組織か?業績か?上場企業経営者との対談 ~お気を付けなさい、嫉妬という奴に。~
先日非アーカイブ配信で、ある上場企業の元経営者(仮:A氏)と対談を行いました。
「組織と戦略実行をどう両立してきたか?」というテーマで、非アーカイブ配信だからこその生々しい話が沢山できました。
モデレーターだった私からは結構突っ込んだ質問もさせてもらい、参加者の方々からは「普段のセミナーでは聞けない内容だった」と喜んでもらいました。
この対談から得られた経営のポイントをお伝えすると、
・客観的に状況を見極める
・組織と戦略実行は両立できるが、どちらが優先かは状況による
・組織へのアプローチ方法は戦略、組織文化による
ということだと認識しています。
こう書くと当たり前のように思えるかもしれませんが、A氏には3社の経営経験を話してもらいましたし、重たい失敗談もありましたので、かなりのリアリティと重みがありました。
(まあ、A氏と飲みに行ったときには非アーカイブ配信でも語れないもっと重たい話があったりもします。)
私のクライアントの社長さんもA氏の話を聞いてもらったことあって、かなり刺激になったようでした。
で、先ほどのポイントについては経営をしている人たちはまずは頭では理解できます。成功者の話は大方やり切った話が多いですから、自分との彼我の差を見せつけられてガツンとやられて落ち込んだりもしているものの、まあ、まずは理解はしているわけです。
でも、できない。
なぜか。
私は結局原因は人だと思うのです。
ひとつは、自分。自分の中でゴール設定がうまくできておらず、エネルギーが生れていない。(私のコーチングの理論では、ゴールと現状の差の大きさがエネルギーの大きさに比例すると考えます。)
もう一つは、周囲の人です。大体問題になる人はこのパターンです。
1.自分勝手。保身や自分の想い通りにいくように仕向ける
2.変化を恐れ現状維持したいという情動が発生している
3.嫉妬や妬みを持ち、無自覚に攻撃的になったり、関係を回避する
一番厄介なのは3なのですが、保身が妬みに変化することもあれば、変化を恐れる気持ちが強くなるとそれは生霊(いきりょう)のようなものになります。
私は経営コンサルとして外部から関わり、社長からの信頼を得て仕事をすることが多いため、嫉妬や妬みを食らうことがありますし、生霊に取りつかれたこともあります。
身体が重くなり、ゴール設定ができていてもやる気がでず、疲れやすく(疲れは憑かれ!)なったりします。つまり一つ目のゴール設定がうまく行っていても前に進めないのです。
やっかいなのはこういった問題は情報空間にあって目に見えないことです(普通の人には)。目に見えないけれども、あなたに憑りついているのです。
私のクライアントの社長さんにも、会社の変革期にかなり憑りつかれていました。
「行かないで―」「置いていっちゃいやだよー」「今までの努力はなんだったんだよー」と泣き叫ぶ社員が社長の四肢に憑りついているのです。
それを取るのが私の仕事で、気功と言わずに、うまーく憑りつかれていることを教えて取り除いてあげたりもします(私が気功をしていることを言っていないクライアントさんもいるので)。
シェイクスピアの『オセロ』という作品にこんな言葉があります。
ーーお気をつけなさい、将軍、嫉妬というやつに。
こいつは緑色の目をした怪物で、人の心を餌食とし、
それをもてあそぶのです。
経営者は、周囲の保身も、現状維持も、嫉妬も妬みも巧みに躱し(かわし)、退かせ、そして取り除き、軽やかに飛んでいきましょう。
あなたが本当にどうしてもやりたいゴールに向かって。
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