【写真館581】春の夜の夢の浮橋とだえして
今日の一枚はコチラです。
4月に宇治へ旅したときに撮った一枚です。
紫式部の描いた『源氏物語』の宇治十帖は宇治川を舞台としています。その縁で、宇治川のほとり、朝霧橋のたもとに「宇治十帖石像」が設置されています。ヒロイン浮舟と匂宮が宇治川を小舟で渡る場面を描いたものだそうです。
この像は街路樹に囲われたような場所にあり、ワタクシ、実は一度通り過ぎてしまい、「あれ?」と思い、うろうろしてようやく見つけたのはココだけの話(笑)
・ ・ ・
私の大学での卒論は『源氏物語』を題材にしていました。が、どうにもこうにも苦手過ぎて、宇治十帖をきちんと読んだことがないままで書き上げたのです。
それを師匠に言ったら、ため息まじりに「まったく…」と呆れられたのも良い思い出(笑)…えぇ、それからウン百年経った今もまだ読めておらず、相変わらず、私の『源氏物語』は幻巻で終わっているなんて、絶対に言えない…(滝汗)
そんなことを思いながら、今現代語訳を改めて読んでいるところだし、あまり難しく考え過ぎず、宇治十帖にトライしよう! とこの写真を見ながら、ア改めて決意したのでした。
■おすすめ記事
■桜のころにまた会おう
■あの時教えて欲しかった国語の疑問⑥―古文って、結局何がおもしろいの?
■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅③―越前 大河ドラマ館へ行ってきました
■大河ドラマ『光る君へ』第1話「約束の月」感想―中関白家と円融天皇と
■2024年度共通テスト国語について②―古典(古文、漢文)のこと
■おすすめマガジン
■えりたの花を楽しむマガジン
【写真館】noteのなかから、お花の写真記事を選んでまとめました。現在は桜の記事をぐぐっと集めてあります。記事を読みながら、お花見気分も味わっていただけたらと思います。
■えりた写真館マガジン
【写真館】noteとして投稿した500本を超える記事のなかから厳選し、まとめました。記事は随時増やしていきます。
■大河ドラマ『光る君へ』関連マガジン
大河ドラマ『光る君へ』に関連する記事をすべて収めてある無料マガジンです。毎話の感想や、深掘りするための参考本の紹介などもこちらにあります。
■大河ドラマ『光る君へ』を100倍楽しく見るために
2024年の大河ドラマ『光る君へ』をより楽しく深く見られるヒント満載のマガジンです。
■えりたマガジン
有料記事が全部入ったお得なマガジンです。これからも週に複数本更新していきます。
■大人ほど役立つ学び直し国語
すぐに使えるnoteの書き方や、あのとき解けなかった国語の問題の謎について書いています。
んじゃ、また。