【ブルーベリーをかけた福村農園とイルローザ社長岡田の熱き戦い】
イルローザで、「他の洋菓子店ではここまでしない」という表現を当社から出される文章の中で、時々使います。
アーモンドを挽きたてで、それも高級な2種類をブレンドするような所や、
チョコレートやチーズも、数種類をバランスを見ながら配合する。
また、完成して販売した商品でも耐えず、探求して、毎年、過去を上回る商品に成長させるため、試行錯誤を繰り返す。
ただ、「他の洋菓子店には絶対にないです」という商品は数少ないです。
本日はそんな、イルローザを除いては絶対にない「ブルーベリータルト」について紹介します。
当社でしか絶対に味わえない理由。
それは、以下の3要素がマッチングしているからです。
①イルローザのタルトに対する執念
②福村農園のブルーベリーにかける執念
③福村農園の立地
ずっとアップデートを繰り返してきて、永久に進化させ続けているとはいえ、
群を抜くクオリティのイルローザのタルトで受け止める福村農園の執念が籠ったタルト。
そして、収穫したものをそのまま当社に仕入れ、フレッシュなまま、
福村農園のブルーベリーを受け止め昇華させるレシピで作り上げるタルト。
これだけでもう、十分に強そうですが、3要素を1つずつ解説します。
①イルローザのタルトに対する執念
長年、福村農園さんと取引してきて、その度に毎年少しずつ改良しています。
例えば去年は、レモンクリームをタルトの上に合わせたり。今年は、生クリームとカスタードをタルトに塗って、ブルーベリーにマスカルポーネクリームを飾ってコクを出す!みたいな。
毎年、表情を変えておいしさを追求する。これは細かい部分へのこだわりです。
ただ、根幹、根っこは、変わらない。
いや、変えないと決めている。
それが、タルト生地です。
イルローザでは、完熟ブルーベリーと合わせるのは、タルトが一番だと信じています。
そのため、タルト作りをとことん詰めます。
生地を作る時に合わせるバターの温度・・・
練り込み度合い、頻度。
こういった細かい変化を、食べて全て見抜かれます。
何気なく食べても見えてこない、ものづくりの領域。
「ちょっと厳しすぎない??」
一般的に見ると、過度なレベルまで、追求しています。
「おいおいタルト生地が生焼けだわ!」
「香りが全然伝わってこんわ」
「食感がいつもと違ってネチッとしとるぞ」
やり直せ!!!!!
厳しいフィードバックと指導で、職人の手や感覚は研ぎ澄まれ・・・
アーモンドの香り、バターの風味。
完熟ブルーベリーを全力で受け止め、
想像を超えた、別次元のおいしさへ導きます。
②福村農園のブルーベリーにかける執念
ここのブルーベリーなら間違いないと評判の福村農園さんですが、参入時は、元サラリーマンの完全素人。
「目の病気で苦しむ父親の力になりたい」という想いで、20本の植木からその夢をスタートさせました。
サラリーマンの合間も入念な準備で、いよいよ始動。
最初の1年必死に育てて、実らせた念願の初収穫は、
たったの10粒。
それでも、地道に本数を増やし、品質を上げて・・・
今ではなんと、3500本もの大ブルーベリー農家になりました。
「皮ごと食べておいしい」子供からお年寄りまで、パクパク食べてもらうため、管理が困難な、
覚悟の無農薬栽培。
食の根幹ともいえる、安全とおいしさを極めてきました。
③福村農園の立地
イルローザと福村農園の強み。
それは、立地です。
通常、完熟を待たず、大量収穫した酸っぱいものと違い、完熟を待ち、毎朝丁寧に手摘みしたフレッシュなものを当社に仕入れています。
そのため、甘くて、濃い、上品な酸味・・・
ブルーベリーの概念がひっくり返るおいしさに驚きます。
これは、イルローザと福村農園の立地がなければ、成立しません。
イルローザを除いては、絶対にない「福村農園さんのブルーベリータルト」
イルローザのブルーベリータルト。
福村農園の完熟ブルーベリー。
どちらも毎年、クオリティが上がっています。
毎年ブルーベリーのクオリティが上がっていくもんだから、イルローザもレシピを微妙に変えて、最高峰のタルトで立ち向かう。
毎年繰り広げられる、福村農園とイルローザ社長岡田の熱き戦い。
受け止めてやる!!という執念が伝わってくるスイーツです。
ちなみに、7月初旬~中旬にかけて、収穫する品種が変わって、さらにジューシーで甘くなります。
「甘くなったら、レシピの配合を変えて、甘さを調節する改良がいるなあ」
「ですです、ジャムに酸味加えてバランスとります」
こういった会話が当たり前にされています。
改良されると、スイーツの表情は変わり、全く違った頭角を表します。
1度の旬で2度楽しめる。
是非、時期をずらして食べ比べてみてください。 タルトの中はしっとり、外はサクッと香ばしい。
完熟ブルーベリーとのなんとも言えないマッチング。
正直、当社以外では、食べられません。
「ああ、これはイルローザのタルト以外ありえないわ」
お召し上がりいただけると、その意味が、執念が、お分かりいただけると思います。
この時期限定です。
お早めに、お楽しみください。
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