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大人ほど役立つ学び直し国語

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受験国語のプロが教える、大人だからこそ役立つ国語について解説していきます。noteにはもちろん、あのとき「なぜ?」と思ったことも書いていきます。
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#国語

■プロではないからこそ楽しめる「写真とnote」―【写真館note】の連続投稿が670日を超えました

えりたです。 noteに記事を毎日投稿することを始めて、680日を超えました。そろそろ700日連続投稿、そして、365日×2年=730日連続投稿も見えてきています。365日連続投稿を超えてから、次の目標として据えたそれらの日数をまずは無事に乗り越えたいと思っています。 さて、今日はその中で私の連続投稿の軸となっている【写真館】note―「写真とnote」について書いていきます。 どんなふうに【写真館】noteを書いているのか、書き続けたことで変化したことはあるのか、そん

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■今ひとたびの逢ふこともがな―ビギナーズ・クラシックス版『百人一首』

えりたです。 若い頃はその機微がまったく理解できなかったけれど、大人になった今なら何となく実感できる、身近に感じられる。そんなふうに変化したものが幾つかあります。みなさんにも、そう言われて思い浮かぶものは様々あるのではないでしょうか。 それらは、さまざまな経験がなしたものなのか、それとも生きた時間が醸成したものなのか。そのあたりの理由や理屈はよく分かりません。ですが、その変化のおかげで得た緩やかさ、穏やかさは、少なくとも私にとっては、とても温かなものでした。 さて、私の

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【読書note】あなたの「光る君」はだれですか―紫式部『源氏物語』

えりたです。 今日は、大河ドラマ『光る君へ』に関わる本のご紹介です。 以前、こちらの記事を更新しました。 こちらは、長い間『源氏物語』をはじめとした、平安時代の文学を研究していらっしゃる三田村雅子先生による『源氏物語』の入門書です。「100 de 名著」シリーズですから、書店で手に入れやすいですし、また、お値段もお手頃。なので、私にとっては、心からのおすすめ本♡ これを読むと、けっこう本気で「うわぁ…『源氏物語』読みたい…‼‼」ってなるですよ。しかも、大河ドラマ『光る君

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■2024年度共通テスト国語について②―古典(古文、漢文)のこと

今年もとうとう受験期に入りました。中学受験などはすでに佳境ですし、大学受験もそろそろ私立大学の入試が始まる頃ではないでしょうか。私自身、入試問題解説の仕事も来月あたりには一気に降ってくることでしょう。今年もがんばらねば。 さて、今回は今年行われた共通テストのうち、国語の古典分野(古文、漢文)についてお話します。 近年は受験科目がごりごり減っていく傾向にあり、理系学部を志望する場合、私立大学であれば国語そのものが受験科目に入らないことがあります。また、文系学部でも文学部あた

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■2024年度共通テスト国語について①―現代文のこと

今年も共通テスト本試が終わりました。問題と解答が新聞に掲載されたり、翌日には各予備校のHPにも載ったりしますから、それを見て、解かれた方も多いのではないでしょうか。 そうして何気なしに解いたものが、良い点数であると妙にうれしかったりもして。大人になっても、「テスト」は絶妙に高揚感を煽ってきます。 さて、そんな共通テスト。今年の国語の問題には、どんな傾向があり、どのような力を見定めるものであったのか。あるいは、共通テストの問題で得点するには何に気を付ければいいのか。今回はそ

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■あの時教えて欲しかった国語の疑問⑥―古文って、結局何がおもしろいの?

来年の大河ドラマは『光る君へ』です。舞台は、摂関政治最盛期の平安時代中期。今からちょうど1000年ほど前の時代の人々の物語です。 私は受験国語の講師を長い間しています。大学受験を目指す生徒もたくさん担当しましたので、古典(古文、漢文)も教えていました。 そのなかでよく言われたのが、「古文とかやって、何の役に立つの…?」という言葉。それって、おそらく古文が ・文法がごちゃごちゃしている(ように見える) ・単語の意味が今と違い過ぎる ・何が書いてあるのか、理解しづらい か

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■自分の言葉に自分で責任を持つということ―『いつもの言葉を哲学する』

noteやTwitterで言葉を綴ったり お友だちと話をしていたりするとき 自分の書き癖、口癖に 辟易することがあります。 伝えたい内容自体は異なるのに なぜか用いる言葉が同じ。 そりゃ、毎回自覚的に考え尽くす!では 疲れ果ててしまいますが(笑) けれど、伝えるための言葉を ぞんざいにしてしまっては 内容も色褪せてしまうような気もするのです。 でも、それを どうしたらいいのかわからない。 という気持ちに指針を与えてくれたのが こちらの本です。 ■『いつもの言葉を哲学す

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■あの時教えて欲しかった国語の疑問⑤―言葉の学びと積み重ねは一生もの

私は学生時代のアルバイトも含めれば、人生の半分ほどを「受験塾」という場所で、国語講師として過ごしました。その時間を過ごすなかで、疑問に思うことがありました。 それは。 たとえば、数学であれば「図形が苦手」、「確率が分からない」と、自分の苦手とする分野を具体的に示すことができます。ちなみに、私は数学の立体図形が潰滅的に苦手でした。高校入試の一週間前に泣きそうになりながら、特訓したのを覚えています…が、それはともかく。 理科であっても「暗号みたいで物理が苦手(点P動くな)」

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■あの時教えて欲しかった国語の疑問④―本を読めば国語の成績が上がるってほんと?

えりたです。 塾で講演会をしたとき言われたことばで、今も強く印象に残っていることがあります。 それは「どの本を読めば、国語の点数は上がりますか?」という質問です。あるいは。「うちの子は本を読まないので、国語の成績が上がらないんです」というご相談。これも、わりと頻繁にされたご相談でもあり、印象に残っています。 この二つのことばはどちらも、「本を読む=国語が得意になる」という図式が前提になっています。 たとえば、小学生時分。クラスにひとりは、休憩時間になると、静かに本を読

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■今、私たちを取り囲んでいる「権力」とは?―『ミシェル・フーコー』

普段、「当たり前」と思っていることが 実は当たり前ではないと実感する。 そんな出来事は 日常のあちこちにあります。 でも、それが実際起きたときって 乗り越えるのに必死で 自分の思考に定着させるのには 随分と時間がかかります。 私の場合、それを具体的な衝撃として 思考に刻み込んでくれたのは 文学理論の勉強会で読んだ フーコーの『知への意志』でした。 そして、そんな衝撃を 久しぶりに思い出させてくれたのが 今回読んだコチラです。 ■『ミシェル・フーコー』について ■箱田徹

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■あの時教えて欲しかった国語の疑問③―なぜ、漢文の勉強って必要だったんだろう?

えりたです。 先日、来年度使われる小学五年生用の国語教科書を見る機会を得ました。ちらほらと読みながら、あっちで驚き、こっちで感嘆しとなかなか楽しい時間を過ごしました。 そのなかで、ものすごくびっくりしたことがあります。それは「漢文」の項目が入っていたことです。 正確には「漢詩」ですが、書き下した漢詩が現代語訳と共に小五の教科書にあり、とても驚いたのです。 私自身は、漢文(漢詩)を初めて習ったのは中学生であったと記憶しています。小学生の頃にはなかったです、確か。あったら

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■note記事ネタ探訪記⑥~noteのことはnoteに学ぶのがいちばんよいのです

えりたです。 昨年から何とはなしに始めたnoteの毎日更新も400日連続が見えてきました。 写真館noteも380日連続更新を超えましたし、5月から8月までは1500字~2000字のエッセイを100日連続で更新していました。 8月以降、有料noteに執筆の軸を移しましたが、それでも毎日何かしらの記事を書き、また、更新しています。 noteを毎日更新するとき、さまざまなハードルがあります。その一つに、「毎日更新するためのネタがない」があるのではないでしょうか。 日常は平

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■あの時教えて欲しかった国語の疑問②―結局、国語ってセンスで解くものなの?

えりたです。 私は、受験国語を教える講師を生業として、人生の半分以上の時間を過ごしてきました。生徒たちが、志望校―私立中学、高校、医学部を含む大学―に合格するためのお手伝いを、「国語」という科目を通じてしてきたのです。 そんな私の経歴はコチラに詳しく書いてあります。 さて、人とお話していると、ときおり自分が「国語講師」をしていたことを伝える場面に出会います。そうして、それを告げたとき、返ってくるさまざまな反応には幾つかパターンがあるのです。 その一つに、「あ~国語って

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■note記事ネタ探訪記⑤~究極のインプットって何だろう?

えりたです。 noteの執筆を楽しんでいらっしゃいますか? noteではちょうど今、「クリエイターフェス」が行われています。年に一度の大きなお祭りですから、参加しない手はないですよね。 私も昨年のクリエイターフェスで「秋の写真を撮ってみた」マガジンに参加し、写真館noteの毎日更新を始めました。 その写真館noteも連続更新が370日を超え、また、note自体の毎日更新も380日を超えました。さらに、今年の5月から8月にかけて、1500字強のエッセイを100日連続で更新

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