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TRIO パリ・東京・大阪 モダンアートコレクション 東京国立近代美術館

先週はMOMATコレクションだけでしたが、今週は『TRIO』を見に東京国立近代美術館に行って参りました。
キャッチーなタイトル『TRIO』に気を取られてましたが、それに続く『パリ・東京・大阪 モダンアートコレクション』のタイトル通り、まさに東京国立近代美術館=The National Museum of Modern Art, Tokyoに相応しい展覧会でした。

TRIO
3っつの美術館で奏でる三重奏

TOKYO.PARIS.OSAKAの綴りに『TORIO』が隠れているのを見つけた時点で、お見事ですし、テーマ別に三点ずつトリオで展示しちゃう企画力も凄い。学芸員さんたちも組み合わせ選ぶの楽しかったろうなーと。

と言いながらも、結局好みの作品に目が言ってしまうものですね。

やっぱり佐伯祐三っていいよなーと思ったり。

《郵便配達夫》佐伯祐三|1928年 大阪中之島美術館
《レストラン(オテル・デュ・マルシェ)》佐伯祐三
|1927年 大阪中之島美術館

ブローネルの作品を始めて見て、これは一度見たら忘れられないなと思ったり。

《ペレル通り2番地2の出会い》ヴィクトル・ブローネル
|1946年 パリ市立近代美術館

マグリットの作品大っきくて存在感が凄いなと思ったり。

《レディ・メイドの花束》ルネ・マグリット|
1957年 大阪中之島美術館

マティスや萬鉄五郎よりモディリアーニが断然良いよなーとか。

《髪をほどいた横たわる裸婦》アメデオ・モディリアーニ
|1917年 大阪中之島美術館

「32 ポップとキッチュ」として、ヘンリー・ダーガーと一緒に、奈良さんと森村さんが並んでましたが、奈良さんがキッチュ?と思ったり。

東近美の成相さん的にはキッチュということなんでしょうか?

ほんとに最初から最後まで贅沢な展示。
こんな企画、二度とできないのではないかでしょうか?

東京国立近代美術館で、パリ市立近代美術館、大阪中之島美術館の作品を同じ空間で見られることに感謝です。

もういちど夏休み中に家族で行ってみようかと思います。



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