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■反抗と祈りと―『エンド・オブ・アルカディア』

こんばんは。
えりたです。
本日はコチラの書籍のご紹介です。

『エンド・オブ・アルカディア』
■蒼井祐人
■KADOKAWA 電撃文庫
■ISBN 9784049142204
■660円+tax

こちらは
第28回電撃小説大賞金賞受賞作です。

発売前に、あれこれなご縁で
ゲラをいただいてました。
でも。
最初の方を読んだ段階で
かなり好きな世界観だと感じたので
途中でゲラを読むのを辞めて
「書籍」の形になるのを待ちました。
で、満を持しての3月10日。
今月の新刊として、発売日に買い
そのまま作品世界に没入していったのです。

そしたらもう、
めちゃくちゃ面白くて‼

思わず一気読み。
今日、私は某所に出没していたのですが(笑)
そこでの待ち時間にもずっと
この作品を手放さずに
読みふけっていたのでした。

内容は。

彼女と彼は敵だった。
だから何度も殺し合った。
この二分された世界で、
同じ孤独を抱えていたと知るまでは――。

『エンド・オブ・アルカディア』裏表紙より引用

という、ディストピアな世界観での
ボーイ・ミーツ・ガールもの。

…という言い方をすると
身も蓋もないのですが(笑)
でも、これでおおまかなところは
説明され尽くされている物語です。
そして、これは
ワタクシの大好物な系統の物語でもあります(笑)

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