肘が痛い原因は?
みなさん、こんにちは。
恵比寿のパーソナルジム
ワイズジムの山崎です。
先日お客様とのトレーニング中に、
「最近、肘が痛くて辛いんだよね」という事を言われました。
肘が痛くなる原因とは一体何なのでしょうか?
本日は【肘が痛くなる理由】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していこうと思います。
肘の構造
まずは肘の構造を見ていきましょう。
肘は腕の関節の一部であり、上腕骨、尺骨、橈骨の3つの骨が結合して構成されています。
①上腕骨
肘の上腕側に位置する大きな骨です。
下端は肘関節を形成し、尺骨と橈骨との結合点です。
②尺骨
肘の内側に位置する骨で、上腕骨と平行に配置されています。
下端は尺骨顆と呼ばれる突起を形成し、手首の一部を構成します。
③橈骨
肘の外側に位置し、尺骨と平行になります。
下端は橈骨頭となり、尺骨との連結を介して尺骨回旋運動を可能にします。
これらの骨と関連する組織によって、肘の安定性と動きが確保されています。
肘が痛くなる原因は?
それでは肘が痛くなる原因をそれぞれ見ていきましょう。
①テニス肘(腱鞘炎)
肘の外側に痛みが生じることがあります。
これは腱や腕の筋肉の過度な使用によるもので、テニスプレイヤーだけでなく、他の活動に従事する人々にも影響を与えることがあります。
②ゴルフ肘(内側の腱鞘炎)
肘の内側に痛みが生じ、特にゴルフや他の握る動作を伴うスポーツや活動に従事する人に影響を与えることがあります。
③炎症や損傷
:肘の関節や周囲の組織に炎症が生じるか、損傷が発生することがあります。
これは外傷、過度なストレス、または繰り返しの動作によるものです。
④神経の圧迫
肘の周囲の神経が圧迫されると、痛みやしびれが生じることがあります。
キューバイトンネル症候群や尺骨神経障害などが該当します。
⑤関節炎
関節炎によって肘の関節が炎症を起こし、痛みや腫れが生じることがあります。
⑥腫瘍や嚢胞
肘の近くに腫瘍や嚢胞ができると、痛みを引き起こすことがあります。
肘の痛みまとめ
いかがでしたでしょうか?
肘の痛みには様々な原因があります。
それぞれに適切に対処することで、予後が変わってきますので、痛みが引かない場合は自分で判断せず、病院に行くなどの方法をとりましょう。
大前提痛くならないようにすることが大事なので、適切な運動習慣で、負担のない体作りをしていきましょう!
本日もお読みいただきありがとうございました。
恵比寿パーソナルジム
ワイズジム代表 山崎