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徒然なるままに

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最近の記事

東京という娯楽

東京、娯楽の選択肢が多いですね。 東京に来てまだ4日目の女が言ってます。 時が経ったら忘れてしまう刹那的な違和感を綴っておきたい。 休みの日に何しようかと考える暇もないくらいに娯楽の情報が提供され続けている "人生は暇つぶし"というのであればこの場所でたくさんの時間が消費できるでしょうし、暇つぶしにしては楽しい時間が過ごせると思います。 ただ悪い言い方をすると "娯楽に時間を搾取される日々" こんな感じがします。 与えられるものを楽しんで生きていく日々はきっと楽で楽し

    • 何を失い何を得る?〜パストライブス最高だったよ〜

      ずっと見たかったパストライブスを見てきました。 "友情とも恋愛とも違う新しい関係性を描く映画"と聞いて興味が湧いたので見たいと思っていたけれど、実際見た感想は"恋愛の残酷さを解像度高く描いたラブロマンスだったな"でした。 運命の人との恋模様を描く、言ったら王道ラブストーリーかもしれませんが、ヒロインが聡明で社会的な出世欲の強いマイノリティというところが刺さるポイントになったのかもしれません。 揺れ動く感情の描写も繊細で、「忘れられない恋がある全ての人へ」という副題が語る通

      • 自分、見失ってみようよ〜20代で得た知見 私ver.〜

        今の私が思う20代で得た知見はこれです。 「自分を見失うこと」 私が20代で経験したことで1番今の自分に還元されている経験は自分を見失ったことです。 なぜこれを選んだのか、理由はシンプルで 「自分を知ることができるから。」 人間みんな「失わないと気づけない」がベースにあると思います。 地元を離れてから地元の良さに気づくのも 病気になってから健康の大切さがわかるのも 休載している漫画が伝説扱いされるのも この原理に収束します。 それと同じで、自分を失うと、取り戻そ

        • 恋愛市場から引退させてください。

          最近”恋愛市場から引退したいな”という気持ちがより強くなってきました。 でもこれは決して一人で生きていく覚悟を決めたわけではなくてむしろ逆で、 「自分らしく生きていきたいから 1人、側にいる人を見つけたい」 こんな感じです。 引退したい理由は2つあります。 (※読書感想文かよ) 1つ目は、 「いつまでも女を出している大人みっともない」 最近BARで働き出して思ったことです。 ここでいう”女”は女性らしいとは違う解釈です。 煽情的なというか、簡単にいうと雌っぽい感

          浪費と消費

          これは私が「暇と退屈の倫理学」という本を読んでから行動変容に繋がるほど影響を受けた考え方 浪費と消費の違いについて考えてみてほしい。 辞書からの引用だと各々こうなる。 なんとなく浪費の方が悪いイメージ。 暇と退屈の倫理学を読むまではそう思っていた。 しかし、本書で述べているこの2つの言葉の捉え方は以下だった。 辞書の意味と本書で述べられている解釈は一見違うように感じられるが、通ずるものだということがわかる。 そしてこの考え方は消費社会に生きる私たちの根本的な真理だと

          浪費と消費

          減っていく友達たち

          「結婚したり出産したりすると友達みんな疎遠になるよ」 って何回も聞いたことある これを最近ひしひし感じたので その話聞いてください。 小学生の頃から知っていたけど、 仲良い訳ではなく、 でも去年から彼女の美容室に通うようになったことがきっかけで仲良くなった美容師の女の子がいた。 彼女は彼氏がいなくて、 でも周りの友達はみんな結婚や同棲をしていて、 本人は自分だけが独り身なことにかなり焦っていた。 私と彼女が仲良くなってきた頃に 「私の周りで彼氏いないの君だけだから!

          減っていく友達たち

          生涯"二番目"

          私の人生ってずっと二番目だった気がするんですよ ものごころついた時には私にはどうしても勝てない姉がいて、二番目であることすら必死だったのがはじまりです そこからいろんな環境に身を置いてきましたが、 常に1番ではなかった気がします 副委員長とか副キャプテンとか 二番バッターとか二番手選手とか 二番目にすきとかどうとか 金銀銅でいったら"銀" 上中下でいったら"中" ひぃむぅかぁでいったら"むぅ" 兎にも角にも二番手な人生 一番手に輝く人達への強烈な羨望と猛烈な劣等感を

          生涯"二番目"

          自分の弱さと自信のお話

          ずーっと自分に自信なかった。 自分の意見にも自信がなくて、 答えを常に他者の中に見つけようとして、 自分の気持ちなんて1ミリも考えたことなかった。 小学生のわたしは大人が言って欲しそうな意見を言う子だったと思う。 当時、家事のお手伝いについての授業があった。 その時の担任の先生は「私はお風呂掃除がすごく苦手。だから息子がお風呂掃除手伝ってくれるのがすごいうれしい。」と言っていた。 その授業の感想文で私は「おうちに帰ってお風呂掃除のお手伝いをしたいと思います。」と書い

          自分の弱さと自信のお話

          コピーからの卒業

          今日ふと思ったのがこれ。 マネするの、やめよう。 私は誰かのマネをすることがすごく得意。 モノマネとかそういうことではなくて、 仕草とか雰囲気とか考え方とか言葉遣いとかの コピーとか模倣が得意。 私の全てが誰かの模倣でできていると言っても過言じゃないほど。 それでここ1年はずっとあざといお友達に習ってあざといのマネをしていた。 まあモテたくて。 答え方とか目線とか話し方とか ネットからもいろんな情報拾ってきては頭の中でアウトプットしてあざといを板につけようとしていた。

          コピーからの卒業

          返信

          わたしさんへ お久しぶりです!お元気ですか? わたしさんに何かお礼をしなければと思いながら1週間が経ちました。 沖縄のカヌレを送りましたが、届きましたでしょうか? わたしさんはカヌレが好きなはずだ!という馬鹿の1つ覚えですね。 実はもうカヌレとか飽きてんですけど!って思ってたらごめんなさい(笑) ツウのわたしさんならこれも既に食べたことあるかもしれませんが、僕が初めてカヌレなる食べ物を認識したお店です。 お皿とセットのやつがあったので、6種類の柄の中から勝手に選んでみまし

          手紙

          手紙 アナタさんへ 今まで本当にお世話になりました! アナタさんとのこの期間は私の25年間でも本当に転機になったような気がしています。 今後どんな経験をしてもこの期間が自分になくてはならない時間だったと思えるような、そんな期間でした。 私はアナタさんを心から尊敬しています。 本当にこんな人いるんだと何度も驚かされました。 人に成果を譲ることのできる強さ、壁をなくしてフラットに向き合うことのできる強さ、人を支え支えられることのできる強さ アナタさんを見ていて本当に強い人はこう

          男は踏み台。使い捨て。

          あまりに辛辣な言葉。 耳にしたことあったけど、女が自分を奮い立たせるための言葉だと思ってた。 彼氏に振られてもめげない、しょげない、泣いちゃダメ、みたいな。※がんこちゃん世代 でも昨日たまたまTwitterで流れてきたこの言葉の込められた意味は違っていた。 ものすごく刺さるものがあった。 自立した女を演じているけど、やっぱりどこかで誰かが自分を迎えにきてくれることを願っている。 今抱えている悩み、ジレンマ、不安全てを掻っ攫って行ってくれると願ってしまっている。 結婚して

          男は踏み台。使い捨て。

          傲慢という武器

          最近のわたしのホットトピックが「傲慢さ」 傲慢と善良という本を読んでから自分がいかに傲慢な人間であるかを考えさせられたと共に 周りにもどれほどの傲慢さが蔓延っているのか、にハッと気付かされた。 そして、あれやこれやと悶々と考えてるうちに、 傲慢さというアンテナがビンビン感度を増して 一見「善良」というベールを被っているけど、 傲慢さを腹に隠し、殴りつけてくる言葉を見つけた。 その一つが「傷ついた」 よく使われるこれ、 「わたし、あの人のあの言葉に傷ついた。泣」 この言

          傲慢という武器

          いつも心ここにアラブ

          今どこにいました? わたしはいつも頭の中は過去か未来に囚われています。 何をしてても常に同時並行で 過去か未来のことを考えていて、 まさに「心ここに在らず」です。 楽しかった過去、 期待できる未来に想いを馳せている時は 少なくともニチャついていますが 過去の失敗や未来への不安に 囚われている時も多いです。 最近それが苦しくて 今に集中できている時は いつかを考えました。 友達と一緒にいる時、 はもちろん今に居ますが、 何事も他者を介在させると満たされないことを知って

          いつも心ここにアラブ

          承認から解放されたい

          住む土地を変えて1ヶ月経った。 環境を変えると考え方がガラッと変わって大人になれた気がする。 約6年住んだ土地では学生時代からの友達も、 社会人になって知り合った人たちもたくさんいて、 多くはないけど人に囲まれた生活をしていて。 今思うと、楽しかったんだと思う。 でも思い返すと苦しかった気もする。 環境を変えてその土地を離れると、 同時にその土地にいる友達からの承認もなんとなく離れた気がして、 「人と違う自分になりたい」 「一目置かれたい」って 想いが強い私は、他人の承認

          承認から解放されたい

          ルルルルルル今日もいい天気

          全部100円の自動販売機と 秘密基地みたいな公園と ベンチで酒飲んでるサラリーマンと 高架下に並ぶ印刷会社と すずめに餌をあげるおばあちゃんと トタン屋根の平家が並ぶ裏路地と ずっとバトミントンしてる小学生と 都会という土地に後退りしたい気持ちでいたけど、来てみたらゆったりとした空気が流れていて、 時代感じる建物に生活感溢れたモノと人がいて、 「なんかサザエさんみたい」って、 そう思うような場所でした。 少し向かえば大都会で高層ビルが立ち並んでいるけど、ふりかえれば古くて

          ルルルルルル今日もいい天気