株式会社Green Guardian 公式note

LCAの分野で研究を始めて約15年、中小企業~大企業まで様々なクライアント様のGHG排出量算定実績があります。日々の業務から得た知識や便利なサービスなどをnoteで共有できたらと思っています!https://www.greenguardian.co.jp/

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最近の記事

【!超豪華!】海士町視察ツアー第1弾、開催します!

こんにちは。 株式会社Green Guardianの小野あかりです。 当社は、まちづくりに関する事業も行っておりまして、 その一環として定期的に視察ツアーを開催しています。 そして、ついに、、 これまでリクエストも多くいただいていた海士町を舞台に 2024年9月27日(金)~2024年9月29日(日)の2泊3日で、 視察ツアーを開催することとなりました! 海士町は、今年の5月にNKHの新プロジェクトXでも放送されたので、既にご存知の方も多くいらっしゃると思います。 そんな

    • LCA(ライフサイクルアセスメント)とは?実務経験10年以上のLCAコンサルがメリットと注意点を分かりやすく解説

      こんにちは! LCAコンサルタントの小野あかりです。 近年、世界的にサステナビリティへの取り組みが加速する中、ライフサイクルアセスメント(LCA)に関する企業の関心も高まっています。 そこで、 ◆なぜサスティナビリティへの取り組みにLCAが関係してくるのか? ◆企業がLCAに取り組むメリットはどこにあるのか? ◆逆に注意点はあるのか? に関して、コンサルタントの視点から解説をしていきたいと思います。 ライフサイクルアセスメント(LCA)とはなにか?ライフサイクルアセ

      • ライフサイクルアセスメント(LCA)サービスの導入で差をつける!LCA専門コンサル会社を選ぶ際のポイント11選

        こんにちは! LCAコンサルタントの小野あかりです。 前回、「環境配慮型製品で商品/製品の差別化を図る方法」という記事の中でLCAの活用およびブランド戦略のお話をしました。 今回は、 "よし、LCA算定サービスを導入しよう!" と思われた方に是非知っておいていただきたい、LCA専門コンサル会社を選ぶ際のポイントをご紹介していきたいと思います。 今や多くの企業がLCA算定サービスを提供していますが、その内容や担当者のレベル、金額はかなりバラバラです。 いざ評価業務をお願いして

        • 企業が環境配慮型製品で商品/製品の差別化を図る方法

          こんにちは。 今日は珍しく連投になります。 少し長文ですが、よろしければ最後までお付き合い下さい。 最近、色々な企業さんにLCAの算定サポートをさせていただく中で、 "LCAをやったあとで、その結果をブランディングに活かしていきたい" というお声をよく聞きます。 現代の市場競争において、企業が競争優位を確立するための有力な手段の一つが、環境対応製品の開発とその戦略的アピールです。 特に、消費者の環境意識が高まる中で、持続可能な製品を提供することは企業のブランド価値を飛躍的に

          【お知らせ】ラジオチャンネルを開設しました!

          こんにちは。 だいぶお久しぶりの投稿になってしまいました。 今日はタイトルにもある通り、1つお知らせです。 このたび、Stand FMで「サステナビズ・トーク」というラジオチャンネルを開設いたしました! LCAに関する知識や、サスティナビリティに関する最新ニュースなどを短く配信していけたらと思っておりますので、よろしければぜひ聞きに&遊びに来てください~。 過去4回の配信概要はこんな感じです。 【記念すべき1回目の配信概要】 サステナビズ・トークチャンネル内でお伝えして

          【お知らせ】ラジオチャンネルを開設しました!

          欧州におけるグリーン・ウォッシュ規制について

          過去にこのnoteでもグリーン・ウォッシュに関する投稿をしたような記憶がありますが、今年の3月に欧州が規制強化の動きに出たようです。 そこで、今回はなぜ欧州でそのような動きが出ているのか、グリーン・ウォッシュ規制の中身などについて記載していきたいと思います。 1. 規制強化の背景および目的 欧州委員会が2020年に行った調査では、環境に関する主張の53.3%が 曖昧、誤解を招く、または根拠に乏しいものであり、40%が完全に根拠を欠くものであったとされています。 さらに、

          欧州におけるグリーン・ウォッシュ規制について

          LCA(Life Cycle Assessment)の歴史について - 第1章 1960年~2003年 -

          こんにちわ。 4月は少し時間にゆとりがあるということで、色々と自分たちの業務内容を整理してみたり、新たな知識をインプットしてみたり、他の月とは違う過ごし方をしています。 前回の自治体に向けたBIツール「IREAM」のご紹介も、自分の整理を兼ねて書いたものになります。 自治体の方だけでなく、企業のCO2算定結果などにも活用できますので、ぜひ1度触ってみて下さい~! さて今日は、LCAの歴史について整理を兼ねて書いていきたいと思います。 以前もnoteでLCAに関して投稿したこ

          LCA(Life Cycle Assessment)の歴史について - 第1章 1960年~2003年 -

          対話型地域経済分析モデル(IREAM)のご紹介

          こんにちは!一気に暖かくなってきましたね~。 太陽の日差しも柔らかく、ポカポカ暖かく気持ち良いですよね。 近くの公園ではシニアの方々が楽しそうにテニスをしていたり、子供たちが自転車の練習をしていたり、花見をしていたり、花より団子だったり、楽しい光景が沢山広がっていて本当に良い季節だなぁと思います。 これで花粉症じゃなかったらもう最高でしたね。笑 さて、今日はこれまでとは少し違うテーマで行きたいと思います。 (実は)弊社は大きく分けて3つの分野に関する見える化支援サービスをし

          対話型地域経済分析モデル(IREAM)のご紹介

          ESG投資の拡大から見る企業のサステナビリティ経営の必要性

          かなりお久しぶりになってしまいました。 3月の納品ラッシュでかなり慌ただしい日々を過ごしておりましたが、なんとか新年度を迎えることが出来てホッとしております・・・ 4月はまだ色々な案件が本格的に始める前なので、情報のインプット・アウトプットに適した時期だと個人的には思っています。 なので、自分が気になるテーマについて調べたりしながら、その内容をここでアウトプットしながら情報を貯めていこう!と思います。 今日のテーマは "ESG投資とサステナビリティ経営" です。 (海外の動

          ESG投資の拡大から見る企業のサステナビリティ経営の必要性

          原単位って、つくれるの?!

          こんにちは。 気が付いたら1月も下旬に差し掛かり、時が経つスピードにもはや恐ろしさを感じている今日この頃です。 目標をしっかり持って今年1年を過ごしたいところです。 さて近ごろは、製品や組織評価に関するご相談をチョボチョボといただくようになってきました。 昨今の「算定ブーム」到来により多くの企業が対応を迫られている訳ですが、やればやるほど悩みや課題が出てくるものですよね。 もしかしたらこの記事を見つけて下さった方の中にも同じようなお悩みをお持ちの方がいらっしゃるかもしれない

          原単位って、つくれるの?!

          新年のご挨拶およびツアー開催のご案内

          謹んで新年のご挨拶を申し上げると共に、令和6年能登半島地震により被災された皆様及びご関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。 被災地の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。 このタイミングで開催告知・募集を行うのもどうかなと悩みましたが、 告知させて下さい。 実は、株式会社GreenGuardianはコンサル業務の傍らで旅行会社も運営しております。 昨年はお陰様で徳島県上勝町、岩手県洋野町といった地域へのツアーを開催することができました。 そんな弊社の今年初ツ

          新年のご挨拶およびツアー開催のご案内

          土地利用・土地利用変化に伴うGHG排出量の算定が可能になった意義について

          皆さん、こんにちは。GGの中の人 その2です。 2023年12月21日にLCA活用推進コンソーシアムからIDEA v3.3に関するリリースがありましたが、今日はそれについて軽く私見を述べていこうと思います。 今回のリリースによって、GHG排出量を把握できる国内のDBであるIDEAに新しく「土地利用・土地利用変化に伴うGHG排出量」の原単位が加わりました。 土地利用・土地利用変化へのニーズそもそものニーズですが、これまでGHGプロトコルやPEF、ISO規格等で土地利用・土地

          土地利用・土地利用変化に伴うGHG排出量の算定が可能になった意義について

          今日も1日おつかれさまでした〜! 皆さんにとって今日はどんな1日でしたか? 私は、3歳と0歳の子供達のお世話でバタバタの1日でした(^o^; エネチャージならぬネテチャージ!して、明日に備えようと思います。 それではまた明日noteでお会いしましょう😊

          今日も1日おつかれさまでした〜! 皆さんにとって今日はどんな1日でしたか? 私は、3歳と0歳の子供達のお世話でバタバタの1日でした(^o^; エネチャージならぬネテチャージ!して、明日に備えようと思います。 それではまた明日noteでお会いしましょう😊

          【リサーチ】グリーンウォッシュ

          最近はグリーンウォッシュという文言を頻繁に目にしますよね。 主に批判的な記事などで良く見かけると思います。 何が問題なのか、調べつつ自分なりの考えをまとめてみました。 グリーンウォッシュとはそもそもグリーンウォッシュの意味はなんでしょう。 多くの解説記事には "うわべだけ環境保護に熱心にみせること" と書かれています。 "グリーン(=環境に配慮した)"       + "ホワイトウォッシュ(=ごまかす、うわべを取り繕う)"  を合わせた造語で、主に企業の広告や企業活動な

          【リサーチ】グリーンウォッシュ

          1次データ収集とってもメンドクサイ問題

          今日は、日ごろ感じている "それって面倒なんだけど、結局あとあとのことを考えると大事なんだよね" ということについて書いてみたいと思います。 それが、タイトルにもなっている 活動量データ(1次データ)収集とってもメンドクサイ問題 です。 よくCO2算定支援業務をしていると、この問題にぶち当たります。 同じく算定支援のご経験がある方は激しく同意して下さるのではないでしょうか。。。(笑) 製品評価は勿論のこと、組織評価(Scope3評価)ともなると 収集しなければならないデー

          1次データ収集とってもメンドクサイ問題

          【新たな概念】Scope4とは何か?

          最近、我々の業界では"Scope4"や"削減貢献量"という言葉を目にしたり、耳にしたりする機会が増えてきました。 私自身もまだまだ勉強中のため、 それって結局なに?どうやって評価するの? という疑問がモクモクと湧いてきたため、国内外の情報をリサーチしてみました(現在進行形ですが、、、)。 調べる中で、個人的に分かりやすくまとめてくれているなぁと思うサイト(https://eco-act.com/emissions/avoided-emissions-target-settin

          【新たな概念】Scope4とは何か?