舗装された道を通って行けるところなんて地球上のほんのわずかなんだろうな
2024年11月11日(月)朝の6:00になりました。
絵に描いたような不幸中の幸いを経験しました。運がいいのやらわるいのやら。
どうも、高倉大希です。
自分で道を選んでいるようで、じつは道に誘われているだけなのではないか。
車を運転していると、いつもこう思います。
地方に移住して、道以外の面積の方が広いということをありありと痛感しました。
車で行ける場所よりも車では行けない場所の方が、遥かに多いというわけです。
車を運転していると、まるでどこにでも行けるような気になります。
ところが車で行けるところなんて、せいぜい道があるところくらいなのです。
先日、『SONG OF EARTH』という映画を観に行ってきました。
『PERFECT DAYS』のヴィム・ヴェンダースさんが製作総指揮を務めています。
「私たちの初恋の相手は自然でした」
そんなひとことからはじまる、老夫婦のドキュメンタリー作品です。
言葉は、可能な限り少なく。
雄大な自然を通して、ふたりの関係を描きます。
舗装された道を通って行けるところなんて、地球上のほんのわずかなんだろうな。
上映が終わったときに真っ先に感じたことが、今日の note のタイトルです。
道がないところの方が、明らかに広いはずなのに。
気がつけば、道の上がすべてになってしまいます。
自分で道を選んでいるようで、じつは道に誘われているだけなのではないか。
車を運転していると、いつもこう思います。
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