要なのは、「最後は」というところです。
寛容になるためには、思い通りにいかないことを受け入れたうえで、少しずつ状況を変えていくしかありません。そらには自分だって変わらなきゃいけない。そうやって人間は「努力・辛抱・根性」の方法を学んでいくのです。
根性に、頼らない。
でも、なんか最後は根性ってのが本当らしいぜ。
矛盾しているようにも見えますが、これらのふたつは同時に成立します。
むしろ根性に頼らないからこそ、最後は根性らしいぜと言うことができます。
自分にしかできないことなんて、体調と共に停止して寿命と共に失われます。
根性の出番は、最後の最後です。
毎朝6時に更新します。読みましょう。 https://t.co/rAu7K1rUO8
— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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