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綿柎開(わたのはなしべひらく)

私は暦に全く詳しくないけれど、今は二十四節気では「処暑」にあたり、七十二候では、「綿柎開(わたのはなしべひらく)」時期だそう。

Googleでそう見かけて、持っていた歳時記を久しぶりに出してきた。

歳時記には「綿柎開めんぷひらく」と載っていて、意味には「綿のがくが開き始める」とある。

今日、その暦の通り、しばらくぶりにまた綿の花が咲いた。

今朝の花

こないだ肥料をやったおかげかな。
それに、それまでは弾けた綿の房だけを収穫していたけど、残ったサヤとがくも取るようにしたのがよかったのかも。

綿の花は、写真で見るとオクラの花と似ている。
でもうちでは母がオクラを育てていて、どちらも実物を見てみると、構造としてはそっくりだけど、印象としてはあまり似ていない。

オクラの花はパッと明るく咲くけど、綿の花はひっそりと控えめに咲く。

栄養を新たな花に送っているのか、採れる綿はだんだん小さくなってきている。

うちの綿の実はたいてい3房なのだけど、今日初めて2房の実があった。

最近は、綿の木のある駐車場まで部屋着で出ていくのが平気になったよ。


歳時記を開いたついでに、綿と関連する季語を調べてみた。

「綿(棉)」は秋の植物の季語。
綿取わたとり」は秋の生活の季語。
「綿(棉)の花」は夏の植物の季語。

綿取の項目に、

棉の実を摘み取る作業。
(中略)
晴れた日に採取し、よく日にさらしたものが綿花で、綿糸の原料となる。

合本 俳句歳時記 第四版(角川学芸出版)

とあって、びっくりする。

綿花めんかって、綿の花のことじゃないんだ!

ググってみると、綿花は綿の種子を包む繊維のことで、白い花のように見えることからそう呼ぶそう。

とんだ勘違いをしていた。
これまでの記事の表記を直した。
でもややこしくない?

あと、綿の実が弾けて、綿毛をつけた種子を吐き出すことを「綿吹く」とか「桃吹く」って言うそう。

綿の実って桃の形だもんね。
「桃吹く」って可愛いな。
また一句考えてみよっと。


今日は観葉植物と多肉植物の作業をした。

ポトスとパンケーキプランツが植わっていた鉢を、分けて植え替え。

植え替えたポトス
パンケーキプランツ
根が弱っていたのか、葉がポロポロとほとんど落ちてしまった…

それから葉挿しに挿し木。

取れちゃったペペロミア ホープの葉を植え
伸びすぎた乙女心をカットしてイン


明日は早めの台風の備えをしなければ。

綿の鉢を家の壁際に寄せて、多肉植物の鉢を家の中に避難させようと思ってるけど、大仕事だ。

皆さんも気をつけてくださいね。



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