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記事一覧
AI倫理:人々はチャットボットに何故ザワザワするのか?
前回、ChatGPTは「決定的なソリューション」と紹介しましたが…
どんな質問にも流暢な日本語で返事してくれるChatGPT。僕の周囲でも好意的に評価をする人が多いのは事実です。でもこれは日本限定のお話で、海外特にヨーロッパでは法規制論議が加熱してるのだとか。元 Twitter では現状を揶揄するように「ヨーロッパはハードロー、アメリカはソフトロー、日本はノーロー」などという呟きが出回っていますが
ジョゼフ・ワイゼンバウム
前回の投稿から時間が経ってしまいましたが…
友人から「もう少しテンポ良く投稿できないのか?」と突っ込まれてます。やはりブログは「短めの記事をできれば毎日」が読みやすいらしいそうで…指摘はもっともなんだけど、あの言い方がねぇ。悔し紛れに「今月中にこのシリーズを終わらせる」と啖呵を切ってしまいました。「#10月これやる宣言」に便乗します。それでは…
史上初の「AI倫理」論争を追って(2)前回、現代の
1960年代のハッカーたち
この回、どっちのネタを先に出すか?で悩みました。あれこれ考えたんだけど、結局、このネタを採用しました。
史上初の「AI倫理」論争を追って(3)人工知能の父として有名なジョン・マッカーシーは、ジョゼフ・ワイゼンバウムの著作にもっとも反発した人物の一人ではないかと僕は想像しています。それはマッカーシーの書評『An Unreasonable Book』の極めて批判的な内容からも明らかです。きっと彼が愛
ジョン・マッカーシーの批判
史上初の「AI倫理」論争を追って(4)前回は、書籍『ハッカーズ』を紹介しました。その第1部は1960年代〜70年代に米ボストン・ケンブリッジのテックスクエア界隈で起こった出来事を扱ってますが、その雰囲気を伝える画像を探してみたところ、談笑する4人の男性が写った写真が見つかりました。左からクロード・シャノン(情報理論で有名な大御所です)、ジョン・マッカーシー、エド・フレドキン(前回紹介したWho's
もっとみるマッカーシー vs ワイゼンバウム
2023/1024: 誤りがあったので一部見え消しをしました
前回のジョン・マッカーシーの書評に続き、今回はジョゼフ・ワイゼンバウムの反論を取り上げます。先に投稿した「先生、ChatGPTは人間の仕事を奪うのですか?(3)」も参考にしてください。ワイゼンバウム自身の反論は DARPA 文書アーカイブに埋もれていた "Three Reviews of J. Weizenbaum's Compute
マンハッタン・プロジェクト
唐突ですが…
先ほど「AI」「ガイドライン」でググったのですが、出てくる、出てくる、山のように PDF がリストアップされました。各省庁や地方自治体、業界団体などなど…指導監督の立場にある団体は「うちも作らなくっちゃ」とばかりに資料を作成したのでしょうかねぇ?数が多すぎて、どれを見れば良いかわからないのが正直なところです😂
いずれも「AI倫理」が話題の中心に据えられているように見えるのですが、ガ
『COMPUTER POWER AND HUMAN REASON』
とうとうシリーズ最終回にたどりつきました。普通なら、ここは「まとめ系」の内容になるんでしょうが…ここまで思いつくママ書いていたので、突散らかし過ぎてどう手をつけたら良いか?で悶絶しています😀
このシリーズでは「AI倫理」の源流のひとつである ジョゼフ・ワイゼンバウム の著書『Computer Power and Human Reason』を軸にその周辺の様々な話題を紹介して来ました。
生成系A