見出し画像

乾燥する季節 肌荒れを防ごう

少しずつ寒さも日に日に増してきました。寒くなるにつれて空気も乾燥し、肌や体に影響をもらってしまう方も少なくはないのではないでしょうか。そこで今回は乾燥の時期に多い肌荒れの予防について紹介いたします。

まず、肌荒れの原因と考えられるのは、紫外線、乾燥、ホルモンバランスの乱れなど様々な原因が考えられます。

早速、予防法を見ていきましょう。

1.化粧品を見直す
ヘパリン類似物質など肌のバリア機能改善に効果のある成分を配合した保湿剤をおすすめします。クリームタイプやローションタイプなど、いろいろなテクスチャーのものがドラッグストアなどでも販売されていますので、自分の肌状態に合うものを使うとよいでしょう。

2.栄養バランスの良い食事
皮膚は体全体の表面を覆う大きな器官であり、ターンオーバー(新陳代謝)も活発。そのため、必要となる栄養素の数も量も多いのです。具体的な栄養素としては、たんぱく質、ビタミン類(B2、C、A、E、ベータカロチン)、ミネラル(亜鉛、セレン)などが挙げられます。多くの栄養素が必要なので、特定の食品を意識的に摂取すればよいということではなく、栄養バランスの良い食事をすることが重要といえるでしょう。併せて、食事と同様に水分補給も非常に重要です。

3.薬やサプリメントを使用する
皮膚に必要なビタミンやミネラルは食事から摂取することが理想ですが、簡単なことではありません。そういう場合は、肌荒れの症状や状態に合った医薬品やサプリメントも上手に取り入れるとよいでしょう。

4.定期的な運動
適度な運動は自律神経のバランスを整え、腸の活性化にも良い影響を与えます。背骨から骨盤内につながっているインナーマッスル、腸腰筋(ちょうようきん)を鍛えることで、便秘の解消にもつながりますので、ウォーキングやストレッチなどを生活に取り入れて、定期的な運動を習慣づけてみましょう。

5.腸内環境を整える
腸には全身の免疫機能の6~7割が集中しています。腸内に存在している細菌(善玉菌・悪玉菌・日和見菌〈善玉と悪玉の中間の菌〉)のバランスが崩れ、悪玉菌が増えてくると腸の動きが阻害されて食べたものが吸収されにくくなり、体にさまざまな変調をきたすようになります。肌荒れもそのうちの一つ。食物繊維や乳酸菌を食べることで腸内に善玉菌を増やすことが期待でき、腸内環境を整えることが肌荒れの予防につながります。

6.心理的、精神的なストレスをためない
心理的/精神的ストレスを感じているとき、体は緊張状態になっています。これは自律神経の中の交感神経の働きが活発になっていることを意味しており、これによって胃や腸の運動は抑制されます。胃腸の働きが抑えられると胃腸炎や便秘につながりやすくなり、老廃物が体内に蓄積してしまいます。また、交感神経は皮脂の分泌を促進させるので、ニキビができやすくなることがあります。にきびなどができることが更なるストレスとなり、悪い循環に陥ってしまうことも少なくありません。意識してリラックスする時間を設けるようにしましょう。

今回は6つの予防法、改善策をお伝えしました。
まずは、肌荒れの原因が何かを調べるとこから。
この乾燥の時期、肌を守っていきましょう!

いいなと思ったら応援しよう!