O.F.F大西釣具工房

千葉県市川市で船釣り用のロッドを企画・製作している工房です。 カワハギ、マルイカ、湾フグ、ライトアジ等、大手メーカーには無い独自の視点で、『楽しさ』の本質に迫るロッドを作っています。 HP : https://onishifishingfactory.com/

O.F.F大西釣具工房

千葉県市川市で船釣り用のロッドを企画・製作している工房です。 カワハギ、マルイカ、湾フグ、ライトアジ等、大手メーカーには無い独自の視点で、『楽しさ』の本質に迫るロッドを作っています。 HP : https://onishifishingfactory.com/

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    究極の手感度『擦過シグナル』に特化!! カワハギ斬-ZAN!!-TypeHH 175cm

    斬-ZAN!!-ブランドの名の由来となった、研ぎ澄まされた手感度、強力な『擦過シグナル』の察知能力を誇る極先調子の高硬度カーボンソリッドトップによるカワハギロッドです。 商品詳細 ・全長 175cm ・仕舞寸法 148cm ・平均自重 約92g ・カーボンソリッド穂先(脱着式) ・硬調 極先調子 ・価格 50,000円  (税込み 55,000円) ・受注生産品 一本づつ手作りしておりますので、ご注文から2~3週間程度製作時間をいただくことがあります。 【関連商品】 カワハギ斬-ZAN!!-TypeMH https://onishi1091.thebase.in/items/73406560 カワハギ斬-ZAN!!-TypeM https://onishi1091.thebase.in/items/54979216 ※高硬度カーボンソリッドトップは巻き込みはもちろん、穂先絡み、竿を立てた状態で強い負荷を掛けると簡単に破損します。取り扱いには十分お気を付けください。 ※※※重要※※※ TypeHHは高硬度カーボンソリッドを極先調子に仕上げていますので、正しい取り扱いが必須となります。(間違った取り扱い方では簡単に折れます) 高硬度カーボンソリッドトップの入門者の方には、まずは比較的取り扱い易いTypeMHから入って正しい扱い方を覚えることをお勧めしています。 TypeMH : https://onishi1091.thebase.in/items/73406560 ※安全な取り込み、取り扱い方法等は同封する取り扱い説明書に記載しておりますので必ずお読みください。 また、ご購入の際にお尋ねくだされば詳しくお伝えいたします。当工房のブログ、Youtube動画でも破損を防ぐための取り扱い方法について詳しく記載しておりますのでご参考ください。 参考 : https://onishifishingfactory.com/not_to_break/ 参考  : https://onishifishingfactory.com/fourrules_of_carbonsolidtip/ 参考 : 【カワハギ釣り】穂先折れ回避術!!ロッド破損を劇的に減らす四つの方法とは?? https://youtu.be/JOFeO17Ok2Y ★感度についての考察 現在カワハギ釣りでは、アタリ感度について「手感度」と「目感度」の2つに分類して語られています。 しかし、アタリの出方はロッドの調子や材質、性能に大きく左右されるのは言うまでもありません。 従って、アングラーは、それぞれが使い慣れたロッドがもたらすシグナルの中で感度の表現をしており、これらに明確な基準はありません。 つまり、一言で「手感度」「目感度」と言っても、それ自体が非常に曖昧で、感覚的なものなのです。 ★カワハギ斬 -ZAN!!- TypeHH が目指したもの カワハギ斬 -ZAN!!- TypeHHが目指したのは、厳選した高反発のカーボンブランクスと高硬度カーボンソリッドトップに、計算しつくした調子、ガイド配置がもたらす圧倒的な手感度。 そしてこの強力な手感度により、「カサカサ」「カリカリ」等、穂先が一切動かずに表れる擦れるようなカワハギ特有のシグナル=『擦過シグナル』を非常に明瞭に伝達することが可能となります。 「目感度」がテンションを緩めにしたラインを伝わる波動の大きな揺れだとすると、「手感度」はしっかりと張ったラインを通して伝わる音。 言うなれば、糸電話の要領でラインから穂先、ブランクスへと伝達されて手元に伝わるカワハギが針を噛んだ擦過音であり、カワハギの密度がある程度高いエリアでは頻繁に表れるシグナルです。 これを捉えて掛けていくことができれば、早い勝負をかけるのに非常に有利。 またこの『擦過シグナル』はカワハギ以外の魚からは発せられないものです。 つまり、擦過シグナルを察知できれば魚種を釣り分けるのは非常に容易になります。 カワハギ斬-ZAN!!-TypeHHは、このシグナルの発生をなるべく早い段階から捉えたい、と言う私の願望を体現する為に開発した、完全手感度特化モデルになります。 ★カワハギ斬-ZAN!!-TypeHHの優位性 ある程度の密度で群れているカワハギは餌を見つけると奪い合うようにしつこく追いかけ、やがて完食してしまいます。 仮にカワハギが餌を取り始めたタイミングを0、完食したタイミングを10とした場合、この0地点から擦過シグナルを感じ取ることができれば、カワハギとの勝負の時間をより長く取ることができて優位に立てるはず、と言うのが開発のコンセプトでした。 しかし、開発当初は擦過シグナルだけを追い求めて穂先の先端まで一切曲がらない棒のような調子のロッドを作成し失敗。 確かに感度は上がりましたが、カワハギを掛ける為の穂先のタメが無く、とても釣りが難しくなってしまったのです。 そこからは、穂先だけではなく、ブランクス側の工夫により穂先のタメはしっかりと残して掛けやすいまま感度を劇的に向上させることが出来ました。 そして、このコンセプトが見事に体現された斬-ZAN!!-TypeHHの完成により、特に盛期(竹岡沖で言えば9月中旬から12月中旬に顕著)の密度の高い早いカワハギ相手に圧倒的優位に立つことが可能となり「擦過シグナルを感じることなく餌を完食される」と言う事がほとんどなくなりました。 とは言え、擦過シグナルによる釣り方がどんな状況にも適した万能な釣法と言うわけではありません。 特に魚の密度が低い非常にスローな状況では、擦過シグナルはあまり発生しなくなります。 例えば真冬の低水温時、東京湾の竹岡沖で言えば例年12月中旬以降から2月末辺りまでの低水温期には手感度釣りが成立しづらくなり、穂先から穂持ちのタメが効く中硬調子 ~ 軟調子の竿を使用して繊細な動きで掛けていく「誘い掛け」や、仕掛けを止めてラインテンションを緩めた状態で穂先に現れる変化を取っていく「目感度」の釣りが優位になります。 この状況に対応す為に開発したのがその他のラインナップ、TypeMHとTypeM。 TypeMH : https://onishi1091.thebase.in/items/73406560 TypeM : https://onishi1091.thebase.in/items/54979216 要は使い分けということですね。 これこそがパターン変化の激しいカワハギ釣りの醍醐味と言えるでしょう。
    55,000円
    O.F.F 大西釣具工房
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    誘い掛けと目感度!!カワハギ斬-ZAN!!-TypeM 180cm

    「誘い掛け」をしやすくするために穂持ち部分を柔軟、且つトルクフルに仕上げているので、硬調ロッドでは行い難い激しいタタキなどのアクションをサポート。 また、ミチイトの揺れを見える化してくれるように、細身に削り込んだ穂先を搭載し「目感度」の釣りに対応します。 ガイドラッピングの基本カラーは、シルクスレッドによる透過性のある赤で、和竿にも通じる高級感を演出しています。 商品詳細 ・全長 180cm ・仕舞寸法 148cm ・平均自重 約78g ・カーボンソリッド穂先(脱着式) ・価格 50,000円(税別) ・受注生産品 一本づつ手作りしておりますので、ご注文から2~3週間程度製作時間をいただくことがあります。 【関連商品】 カワハギ斬-ZAN!!-TypeHH https://onishi1091.thebase.in/items/42391958 カワハギ斬-ZAN!!-TypeMH https://onishi1091.thebase.in/items/73406560 ※高硬度カーボンソリッドトップは巻き込みはもちろん、穂先絡み、竿を立てた状態で強い負荷を掛けると簡単に破損します。取り扱いには十分お気を付けください。 ※ 安全な取り込み、取り扱い方法等は同封する取り扱い説明書に記載しておりますので必ずお読みください。 ご購入の際にお尋ねくだされば詳しくお伝えいたします。また、当工房のブログ、Youtube動画でも破損を防ぐための取り扱い方法について詳しく記載しておりますのでご参考ください。 参考 : https://onishifishingfactory.com/not_to_break/ 参考 : https://onishifishingfactory.com/fourrules_of_carbonsolidtip/ 参考 : 【カワハギ釣り】穂先折れ回避術!!ロッド破損を劇的に減らす四つの方法とは?? https://youtu.be/JOFeO17Ok2Y ★カワハギ釣りのスリーメソッドに対応するためのラインナップ 当工房では、カワハギ釣りを大きく「手感度の釣り」「目感度の釣り」「誘い掛けの釣り」と、3つのメソッドに分けて組み立てる『スリーメソッド』を提唱しています。 先に発売しているカワハギ斬-ZAN!!-TypeHHは、他に類を見ない究極の手感度を生かして「擦過シグナルの釣り」に特化し、TypeMHは擦過シグナルを補完しつつ仕掛けの移動を含む誘い掛けに対応、そしてTypeMは、柔軟な穂先と穂持ちを生かして定点中心の誘い掛けと目感度の釣りに特化させました。 この3本の斬-ZAN!!-を使い分けることにより、ほぼ全ての状況をカバーします。 ★カワハギ釣りにおける誘い掛けの重要性 カワハギ釣りが難しいのは、この魚がホバリングしながらアタリを出さないように餌を食べるため。 誘い掛けという考え方は、アタリを出さないカワハギを釣るために考え出された最も古く、最も効率的な方法です。 例えば竹竿にナイロンラインを使用していた時代。 この頃に編み出されたのが集魚板や中錘を仕掛け上部に取り付け「ホバリングしたカワハギの口に入った針を動かして掛けてやろう」というもので、現代の釣りでも強力なメソッドであり続けています。 また、アタリの有無は置いておいて、聞き上げの動作で掛けていく方法も考え方としては同じ。 ハリス分をゆっくり持ち上げた際に、カワハギの口の中に針が入っていればそのまま掛かる、もしくはモタレやアタリとしてシグナルが発生する。 つまり、仕掛けを動かしてシグナルを作っていき、更にそのまま動きの中で針掛かりさせてしまう、というのが当工房の理解する誘い掛けの定義となります。 こう考えていくと、誘い掛けはおそらくカワハギ釣りの60~70%以上の状況をカバーする最強のメソッドであり、これを抜きにして年間を通じて好成績を上げることは不可能でしょう。 この点に着目し、激しいタタキなどのメリハリのある誘い、錘を寝かせた状態でしかけを揺するような誘い、じわっと粘るような聞き上げ、などを演出しやすい調子を目指してテストを繰り返し完成させたのが『カワハギ斬-ZAN!!‐TypeM』なのです。 ★誘い掛けと相性の良い目感度釣り 最強のメソッドである誘い掛けですが、アクション中に掛けることができない、アタリを見出せない、という状況も多々あります。 そんな時に併用すると効果的なのが ”目感度釣り” です。 これは、カワハギが餌を口に含んだ状態でゆっくりと動く時にラインに伝わるシグナルで、主に穂先の揺れとして可視化されます。 これを表現するための穂先は、理屈上細ければ細い程良いわけですが、あまりにも細くしてしまうとキャストができなくなったり、ボトム形状による雑音が多くなり過ぎてしまうため、仕掛け操作の方法が限定されてしまいます。 これを考慮して、仕掛け操作に支障なく、且つしっかりとラインの揺れを見える化できる穂先を開発。 誘い掛けのアクションを行った後にしっかりとステイし、穂先の揺れを感知したら掛ける。 この一連の流れをどれだけ正確に、そして緻密に行えるかがカギになります。 従って、ロッドアクションや使い勝手からストレスを感じてはいけない。 この点に最大限の気を配って設計し、年間を通じて大いに役立つロッドとなりました。 ★パターン変化を見逃さないためのカーボンソリッドトップ 当工房では、カワハギだけが発生させる擦れるような手感度シグナルを『擦過シグナル』と呼んでいます。 これは、音で表現するとカサカサ、チリチリ等の擦れるような高周波シグナルで、誘いのアクション中、聞き上げ中等にコツンと手元に伝わる小さなアタリとは別物。 TypeMはこのような小さなアタリはより鮮明に、簡単に表現してくれるのはもちろん、カーボンソリッドトップを採用することにより擦過シグナルをも補完してくれるのが特徴。 これにより、誘い掛け&目感度の釣りを展開しつつも、擦過シグナルが発生していないか、つまりパターンが変化していないか?を素早く見極めて釣り方とタックルをアジャストしていくことを可能にします。 とは言え軟調ロッドの手感度は、硬調ロッドには敵いません。 例えばカワハギ斬-ZAN!!-TypeHHの擦過シグナル伝達を10とした場合、TypeMHはその7割程度、TypeMにおいては4~5割といったところ。 つまり半分以下です。 しかしカーボンソリッドという材料の持つ高い硬度から、その他の材質(チタン合金やグラスソリッド)よりも、同じ調子であれば明らかに擦過シグナルの伝達に優れるのは必然。 もしTypeMで手感度を感じることがあれば、そんな時は素早くTypeMH、そしてTypeHHに持ち替える。 すると、より速く、そして多くの擦過シグナルを発見することができるので、カワハギの ファーストタッチからの勝負ができる様になり、勝負が速くなる = 更に数が伸びる。 そんな使い方ができるのが斬-ZAN!!-シリーズの最大の特徴なのです。 ★材質の硬度による手感度の出方 既に述べた通り、カワハギ斬-ZAN!!-シリーズの穂先には、硬質なカーボンソリッドを使用しています。 擦過シグナルの伝わりやすさ = 素材の持つ硬度 という図式が成り立ちますから、単純にこれを比較すると、 カーボン > グラス > チタン合金 の順になります。 もちろん、カーボン、グラスは繊維のつなぎに使用するレジンの含有量によって大きく性質が異なる為、一概には言えませんが、アングラーの体感としてもこの順序は概ね正しいと思います。 これにより、カワハギ斬-ZAN!!-TypeMは軟調でありながら、他の素材を使用した同様のロッドよりも擦過シグナルにおいて優位に立つことができるわけです。
    55,000円
    O.F.F 大西釣具工房
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    【擦過シグナルと誘い掛けのバランスを追求】カワハギ斬-ZAN!!-TypeMH

    バーサタイルに使用できる高硬度カーボンソリッドトップロッド。 斬-ZAN!!-入門にも最適です。 商品詳細 ・全長 178cm ・仕舞寸法 148cm ・平均自重 約 ・カーボンソリッド穂先(脱着式) ・価格 本体50,000円(税込み55,000円) ・受注生産品 一本づつ手作りしておりますので、ご注文から2~3週間程度製作時間をいただくことがあります。 【関連商品】 カワハギ斬-ZAN!!-TypeHH https://onishi1091.thebase.in/items/42391958 カワハギ斬-ZAN!!-TypeM https://onishi1091.thebase.in/items/54979216 ※高硬度カーボンソリッドトップは巻き込みはもちろん、穂先絡みや竿を立てた状態で強い負荷を掛けると簡単に破損します。取り扱いには十分お気を付けください。 ※ 安全な取り込み、取り扱い方法等は同封する取り扱い説明書に記載しておりますので必ずお読みください。 ご購入の際にお尋ねくだされば詳しくお伝えいたします。また、当工房のブログ、Youtube動画でも破損を防ぐための取り扱い方法について詳しく記載しておりますのでご参考ください。 参考 : https://onishifishingfactory.com/not_to_break/ 参考 : https://onishifishingfactory.com/fourrules_of_carbonsolidtip/ 参考 : 【カワハギ釣り】穂先折れ回避術!!ロッド破損を劇的に減らす四つの方法とは?? https://youtu.be/JOFeO17Ok2Y ★目指したのは誘いのコントロール性能と擦過シグナルの共存 カワハギ釣りにおいて非常に重要な誘いのパターンである「ボトムで錘を立たせたり寝かせたり」という小さな動き。 この数センチ単位の緻密なアクション = 小さなピッチの「誘い」を簡単に行えるように、とテストを繰り返して完成したのがカワハギ斬-ZAN!!-TypeMHです。 穂先から穂持ちにかけての調子は、移動を小さく、跳ねさせず、且つ確実に錘を動かすための設定。 もちろん、穂先には他の2機種(TypeM、TypeHH)同様に硬度の高いカーボンソリッドを使用し、擦過シグナルも補完しています。 擦過シグナルの察知能力はTypeHHを10とした場合、TypeMHは7といったところ。 TypeMが4になりますから、感度の面では中間の位置付け。 また、穂持ちから胴にかけての曲がりも、ちょうど中間となる適度なトルクを保った扱いやすい仕上がりとなっており、ボトムから宙まで、中錘や集寄の釣りにもバーサタイルに対応できます。 ★カワハギ斬-ZAN!!-の入門に最適 カワハギ斬-ZAN!!-の既存ラインナップ、TypeHHとTypeMは、言ってみれば両極端の存在。 TypeHHはとにかく「擦過シグナルを察知すること」に重きを置き、ブランクスから穂先までをかなり硬調、且つ肉厚に、一方TypeMは「錘を寝かせた状態で仕掛けを揺する」定点での誘い掛けアクションと、眼感度である「揺れシグナル」を取ることを目指して削り込んだ柔軟な穂先を搭載。 つまり、どちらのロッドも非常に尖ったコンセプトに基づいて設計されています。 これにより、初めてカーボンソリッド穂先搭載ロッドを手にするユーザーにはどうしても破損のリスクが高くなりやすい、という側面がありました。 とは言え、「カーボンソリッド穂先搭載ロッドによるカワハギ釣りの楽しさをもっと多くの人に知って欲しい」というのは当工房の願いのひとつ。 TypeMHは、3機種中では最も破損のリスクが少ない調子なので、擦過シグナルの入門としても非常に扱いやすいものになっています。 ★カワハギ釣りのスリーメソッドに対応するためのラインナップ 当工房では、カワハギ釣りを大きく「手感度の釣り」「目感度の釣り」「誘い掛けの釣り」と、3つのメソッドに分けて組み立てる『スリーメソッド』を提唱しています。 先に発売しているカワハギ斬-ZAN!!-TypeHHは、他に類を見ない究極の手感度を生かして「擦過シグナルの釣り」に特化し、TypeMは、柔軟な穂先と穂持ちを生かして誘い掛けと目感度の釣りに特化させました。 この2本の斬-ZAN!!-を使い分けることにより、多くの状況をカバーすることが可能ですが、これらの中間となる「非常に小さな横移動を含むショートピッチの誘い掛け」に、ピッタリとマッチした調子のMHの存在によって、より完璧に状況に合わせることが可能となりました。 ★カワハギ釣りにおける誘い掛けの重要性 カワハギ釣りが難しいのは、この魚がホバリングしながらアタリを出さないように餌を食べるため。 誘い掛けという考え方は、アタリを出さないカワハギを釣るために考え出された最も古く、最も効率的な方法です。 例えば竹竿にナイロンラインを使用していた時代。 この頃に編み出されたのが集魚板や中錘を仕掛け上部に取り付け「ホバリング中のカワハギの口に入った針を動かして掛けてやろう」というもので、現代の釣りでも強力なメソッドであり続けています。 また、アタリの有無は置いておいて、聞き上げの動作で掛けていく方法も考え方としては同じ。 ハリス分をゆっくり持ち上げた際に、カワハギの口の中に針が入っていればそのまま掛かる、もしくはモタレやアタリとしてシグナルが発生する。 つまり、仕掛けを動かしてシグナルを作っていき、更にそのまま動きの中で針掛かりさせてしまう、というのが当工房の理解する誘い掛けの定義となります。 こう考えていくと、誘い掛けはおそらくカワハギ釣りの60~70%以上の状況をカバーする最強のメソッドであり、これを抜きにして年間を通じて好成績を上げることは不可能でしょう。 この点に着目し、激しいタタキなどのメリハリのある誘い、錘が立ったり寝たりするような小さな誘い、じわっと粘るような聞き上げを演出しやすい調子を目指してテストを繰り返し完成させたのが『カワハギ斬-ZAN!!‐TypeMH』なのです。 ★パターン変化を見逃さないためのカーボンソリッドトップ 当工房では、カワハギだけが発生させる擦れるような手感度シグナルを『擦過シグナル』と呼んでいます。 これは、音で表現するとカサカサ、チリチリ等の擦れるような高周波シグナルで、誘いのアクション中、聞き上げ中等にコツンと手元に伝わる小さなアタリとは別物。 TypeMHはこのような小さなアタリはより鮮明に、簡単に表現してくれるのはもちろん、カーボンソリッドトップを採用することにより擦過シグナルをも補完してくれるのが特徴。 これにより、誘い掛けの釣りを展開しつつも、擦過シグナルが発生していないか、つまりパターンが変化していないか?を素早く見極めて釣り方とタックルをアジャストしていくことを可能にします。 カーボンソリッドという材料の持つ高い硬度から、その他の材質(チタン合金やグラスソリッド)よりも、同じ調子であれば明らかに擦過シグナルの伝達に優れるのは必然。 もし軟調側のロッドで手感度を感じることがあれば、そんな時は素早く一段階硬調側のロッドに持ち替える。 すると、より速く、そして多くの擦過シグナルを発見することができるので、カワハギの ファーストタッチからの勝負ができる様になり、勝負が速くなる = 更に数が伸びる。 そんな使い方ができるのが斬-ZAN!!-シリーズの最大の特徴なのです。 ★材質の硬度による手感度の出方 既に述べた通り、カワハギ斬-ZAN!!-シリーズの穂先には、硬質なカーボンソリッド素材を使用しています。 擦過シグナルの伝わりやすさ = 素材の持つ硬度 という図式が成り立ちますから、単純にこれを比較すると、 カーボン > グラス > チタン合金 の順になります。 もちろん、カーボン、グラスは繊維のつなぎに使用するレジンの含有量によって大きく性質が異なる為、一概には言えませんが、アングラーの体感としてもこの順序は概ね正しいと思います。 これにより、カワハギ斬-ZAN!!-TypeMHは中間調子でありながら、硬調のTypeHHの7割程度の擦過シグナル察知能力を有しており、同様の調子の他素材ロッドと比べ、明らかに優位に立つことができるわけです。
    55,000円
    O.F.F 大西釣具工房
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    究極の手感度『擦過シグナル』に特化!! カワハギ斬-ZAN!!-TypeHH 175cm

    斬-ZAN!!-ブランドの名の由来となった、研ぎ澄まされた手感度、強力な『擦過シグナル』の察知能力を誇る極先調子の高硬度カーボンソリッドトップによるカワハギロッドです。 商品詳細 ・全長 175cm ・仕舞寸法 148cm ・平均自重 約92g ・カーボンソリッド穂先(脱着式) ・硬調 極先調子 ・価格 50,000円  (税込み 55,000円) ・受注生産品 一本づつ手作りしておりますので、ご注文から2~3週間程度製作時間をいただくことがあります。 【関連商品】 カワハギ斬-ZAN!!-TypeMH https://onishi1091.thebase.in/items/73406560 カワハギ斬-ZAN!!-TypeM https://onishi1091.thebase.in/items/54979216 ※高硬度カーボンソリッドトップは巻き込みはもちろん、穂先絡み、竿を立てた状態で強い負荷を掛けると簡単に破損します。取り扱いには十分お気を付けください。 ※※※重要※※※ TypeHHは高硬度カーボンソリッドを極先調子に仕上げていますので、正しい取り扱いが必須となります。(間違った取り扱い方では簡単に折れます) 高硬度カーボンソリッドトップの入門者の方には、まずは比較的取り扱い易いTypeMHから入って正しい扱い方を覚えることをお勧めしています。 TypeMH : https://onishi1091.thebase.in/items/73406560 ※安全な取り込み、取り扱い方法等は同封する取り扱い説明書に記載しておりますので必ずお読みください。 また、ご購入の際にお尋ねくだされば詳しくお伝えいたします。当工房のブログ、Youtube動画でも破損を防ぐための取り扱い方法について詳しく記載しておりますのでご参考ください。 参考 : https://onishifishingfactory.com/not_to_break/ 参考  : https://onishifishingfactory.com/fourrules_of_carbonsolidtip/ 参考 : 【カワハギ釣り】穂先折れ回避術!!ロッド破損を劇的に減らす四つの方法とは?? https://youtu.be/JOFeO17Ok2Y ★感度についての考察 現在カワハギ釣りでは、アタリ感度について「手感度」と「目感度」の2つに分類して語られています。 しかし、アタリの出方はロッドの調子や材質、性能に大きく左右されるのは言うまでもありません。 従って、アングラーは、それぞれが使い慣れたロッドがもたらすシグナルの中で感度の表現をしており、これらに明確な基準はありません。 つまり、一言で「手感度」「目感度」と言っても、それ自体が非常に曖昧で、感覚的なものなのです。 ★カワハギ斬 -ZAN!!- TypeHH が目指したもの カワハギ斬 -ZAN!!- TypeHHが目指したのは、厳選した高反発のカーボンブランクスと高硬度カーボンソリッドトップに、計算しつくした調子、ガイド配置がもたらす圧倒的な手感度。 そしてこの強力な手感度により、「カサカサ」「カリカリ」等、穂先が一切動かずに表れる擦れるようなカワハギ特有のシグナル=『擦過シグナル』を非常に明瞭に伝達することが可能となります。 「目感度」がテンションを緩めにしたラインを伝わる波動の大きな揺れだとすると、「手感度」はしっかりと張ったラインを通して伝わる音。 言うなれば、糸電話の要領でラインから穂先、ブランクスへと伝達されて手元に伝わるカワハギが針を噛んだ擦過音であり、カワハギの密度がある程度高いエリアでは頻繁に表れるシグナルです。 これを捉えて掛けていくことができれば、早い勝負をかけるのに非常に有利。 またこの『擦過シグナル』はカワハギ以外の魚からは発せられないものです。 つまり、擦過シグナルを察知できれば魚種を釣り分けるのは非常に容易になります。 カワハギ斬-ZAN!!-TypeHHは、このシグナルの発生をなるべく早い段階から捉えたい、と言う私の願望を体現する為に開発した、完全手感度特化モデルになります。 ★カワハギ斬-ZAN!!-TypeHHの優位性 ある程度の密度で群れているカワハギは餌を見つけると奪い合うようにしつこく追いかけ、やがて完食してしまいます。 仮にカワハギが餌を取り始めたタイミングを0、完食したタイミングを10とした場合、この0地点から擦過シグナルを感じ取ることができれば、カワハギとの勝負の時間をより長く取ることができて優位に立てるはず、と言うのが開発のコンセプトでした。 しかし、開発当初は擦過シグナルだけを追い求めて穂先の先端まで一切曲がらない棒のような調子のロッドを作成し失敗。 確かに感度は上がりましたが、カワハギを掛ける為の穂先のタメが無く、とても釣りが難しくなってしまったのです。 そこからは、穂先だけではなく、ブランクス側の工夫により穂先のタメはしっかりと残して掛けやすいまま感度を劇的に向上させることが出来ました。 そして、このコンセプトが見事に体現された斬-ZAN!!-TypeHHの完成により、特に盛期(竹岡沖で言えば9月中旬から12月中旬に顕著)の密度の高い早いカワハギ相手に圧倒的優位に立つことが可能となり「擦過シグナルを感じることなく餌を完食される」と言う事がほとんどなくなりました。 とは言え、擦過シグナルによる釣り方がどんな状況にも適した万能な釣法と言うわけではありません。 特に魚の密度が低い非常にスローな状況では、擦過シグナルはあまり発生しなくなります。 例えば真冬の低水温時、東京湾の竹岡沖で言えば例年12月中旬以降から2月末辺りまでの低水温期には手感度釣りが成立しづらくなり、穂先から穂持ちのタメが効く中硬調子 ~ 軟調子の竿を使用して繊細な動きで掛けていく「誘い掛け」や、仕掛けを止めてラインテンションを緩めた状態で穂先に現れる変化を取っていく「目感度」の釣りが優位になります。 この状況に対応す為に開発したのがその他のラインナップ、TypeMHとTypeM。 TypeMH : https://onishi1091.thebase.in/items/73406560 TypeM : https://onishi1091.thebase.in/items/54979216 要は使い分けということですね。 これこそがパターン変化の激しいカワハギ釣りの醍醐味と言えるでしょう。
    55,000円
    O.F.F 大西釣具工房
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    誘い掛けと目感度!!カワハギ斬-ZAN!!-TypeM 180cm

    「誘い掛け」をしやすくするために穂持ち部分を柔軟、且つトルクフルに仕上げているので、硬調ロッドでは行い難い激しいタタキなどのアクションをサポート。 また、ミチイトの揺れを見える化してくれるように、細身に削り込んだ穂先を搭載し「目感度」の釣りに対応します。 ガイドラッピングの基本カラーは、シルクスレッドによる透過性のある赤で、和竿にも通じる高級感を演出しています。 商品詳細 ・全長 180cm ・仕舞寸法 148cm ・平均自重 約78g ・カーボンソリッド穂先(脱着式) ・価格 50,000円(税別) ・受注生産品 一本づつ手作りしておりますので、ご注文から2~3週間程度製作時間をいただくことがあります。 【関連商品】 カワハギ斬-ZAN!!-TypeHH https://onishi1091.thebase.in/items/42391958 カワハギ斬-ZAN!!-TypeMH https://onishi1091.thebase.in/items/73406560 ※高硬度カーボンソリッドトップは巻き込みはもちろん、穂先絡み、竿を立てた状態で強い負荷を掛けると簡単に破損します。取り扱いには十分お気を付けください。 ※ 安全な取り込み、取り扱い方法等は同封する取り扱い説明書に記載しておりますので必ずお読みください。 ご購入の際にお尋ねくだされば詳しくお伝えいたします。また、当工房のブログ、Youtube動画でも破損を防ぐための取り扱い方法について詳しく記載しておりますのでご参考ください。 参考 : https://onishifishingfactory.com/not_to_break/ 参考 : https://onishifishingfactory.com/fourrules_of_carbonsolidtip/ 参考 : 【カワハギ釣り】穂先折れ回避術!!ロッド破損を劇的に減らす四つの方法とは?? https://youtu.be/JOFeO17Ok2Y ★カワハギ釣りのスリーメソッドに対応するためのラインナップ 当工房では、カワハギ釣りを大きく「手感度の釣り」「目感度の釣り」「誘い掛けの釣り」と、3つのメソッドに分けて組み立てる『スリーメソッド』を提唱しています。 先に発売しているカワハギ斬-ZAN!!-TypeHHは、他に類を見ない究極の手感度を生かして「擦過シグナルの釣り」に特化し、TypeMHは擦過シグナルを補完しつつ仕掛けの移動を含む誘い掛けに対応、そしてTypeMは、柔軟な穂先と穂持ちを生かして定点中心の誘い掛けと目感度の釣りに特化させました。 この3本の斬-ZAN!!-を使い分けることにより、ほぼ全ての状況をカバーします。 ★カワハギ釣りにおける誘い掛けの重要性 カワハギ釣りが難しいのは、この魚がホバリングしながらアタリを出さないように餌を食べるため。 誘い掛けという考え方は、アタリを出さないカワハギを釣るために考え出された最も古く、最も効率的な方法です。 例えば竹竿にナイロンラインを使用していた時代。 この頃に編み出されたのが集魚板や中錘を仕掛け上部に取り付け「ホバリングしたカワハギの口に入った針を動かして掛けてやろう」というもので、現代の釣りでも強力なメソッドであり続けています。 また、アタリの有無は置いておいて、聞き上げの動作で掛けていく方法も考え方としては同じ。 ハリス分をゆっくり持ち上げた際に、カワハギの口の中に針が入っていればそのまま掛かる、もしくはモタレやアタリとしてシグナルが発生する。 つまり、仕掛けを動かしてシグナルを作っていき、更にそのまま動きの中で針掛かりさせてしまう、というのが当工房の理解する誘い掛けの定義となります。 こう考えていくと、誘い掛けはおそらくカワハギ釣りの60~70%以上の状況をカバーする最強のメソッドであり、これを抜きにして年間を通じて好成績を上げることは不可能でしょう。 この点に着目し、激しいタタキなどのメリハリのある誘い、錘を寝かせた状態でしかけを揺するような誘い、じわっと粘るような聞き上げ、などを演出しやすい調子を目指してテストを繰り返し完成させたのが『カワハギ斬-ZAN!!‐TypeM』なのです。 ★誘い掛けと相性の良い目感度釣り 最強のメソッドである誘い掛けですが、アクション中に掛けることができない、アタリを見出せない、という状況も多々あります。 そんな時に併用すると効果的なのが ”目感度釣り” です。 これは、カワハギが餌を口に含んだ状態でゆっくりと動く時にラインに伝わるシグナルで、主に穂先の揺れとして可視化されます。 これを表現するための穂先は、理屈上細ければ細い程良いわけですが、あまりにも細くしてしまうとキャストができなくなったり、ボトム形状による雑音が多くなり過ぎてしまうため、仕掛け操作の方法が限定されてしまいます。 これを考慮して、仕掛け操作に支障なく、且つしっかりとラインの揺れを見える化できる穂先を開発。 誘い掛けのアクションを行った後にしっかりとステイし、穂先の揺れを感知したら掛ける。 この一連の流れをどれだけ正確に、そして緻密に行えるかがカギになります。 従って、ロッドアクションや使い勝手からストレスを感じてはいけない。 この点に最大限の気を配って設計し、年間を通じて大いに役立つロッドとなりました。 ★パターン変化を見逃さないためのカーボンソリッドトップ 当工房では、カワハギだけが発生させる擦れるような手感度シグナルを『擦過シグナル』と呼んでいます。 これは、音で表現するとカサカサ、チリチリ等の擦れるような高周波シグナルで、誘いのアクション中、聞き上げ中等にコツンと手元に伝わる小さなアタリとは別物。 TypeMはこのような小さなアタリはより鮮明に、簡単に表現してくれるのはもちろん、カーボンソリッドトップを採用することにより擦過シグナルをも補完してくれるのが特徴。 これにより、誘い掛け&目感度の釣りを展開しつつも、擦過シグナルが発生していないか、つまりパターンが変化していないか?を素早く見極めて釣り方とタックルをアジャストしていくことを可能にします。 とは言え軟調ロッドの手感度は、硬調ロッドには敵いません。 例えばカワハギ斬-ZAN!!-TypeHHの擦過シグナル伝達を10とした場合、TypeMHはその7割程度、TypeMにおいては4~5割といったところ。 つまり半分以下です。 しかしカーボンソリッドという材料の持つ高い硬度から、その他の材質(チタン合金やグラスソリッド)よりも、同じ調子であれば明らかに擦過シグナルの伝達に優れるのは必然。 もしTypeMで手感度を感じることがあれば、そんな時は素早くTypeMH、そしてTypeHHに持ち替える。 すると、より速く、そして多くの擦過シグナルを発見することができるので、カワハギの ファーストタッチからの勝負ができる様になり、勝負が速くなる = 更に数が伸びる。 そんな使い方ができるのが斬-ZAN!!-シリーズの最大の特徴なのです。 ★材質の硬度による手感度の出方 既に述べた通り、カワハギ斬-ZAN!!-シリーズの穂先には、硬質なカーボンソリッドを使用しています。 擦過シグナルの伝わりやすさ = 素材の持つ硬度 という図式が成り立ちますから、単純にこれを比較すると、 カーボン > グラス > チタン合金 の順になります。 もちろん、カーボン、グラスは繊維のつなぎに使用するレジンの含有量によって大きく性質が異なる為、一概には言えませんが、アングラーの体感としてもこの順序は概ね正しいと思います。 これにより、カワハギ斬-ZAN!!-TypeMは軟調でありながら、他の素材を使用した同様のロッドよりも擦過シグナルにおいて優位に立つことができるわけです。
    55,000円
    O.F.F 大西釣具工房
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    【擦過シグナルと誘い掛けのバランスを追求】カワハギ斬-ZAN!!-TypeMH

    バーサタイルに使用できる高硬度カーボンソリッドトップロッド。 斬-ZAN!!-入門にも最適です。 商品詳細 ・全長 178cm ・仕舞寸法 148cm ・平均自重 約 ・カーボンソリッド穂先(脱着式) ・価格 本体50,000円(税込み55,000円) ・受注生産品 一本づつ手作りしておりますので、ご注文から2~3週間程度製作時間をいただくことがあります。 【関連商品】 カワハギ斬-ZAN!!-TypeHH https://onishi1091.thebase.in/items/42391958 カワハギ斬-ZAN!!-TypeM https://onishi1091.thebase.in/items/54979216 ※高硬度カーボンソリッドトップは巻き込みはもちろん、穂先絡みや竿を立てた状態で強い負荷を掛けると簡単に破損します。取り扱いには十分お気を付けください。 ※ 安全な取り込み、取り扱い方法等は同封する取り扱い説明書に記載しておりますので必ずお読みください。 ご購入の際にお尋ねくだされば詳しくお伝えいたします。また、当工房のブログ、Youtube動画でも破損を防ぐための取り扱い方法について詳しく記載しておりますのでご参考ください。 参考 : https://onishifishingfactory.com/not_to_break/ 参考 : https://onishifishingfactory.com/fourrules_of_carbonsolidtip/ 参考 : 【カワハギ釣り】穂先折れ回避術!!ロッド破損を劇的に減らす四つの方法とは?? https://youtu.be/JOFeO17Ok2Y ★目指したのは誘いのコントロール性能と擦過シグナルの共存 カワハギ釣りにおいて非常に重要な誘いのパターンである「ボトムで錘を立たせたり寝かせたり」という小さな動き。 この数センチ単位の緻密なアクション = 小さなピッチの「誘い」を簡単に行えるように、とテストを繰り返して完成したのがカワハギ斬-ZAN!!-TypeMHです。 穂先から穂持ちにかけての調子は、移動を小さく、跳ねさせず、且つ確実に錘を動かすための設定。 もちろん、穂先には他の2機種(TypeM、TypeHH)同様に硬度の高いカーボンソリッドを使用し、擦過シグナルも補完しています。 擦過シグナルの察知能力はTypeHHを10とした場合、TypeMHは7といったところ。 TypeMが4になりますから、感度の面では中間の位置付け。 また、穂持ちから胴にかけての曲がりも、ちょうど中間となる適度なトルクを保った扱いやすい仕上がりとなっており、ボトムから宙まで、中錘や集寄の釣りにもバーサタイルに対応できます。 ★カワハギ斬-ZAN!!-の入門に最適 カワハギ斬-ZAN!!-の既存ラインナップ、TypeHHとTypeMは、言ってみれば両極端の存在。 TypeHHはとにかく「擦過シグナルを察知すること」に重きを置き、ブランクスから穂先までをかなり硬調、且つ肉厚に、一方TypeMは「錘を寝かせた状態で仕掛けを揺する」定点での誘い掛けアクションと、眼感度である「揺れシグナル」を取ることを目指して削り込んだ柔軟な穂先を搭載。 つまり、どちらのロッドも非常に尖ったコンセプトに基づいて設計されています。 これにより、初めてカーボンソリッド穂先搭載ロッドを手にするユーザーにはどうしても破損のリスクが高くなりやすい、という側面がありました。 とは言え、「カーボンソリッド穂先搭載ロッドによるカワハギ釣りの楽しさをもっと多くの人に知って欲しい」というのは当工房の願いのひとつ。 TypeMHは、3機種中では最も破損のリスクが少ない調子なので、擦過シグナルの入門としても非常に扱いやすいものになっています。 ★カワハギ釣りのスリーメソッドに対応するためのラインナップ 当工房では、カワハギ釣りを大きく「手感度の釣り」「目感度の釣り」「誘い掛けの釣り」と、3つのメソッドに分けて組み立てる『スリーメソッド』を提唱しています。 先に発売しているカワハギ斬-ZAN!!-TypeHHは、他に類を見ない究極の手感度を生かして「擦過シグナルの釣り」に特化し、TypeMは、柔軟な穂先と穂持ちを生かして誘い掛けと目感度の釣りに特化させました。 この2本の斬-ZAN!!-を使い分けることにより、多くの状況をカバーすることが可能ですが、これらの中間となる「非常に小さな横移動を含むショートピッチの誘い掛け」に、ピッタリとマッチした調子のMHの存在によって、より完璧に状況に合わせることが可能となりました。 ★カワハギ釣りにおける誘い掛けの重要性 カワハギ釣りが難しいのは、この魚がホバリングしながらアタリを出さないように餌を食べるため。 誘い掛けという考え方は、アタリを出さないカワハギを釣るために考え出された最も古く、最も効率的な方法です。 例えば竹竿にナイロンラインを使用していた時代。 この頃に編み出されたのが集魚板や中錘を仕掛け上部に取り付け「ホバリング中のカワハギの口に入った針を動かして掛けてやろう」というもので、現代の釣りでも強力なメソッドであり続けています。 また、アタリの有無は置いておいて、聞き上げの動作で掛けていく方法も考え方としては同じ。 ハリス分をゆっくり持ち上げた際に、カワハギの口の中に針が入っていればそのまま掛かる、もしくはモタレやアタリとしてシグナルが発生する。 つまり、仕掛けを動かしてシグナルを作っていき、更にそのまま動きの中で針掛かりさせてしまう、というのが当工房の理解する誘い掛けの定義となります。 こう考えていくと、誘い掛けはおそらくカワハギ釣りの60~70%以上の状況をカバーする最強のメソッドであり、これを抜きにして年間を通じて好成績を上げることは不可能でしょう。 この点に着目し、激しいタタキなどのメリハリのある誘い、錘が立ったり寝たりするような小さな誘い、じわっと粘るような聞き上げを演出しやすい調子を目指してテストを繰り返し完成させたのが『カワハギ斬-ZAN!!‐TypeMH』なのです。 ★パターン変化を見逃さないためのカーボンソリッドトップ 当工房では、カワハギだけが発生させる擦れるような手感度シグナルを『擦過シグナル』と呼んでいます。 これは、音で表現するとカサカサ、チリチリ等の擦れるような高周波シグナルで、誘いのアクション中、聞き上げ中等にコツンと手元に伝わる小さなアタリとは別物。 TypeMHはこのような小さなアタリはより鮮明に、簡単に表現してくれるのはもちろん、カーボンソリッドトップを採用することにより擦過シグナルをも補完してくれるのが特徴。 これにより、誘い掛けの釣りを展開しつつも、擦過シグナルが発生していないか、つまりパターンが変化していないか?を素早く見極めて釣り方とタックルをアジャストしていくことを可能にします。 カーボンソリッドという材料の持つ高い硬度から、その他の材質(チタン合金やグラスソリッド)よりも、同じ調子であれば明らかに擦過シグナルの伝達に優れるのは必然。 もし軟調側のロッドで手感度を感じることがあれば、そんな時は素早く一段階硬調側のロッドに持ち替える。 すると、より速く、そして多くの擦過シグナルを発見することができるので、カワハギの ファーストタッチからの勝負ができる様になり、勝負が速くなる = 更に数が伸びる。 そんな使い方ができるのが斬-ZAN!!-シリーズの最大の特徴なのです。 ★材質の硬度による手感度の出方 既に述べた通り、カワハギ斬-ZAN!!-シリーズの穂先には、硬質なカーボンソリッド素材を使用しています。 擦過シグナルの伝わりやすさ = 素材の持つ硬度 という図式が成り立ちますから、単純にこれを比較すると、 カーボン > グラス > チタン合金 の順になります。 もちろん、カーボン、グラスは繊維のつなぎに使用するレジンの含有量によって大きく性質が異なる為、一概には言えませんが、アングラーの体感としてもこの順序は概ね正しいと思います。 これにより、カワハギ斬-ZAN!!-TypeMHは中間調子でありながら、硬調のTypeHHの7割程度の擦過シグナル察知能力を有しており、同様の調子の他素材ロッドと比べ、明らかに優位に立つことができるわけです。
    55,000円
    O.F.F 大西釣具工房
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          奇跡の手感度は偶然から生まれた。

          当工房のオリジナルロッドブランドである 斬-ZAN!!- 。 その名の由来となったのが、「圧倒的な手感度」と「魚の掛けやすさ」を両立させた『カワハギ斬-ZAN!!-TypeHH』です。 しかしこのロッドが生まれた経緯は正直言って偶然でした。 と言うのも、通常の開発のように、素材やテーパーデザインをあれこれ試して試作を重ねたというよりも、直感的に採用した材料で組んだロッドがテスト釣行でいきなりとんでもない手感度を発揮してしまったからです。 手感度釣り楽しすぎ!!初めてカ

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          当工房のオリジナルロッド『カワハギ斬-ZAN!!-TypeHH』はカワハギの手感度を察知することに特化させたロッドです。 このロッドの特筆すべきポイントは、手感度と魚の掛けやすさを両立させることを目指しているところ。 これ、何気に現在リリースされているカワハギロッドで実現されているものがほぼ見当たらない特徴です。 と、ここでまず、カワハギ釣りの手感度について、認識のズレがあるといけないので補足しましょう。 当工房ではカワハギ釣りで言う手感度を、カワハギの歯が針に触れた

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