納豆菌の学名のかっこ良さたるや!彼らは最強菌だった。
最後の晩餐で何が食べたい?
私の母に記憶によると、イヤイヤ幼児期の私は毎日、納豆とクリームパンしか食べなかったそうです。
今でも、「最後の晩餐で何が食べたい?」と聞かれたら私はたぶん「納豆巻き、または納豆」と答えます。それくらい納豆と共に歩んでここまで参りました。
ねばねば。
さて、本題です。
納豆菌の学名のかっこよさたるや
お勉学中の「発酵食品ソムリエ」のテキストに登場し、初めて知ったのですが、納豆菌の学名は、Bacillus subtilis var. natto(バチルス サブティリス ナットー)と言うらしい!!ば、ばち、ばちるすざぶ・・・・言えぬ。でもとにかくなんかカッコ良い。納豆を推す気持ちが昂る響きだ。
もともと納豆菌とは、藁に生息する枯草菌という菌の一種で、昔は茹でた納豆を稲藁で包むと、藁の中にもともとに生息している天然の納豆菌たちが大豆を発酵させたため、茹でた大豆を稲藁に入れるだけで自然と納豆が出来上がったそうです。
しかし、カッコイイのは名前だけじゃなかった!
納豆菌の最強さたるや・・・!
なんとあの方々(納豆菌たち)は、
100℃で煮沸しても死なない
(それを利用して藁苞納豆が作られていた)酸にも強く、人間の胃の中でも死滅しない
(それで腸にまで届き悪玉菌と闘ってくれる)繁殖スピード鬼速い
(たった1つの納豆菌が15時間で10億個に)高温、低温、乾燥にも耐えられる
えっ…最強すぎません?
思い出せば確かに、家で味噌や醤(ひしお)を仕込む際には納豆を避けます(麹菌と納豆菌は好む生育環境が似ているので、納豆菌がやってくると味噌や醤づくりに失敗してしまうため笑)。納豆菌たちの生命力と繁殖力が強すぎるからなんだなぁ。
また、麹菌を使い日本酒を造る杜氏さんはお酒を造る期間には納豆を食べないのも有名な話ですね。
どうせ食べるなら納豆の健康機能を思い出しながらネバネバしよう!
①栄養豊富で消化が良い!
タンパク質が豊富。納豆菌の酵素分解のはたらきにより、アミノ酸も豊富。身体の代謝を活性化させてくれるビタミンB2は煮ただけの大豆の10倍も多いそう。
②整腸作用
納豆菌は腸に届いて、腸内で悪玉菌が繁殖するのを防いでくれます。
大豆に含まれるオリゴ糖や食物繊維が善玉菌の栄養になり、善玉菌が繁殖しやすくなります。
納豆の食物繊維は大腸のぜん動運動を促進してくれるそうです。
③ナットウキナーゼで血栓予防
納豆に含まれるナットウキナーゼという酵素には、血栓の主成分を溶かす効果があり、すでにこの効果を利用して血栓溶解剤が開発されているそうです。
例えば私のように低用量ピルを服用していると、血栓ができるリスクが上がるので、引き続き納豆を食べ続けたいと思います。
③高血圧予防&骨粗鬆層予防
高血圧予防:
血圧を上昇させる作用を持つアンジオテンシン変換酵素という物質の働きを阻害する効果が納豆にはあるそうです。高い血圧を下げて平常な状態に戻す働きがある物質が納豆にはあるとのこと。
骨粗鬆層予防:
大豆に多く含まれるイソフラボンには、骨を丈夫にする効果が、また納豆に含まれるビタミンK2は骨にカルシウムを沈着させる働きあるそうです。これらは豆腐や油揚げと言った大豆製品よりも、発酵されている方がより体内に吸収されやすくなるそうです。
ねばねばしたまとめ
ということで、もともと大好きな納豆でしたが、こんなにも栄養価が高く健康に良かったのですね!あまり深く考えずに食べておりました。
これからは恩恵を噛みしめながらより美味しく頂こうと思います♡
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