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ルルルルルル今日もいい天気

全部100円の自動販売機と
秘密基地みたいな公園と
ベンチで酒飲んでるサラリーマンと
高架下に並ぶ印刷会社と
すずめに餌をあげるおばあちゃんと
トタン屋根の平家が並ぶ裏路地と
ずっとバトミントンしてる小学生と

都会という土地に後退りしたい気持ちでいたけど、来てみたらゆったりとした空気が流れていて、
時代感じる建物に生活感溢れたモノと人がいて、
「なんかサザエさんみたい」って、
そう思うような場所でした。

少し向かえば大都会で高層ビルが立ち並んでいるけど、ふりかえれば古くて懐かしい雰囲気の街。
公園で猫とカラスが喧嘩してるし、
綺麗にカットされた犬達は軽快に散歩しています。

なんか好きかも、この場所に帰ってきて安らいでいる未来の自分がなんの違和感もないです。


環境を変えてよかったって思えている1番の理由に
承認欲求から解放されたことがある気がします。
その土地に長らくいると形成されていく人間関係ですが、その中で「こう思われたい」とか「この人はこうだ」とか、無意識に感じてしまっていて、自分の為ではなく、他人の為に生きていたような気がします。
元々わたしは感受性が豊かで人からのエネルギーや感情を汲み取りやすい分、本来の自分にまで影響を受けて揺らぎやすいです。そのせいもありますね
他人の為に生きていたことが嫌だったのかと言われたら全くそうではないですが、少し自己犠牲が過ぎていたからなんとなく今が楽に感じるのかもしれませんね。

人間の全ての悩みは対人関係からってアドラーが言っていたように、柵を感じる人間関係から抜け出すと無に帰ることが多くて、なんか荷物が少なくなったような軽さを感じます。

今こう思えているおかげで、「これからも嫌なことや辛いことがあったら出てっちゃえばいいか」って、今までよりももっと気楽に過ごせそうです。
完璧主義なわたしにはかなり生きやすくなりそうなモットーになりました。

世界は広いし人間いつからだって何にでもなれます。
自分が自分に無意識にかけていた呪いは外に出てみないと気づけない。
そりゃ海外に行った人が人生観変えて帰ってくるわけですよね。
30までにはワーホリ使って海外行きたいです。
せっかく使えるのに使わないの勿体無いですしね。


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