社長のための組織と身体 ~気功によるリーダーシップ向上~

人事コンサルタントをしています。 気功を使って、社長のカラダとココロを整え、組織を率いるコツをお伝えします。

社長のための組織と身体 ~気功によるリーダーシップ向上~

人事コンサルタントをしています。 気功を使って、社長のカラダとココロを整え、組織を率いるコツをお伝えします。

最近の記事

生活に困窮する社員からの訴え ~経営は社会的情動と論理の合わせ技であり、抽象度の低い情動は排除する~

(思い出したことがあったので、ハワイの解剖実習からいったん離れます。結果的にはつながりますが。) 実際にあった事例をお話します。 古参の社員で、社長とも旧知の仲だった人に対して、減給しました。理由は単純で、能力もパフォーマンスも見合っていなかったから。その後、本人は頑張って仕事をしましたが、まだ能力とパフォーマンスが元の給与には見合っていない。 その社員から、評価面談の際に「生活が困窮しています。それもあって思考がネガティブになりがちなんです。今回、頑張ったので給与は戻り

    • 「ハワイ解剖実習」足裏のみを掘り下げてみた ~地に足をつけ、星を見る~

      ハワイ解剖実習を終え、帰国してすぐにミーティングがあり、一休みしています。 今回の解剖実習は他の参加者の希望が多種多様でした。 歌手だから喉を見たい。 クンダリーニのために中枢神経と松果体が見たい。 ダンサーから腰部周辺の筋肉が見たい…などなど。 ちなみに私は解剖そのものや、全般的に興味がありました。 で、そんな私が始まった時にいた場所が下肢部。そのためまずは膝下あたりから切開し、筋肉を見ていました。で、その流れで足底(そくてい/足裏)を担当することになったのですが、

      • ハワイ大学の解剖実習を修了。なぜ経営コンサルが人体を解剖をするのか?

        ハワイ大学マノア校で実施された解剖実習を修了しました。 表紙の写真が修了証です(名前は生成AIで消してあります)。 修了証にはこう書いてあります。 The John A. Burns School of Medicine University of Hawaii at Manoa in collaboration with Hawaii Anatomy Lab certifies that ’’NAME’’ has completed the Hawaii Anatomy

        • 組織か?業績か?上場企業経営者との対談 ~お気を付けなさい、嫉妬という奴に。~

          先日非アーカイブ配信で、ある上場企業の元経営者(仮:A氏)と対談を行いました。 「組織と戦略実行をどう両立してきたか?」というテーマで、非アーカイブ配信だからこその生々しい話が沢山できました。 モデレーターだった私からは結構突っ込んだ質問もさせてもらい、参加者の方々からは「普段のセミナーでは聞けない内容だった」と喜んでもらいました。 この対談から得られた経営のポイントをお伝えすると、 ・客観的に状況を見極める ・組織と戦略実行は両立できるが、どちらが優先かは状況による ・

          人体の解剖実習をしてきます

          10月に人体の解剖実習をしてきます。 クライアントの心と身体をサポートする上で、人体を知る必要があります。 ヨガのスクールなんかでも解剖図を用いて説明することなんかがよくありますよね。 気功なんて言うと、突拍子もない、スピリチュアリズムで非科学的なものだと思われがちですが、私が学んできた系譜は違います。 科学に則り、論理を突き詰めて問題解決をします。 楽しみ。

          戦略人事よりも先に、戦略のための人事を。ある経営者の話から考える人事の要諦。

          結論から話すと、ここに凝縮されます。 「MVVも大事。でも、戦略はもっと大事。」 (MVV:Mission、Vision、Value) 今日、友人である経営者にコンサル先の会社で講演してもらいました。 彼は、A社でCOOをやり、その後B社でCEOをやり、それぞれで実績を出し、成功を収めています。 講演の最後に質疑応答の時間に役員がこう聞きました。 「ミッションやヴィジョンやヴァリューがあってよかった、こういう時に役に立ったということはありましたか?」と。 友人はこう答

          戦略人事よりも先に、戦略のための人事を。ある経営者の話から考える人事の要諦。

          『Z世代に「うるさい、黙れ」と言いたくる』と書いた記事が5件シェアされているが、「いいね」は1件しかない件。

          フォロワーも「いいね」も少ない、好き放題のブログをたまに書いているわけですが、今日noteから通知があって、以下の記事が5件シェアされているとのこと。 どこにシェアされかは分からないのですかね。 この記事は若い方と、経営者、人事に当てた手紙みたいなものですね。 会社法、企業が置かれている環境、日本の慣習なども踏まえて、書いたものです。 ターゲットは、社会の厳しさを知らずに「私たちは打たれ弱いから優しくよろしく」みたいな甘ちゃんの人です。 厳しさを心得ていて何とか頑張ろう

          『Z世代に「うるさい、黙れ」と言いたくる』と書いた記事が5件シェアされているが、「いいね」は1件しかない件。

          人事は、人のことを考えるのをやめなさい

          いったん人のことを忘れよう、と私も自分自身に呼び掛けることがよくあります。 人のことを考える、というのはメンバーや関係者の個人個人の感情や反応を脳裏に浮かべるような状態です。 具体的には ・新しい戦略を打ち立てていこう。〇〇さんと〇〇さんは新しい戦略に賛同しそうだな ・今回の人事方針はざっくりこんな方針かな。でも、〇〇さんが、ネガティブな反応しそうだな とかです。 この具体例の中には相手のポジティブな反応が入っていることにも注目してください。 「〇〇さんと〇〇さんは新し

          役割論に逃げるな。階層性を認めよ。~とあるティール組織の「太陽神」~

          「階層じゃなくて、役割だよね。」 という言葉を聞くことがあります。 「うちの会社はフラットで風通しがいい。この文化を守りたい。管理職と部下とか、そういう固い関係性とか、上下じゃなくて、それぞれマネジメント(リーダー)とメンバーっていう役割だよね」 いい話じゃないですか、うんうん。 美しいですよね。 人は平等。私もそう思います。 でもね、企業はそれでいいんでしょうか? 人間は平等だと思います。 社長の命とメンバーの命、どちらが重いですか?と聞かれたら、同じ重さです、と答

          役割論に逃げるな。階層性を認めよ。~とあるティール組織の「太陽神」~

          戦略人事の前に、戦略のための人事たれ

          「戦略人事」「戦略的人事」という言葉があります。 八木さんと金井さんの名著『戦略人事のビジョン』を参考にさせていただくなら、マフィア化、官僚化しやすい人事部門のアンチテーゼとして、人事部は戦略的であるべきだ、という主張です。 https://amzn.asia/d/3l87Aak それはその通りだと思います。 給与計算、考課システムの運用、経営に言われるがままの組織サーベイの導入ではなく、ビジョンを持って攻めの人事をせよ、ということです。 ただ、その前に私が問いたいの

          生ぬるい対話をしている経営と人事コンサルに捧げる

          企業内での対話、ワークショップ、グループコーチング。 いいと思います。 私もよくやります。 でも、それって生ぬるくなってないですか? 対話、ワークショップ、グループコーチングの定義などはいったん横に置いて、ここでは対話としましょう。 対話の枠組みは大方決まっています。 ・現在、過去、未来 ・Mission、Vision、Value ・戦略、戦術、施策 ・組織、個人 ・論理、感情 ・対立、協働 ・ポジティブ、ネガティブ ・個人の価値観、Will・Can・Must 進め

          生ぬるい対話をしている経営と人事コンサルに捧げる

          組織づくりのためには、人も感情も切り離す

          経営者から、人の相談をよく受けます。 例えば、こんなことです。 メンバーが役員に対して不満があるようなんですよ。 あの役員には今のポジジョンが適していないかもしれないがどうしようかと、、、。外すべきかもしれないかな、、、。 この役割が必要だが適任がいないんですよね。 経営チームに一体感がないんです。 問題はいくらでもあるのですが、そういった場合は大体人に対する感情がごちゃまぜになってます。 だから、切り離して議論します。 シンプルです。 あなたのゴールにはどういう役割

          その1on1を止やめなさい

          「その1on1をやめなさい」と思うことがあります。 1on1の部分を、コーチング、対話や、組織開発と入れ替えてもいいでしょう。 今、世の中は優しくなり過ぎていると思っています。 過剰なコンプライアンスやポリコレ、イカれた平等主義(すみません、口が悪いのですが)、ダイバーシティ&インクルージョン…などなど。 勘違いと行き過ぎの二つが世の中を優しくさせ過ぎており、会社をおかしくしているのです。 私はパワハラもセクハラも問題だと思います。 人の命を平等だと思わない人々も理

          社長は睾丸マッサージを

          社長は睾丸マッサージをするとよいと思っています。 丹田や骨盤周り、骨盤の中は蟲(むし)が憑くことがことが多く、性機能が弱まりやすいです。 性機能の低下は、「生(せい)=生きる」力を低下させます。 蟲を取り除いたり、丹田を強くするためには気功も使えますが、知らない人は睾丸マッサージをするだけでもかなり性機能が向上するはずです。 この本が入門としてよいと思います。短い本ですが、簡単なマッサージ方法が書かれています。 https://amzn.asia/d/ab25qaO

          テーマを少し変えます

          対象は経営者、組織にしながらも、テーマは身体、気功、食事などを加えていきます。

          社長への右脳と身体のすすめ

          私は絵を描きます。 ギターを弾いて、曲も作ります。 洋服にペイントしてそれを着て街を歩きます。 身体を鍛え、朝散歩をして宇宙と社会と生命と人間と自分に思いを巡らします。 物理学、数学や、経済や経営、人事について学び、制度を作ります。 これらはすべて同じ活動です。 なんでそんなに色々とできるのか?と言われることがありますが、私にとっては物事を様々な視点で切り取っているだけですべて同じものです。 いわゆる会社での仕事をしていると、脳や心や身体の中でも使う部分が限られてきます