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脂質を摂り過ぎると?
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みなさん、こんにちは。
パーソナルジム|ワイズジム恵比寿の代表、山崎です。
みなさん、脂質を摂りすぎていませんか?
ダイエットやボディメイクを目的にしていなくても、健康的な体を作る上で脂質を摂りすぎてしまうと、体には様々な悪影響が出てきてしまいます。
脂質を摂り過ぎると、どんな悪影響が出てくるのでしょう?
本日はそんな【脂質の取りすぎ】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していこうと思います。
脂質とは?
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そもそも脂質とはなんでしょう?
脂質とは、炭水化物やタンパク質と並ぶ三大栄養素の一つで、エネルギー源や細胞膜の構成成分として重要な役割を果たす化合物の総称です。脂質には以下のような主な種類があります。
中性脂肪 (トリグリセリド)
役割: 体内でエネルギー源として利用されます。余分なエネルギーが体内で脂肪として蓄えられ、必要に応じて使用されます。
摂取源: バター、オリーブオイル、ナッツ類、肉類、魚、乳製品など。
リン脂質
役割: 細胞膜の主要な構成要素であり、細胞の機能を保つために重要です。また、体内で脂質と水を混ぜる役割を持つ乳化剤としても働きます。
摂取源: 卵黄、大豆、ナッツ、魚など。
コレステロール
役割: 細胞膜の構造の維持や、ホルモン(特に性ホルモンや副腎皮質ホルモン)、胆汁酸、ビタミンDの生成に必要です。
摂取源: 動物性食品(肉、卵黄、乳製品、魚介類など)に含まれます。体内でも肝臓で合成されます。
必須脂肪酸
役割: 体内で合成できないため、食事から摂取する必要があります。炎症の調整や免疫機能の維持に関わります。
種類: オメガ-3脂肪酸(魚、亜麻仁油、クルミなど)、オメガ-6脂肪酸(植物油、ナッツ、種子など)。
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸
飽和脂肪酸: 主に動物性食品に含まれ、過剰摂取は心血管疾患のリスクを高めることがあります。
不飽和脂肪酸: 一価不飽和脂肪酸や多価不飽和脂肪酸があり、これらは健康に有益で、心血管疾患のリスクを低減する可能性があります。
脂質を摂り過ぎると?
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では脂質を摂り過ぎるとどんなデメリットがあるのでしょうか?
それぞれ見ていきましょう。
肥満:
脂質はカロリーが高く、摂取量が多いとカロリー過多になり、体重が増加しやすくなります。特に、飽和脂肪やトランス脂肪酸は肥満につながりやすいです。
心血管疾患:
飽和脂肪やトランス脂肪酸の過剰摂取は、血中コレステロール値を上昇させ、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの心血管疾患のリスクを高めます。
糖尿病:
過剰な脂質摂取はインスリン抵抗性を引き起こし、2型糖尿病のリスクを増加させる可能性があります。
肝臓への負担:
脂肪の過剰摂取は、脂肪肝や肝臓への負担を増加させ、肝機能障害を引き起こす可能性があります。
消化不良:
脂肪の摂取が多すぎると、消化器系に負担がかかり、胃もたれや消化不良、下痢などの消化器系の問題を引き起こすことがあります。
腸内環境の悪化:
高脂肪食は腸内の悪玉菌の増加を招き、腸内フローラのバランスを崩す可能性があります。
脂質まとめ
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いかがでしたでしょうか?
脂質は、適量を摂取することで健康を維持し、体のエネルギー供給や各種機能に寄与しますが、過剰摂取や不適切な種類の脂質を多く摂ると健康に悪影響を与えることがあります。
脂質をうまく付き合って、健康的な体を目指していきましょう!
本日もお読みいただきありがとうございました。
パーソナルジム|ワイズジム恵比寿
代表 山崎