【新入社員の一言で大ヒットしたお菓子】
2019年にブームを巻き起こしたお菓子。
しかし、この頃のお菓子は、もうなんでも飽和している状態。
そんな時に、たまたま貰って、食べてみると、
「何コレ可愛い〜!!え、写真撮ろ!!」
「待って、お…お…おいしい!」
新発売した瞬間、全店売り切れ、問い合わせ続出。
バレンタイン期間、イルローザの工房は、
チョコ作りで大忙し。
その際、予算を大幅に上回る
3000個の追加発注。
「ごめん、もうこれ以上作れない」
ついに、職人がお手上げしたお菓子。
このお菓子が大ブレークした裏には、
入社して間もない、女性新入社員の2人の、
「絶対インスタ映えです!!」
この声が採用されなければ、
店頭に並ぶことはありませんでした。
今回は、そんな入社して間もない新入社員が
大ヒットへと導いた3種のフレーバー
”スティックショコラ”をご紹介します。
新入社員だから、発見できた、
弊社のバレンタインの弱点。
社員A「イルローザのバレンタインって高級路線ばかりだよね」
社員B「そうだよね!友チョコや義理チョコで渡せる手軽なモノが欲しい」
”じゃあ、商品化させよう”
2人は意気投合。
しかし、商品化には、
月に1度開かれる企画会議で、
プレゼンが必要です。
・なぜ商品化するのか?
・イメージ写真
・価格帯
・ターゲット
これらを話し、社長からYESと引き出す
難問です。
そこで、2人は必死にアイデアを絞りました。
そのアイデアが、
写真を撮らずにはいられない
「インスタ映えするスティックチョコ」
”可愛さ”に振り切りました。
これを2人で、
ああでもない
こうでもない
と煮詰めて、
いよいよ企画会議当日。
緊張する中、プレゼンすると…
「そんなの売れるか!!!」
創業社長に猛反対されました。
ああ、ダメなのかな。
半ば諦めかけた、会議終了直前、
「やりたいんなら、やってみろ」
ボソッと創業社長が呟きました。
2人は、大喜び。
お客様のことを真剣に考えたプレゼンと
入念にリサーチされた熱意が、
社長の心を動かしました。
しかし、喜びもつかの間。
急いで商品化を進めなければ、
バレンタインに間に合いません。
通常、商品開発は、
開発者にデザイン・味
込みで依頼しますが、
異例の開発前に若手の職人と新入社員2人
女性だけでお菓子のデザインを決めました。
デザインを細かく指定して、
依頼を受けた製造課長は、
肝心の中身を、まるで
ブラックサンダーのような
衝撃的な食感を目指しました。
「せっかくの新入社員のアイデアだから、
食べてもすごい!と思えるのを作ろうって思ったなあ」
結果、発売と同時に、
想定予算が大幅に上回る大ヒット。
各店舗で売り切れが続出し、
「いつ作れますか?」と問い合わせが殺到。
工房からは、「ごめん、もう作れない…」
悲鳴を上げる事態になりました。
どうして誰も予想できない売れ行きだったのか?
それは、”ビビった”からです。
当初、イルローザのバレンタインは、
箱に入った、高級路線のチョコばかり。
そんな中、友チョコや義理チョコで気軽に
渡せるインスタ映えするお菓子なんて、
お客様に受け入れられるのか?
不安だったんです。
そんな経緯で、想定した予算に加え、
このお菓子には膨大な時間が費やされます。
サクサクする食感のチョコ生地を数回に分けて、
型に1つ1つ手で、職人が詰め込みます。
「単純な工程っぽいでしょ?でもね、適当に詰めると、中に空洞ができて、食べた時の満足感が損なわれるんだ。だから、丁寧にやる。慣れでやると良いものはできない」
そのような細心の注意を払い、生地を詰めた後、
スイート・ホワイト・苺の3種類それぞれをチョコでコーティングします。
飾りも、もちろん一つ一つ手作業。
ちなみに、3種類のフレーバーごとに
中身の配合・飾りは違います。
商品の袋詰めまで、職人が行います。
9店舗分、全て手づくり。
取材すればするほど、露わになる大変さ。
そんな職人の手から生み出される
スティックショコラは、
「え!!可愛い」とカラフルな見た目に
食べる前から、思わず笑みがこぼれ、
映える写真を撮った後、
口にすると、
チョコ・コーンフレーク・クレープ生地を砕いた
サクサク食感で、食べるとさらに楽しい満足感です。
また毎年改良を続けて、微妙に比率を見直し、
クオリティを上げています。
満足感の余韻を高めるため、
ちょうど良い塩梅の軽さを追求した。
今が一番おいしくなってるよと
職人が教えてくれました。
一番最初に心を掴む、ビジュアル。
女子ならではの体験、感動。
大切な人にプレゼントするという目的に
対する配慮や価格設定を企画社員が行い、
それに対して、貰った人や買った人が食べた時の
体験に対する配慮、感動を製造が請け負う。
そして、それらのクオリティやイメージが、
イルローザの企業目的と一致したものかを役員が試食して決める。
こうしたコラボレーションで生まれるお菓子が当社には沢山あります。
その例が、大塚国際美術館のコラボマンマローザです。
絵画を見て感動して、
空間を体感して、
マンマローザで、触って食べて、
美術館の続きをご家庭でも楽しんでほしい
という想いを込めて生まれたものです。
「絶対!!!!インスタ映えです!!!」
新入社員が店舗のお買い場に感じた、
「こんな商品があったら、いいのになあ」
を突き詰め、大ヒットへと導いた、
スティックショコラ。
是非、食べる前は、インスタ映えさせて、
食べることをおすすめします。
おいしさが倍増します。
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