【読書note9/新書】『世間ってなんだ』
幼い頃から、読書を好みながら成長しました。が、活字中毒の沼に自ら飛び込んだのは大学に入ってからでした。そのため、中学、高校の頃は、然程の冊数を読んでいたわけではありません。
そんな私が高校の頃からずっと読み続けていたのが、鴻上尚史さんのエッセイです。『鴻上夕日堂』シリーズも単行本で読破しましたし、『ドン・キホーテ』シリーズも連載当初から読んでいました。
鴻上さんのエッセイは、いつも不思議なほど、その時々の私に必要なことばや考え方をくれるのです。それは今も昔も変わらず。私は、鴻上さんのエッセイに何度も救われましたし、自分の思考に足りないものをたくさん補ってもらいました。
その『ドン・キホーテ』シリーズが終わってしまう!
その報に触れたとき、シンプルに寂しかったです。そして、三部作のカタチで書籍化されると知り、発売日を心待ちにしていました。
今回ご紹介するのは、その最終巻です。
■『世間ってなんだ』について
■鴻上尚史著
■講談社+α新書
■2022年9月
■900円+tax
本書は「シリーズ三部作の最後」です。前二冊は、それぞれ『人間ってなんだ』『人生ってなんだ』と同じく講談社+α新書から出ています。
■世間と社会
鴻上さんは一貫して「世間と社会は違う」と仰っています。では、「世間」とは、「社会」とは、それぞれどういうものなのか。
記事をお読みいただき、ありがとうございます。いただいたサポートはがっつり書籍代です!これからもたくさん読みたいです!よろしくお願いいたします!