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【写真館599】分からないことを分からないまま持つ勇気
今日の一枚はコチラです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141044433/picture_pc_525f7661cc793516c3ac530a8b0b7d3b.jpg?width=1200)
名古屋城の西南隅櫓近くにある、石垣です。
先日、このあたりでぼんやりしていました。何を考えるでもなく、何を見るでもなく、ぬぼぉっとあたりを見ていたのです。そのとき急に、目に入ってきたのがこの石垣でした。
この石垣、もちろん築城当時からあるものです。が、それはともかくものっそいパステルグリーンな色をまとっていて、私にはそれがとても不思議に思えたのです。
お城に詳しい知り合いに聞いても「一回焼けてるからねぇ…くらいしか分かんない」と言われました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141044617/picture_pc_8a1bd4d70539b55252d8b70deae72212.jpg?width=1200)
銅が参加して緑青になるように、石に含まれる何某かの成分が酸化して、さらに風化してこの色になった…??
もしかすると、この写真をGoogleさんに見せれば、すぐさまその答えは出てくるのかもしれません。ですが、私はあえてそれをしませんでした。その行為に対して、ちょっと違和感があったからなのですが…
なぜ違和感があったのだろう?と思ったとき、ふと頭に浮かんだのが「疑問を疑問のまま持っておく勇気」という言葉でした。
特に、誰か偉い人の言葉というのではないのですが(笑)何となく、それは大切なことであるように感じて、この石の色を疑問のまま持っておくことに決めたのです。
今はAIという「集合知」が発達していますから、日頃湧く疑問はすすっと答えを知ることができます。でも、所詮「集合知」だよなぁなどと思ったりなんかもして。勿論、それが大切な役目を果たす場面があることは重々理解しているのですが。
それでも、疑問を疑問として持っておくことは自分の知識を広げるうえで、存外大事なのではないかなと思ったりもするのです。私のなかの小さな反抗期(笑)
ただただもの知らずなだけとも言えますが(滝汗)、分からないことを「分からない」と一旦腑に落とすこと、その上で、その疑問をあちこちから眺めてみることって今の時代だからこそ大切なのではないかなと思ったりしたのでした。
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