地獄の生理

今日の仕事も無事終了した。
昨晩また夜更かしをしてしまったので睡眠時間は4時間ほどで臨んだ。ゆえに眠さや怠さは当然といえば当然なのだが、それとは別の調子の悪さがある。

月経前症候群(PMS)だ。
私は生理が始まる1、2週間前くらいから心身に様々な不調が表れる。
体の症状で言うと「あれ、なんとなく腰が痛いな？　お腹が痛いな？」から始まり、体が気怠い・日中の眠気がひどい・目がズーンと重い……などなど。それはもう限りなくある。悲しいことに。
精神的な症状もある。気分が落ち込む・集中力が落ちる・イライラする……などなど。これまたたくさんある。本当に悲しいことに。
これらの心身の不調は他にも人によって様々な症状があるので、気になった方はPMSでググってみてほしい。

個人的には精神的な症状がかなりつらい時がある。
上記のような不調に加え、「死にたい」と強く思うようになる。希死念慮だ。
私の場合、これが生理前に高確率でやって来る。
うつ症状にも近いそれは「月経前症候群(PMS)」ではなく「月経前不快気分障害(PMDD)」と呼ばれるらしい。おそらく私もそのPMDDなのだと思う。

この希死念慮のせいか、生理中よりも生理前の方がある意味つらいと思うことも多い。
身体的な不調もそこそこつらい＋集中力も落ちている且つ気分はとても落ち込んでいて些細なこともナーバスに感じてしまう
それすなわち、当然仕事のパフォーマンスは落ちる。

周期が安定せず生理が来るのが遅れると、その分、生理前の期間も長くなる＝不調期間も長くなる。この時が一番しんどい。生理は毎月決まった日に来てくれるわけではないので「いつ来るんだよ！！！」と心が落ち着かない。

生理中は生理中で、当然つらい。生理痛や腰痛、頭痛、下半身の不快感など様々な不調が出る。
そんなわけで、生理前と生理中の期間を合わせると2週間以上、つまり1ヶ月の半分以上は不調ということが当たり前のようになってしまう。下手をすれば、不調じゃない時期が1ヶ月のうち1週間だけみたいなことも有り得る。

こんなに悲しいことがあるだろうか……？

これが私の元来の体質なのかもしれないが、私は「元気だ！」と心から感じられる日がほとんど無いな、と日々思っている。
生理痛でも、それ以外の体調不良でも、学生時代は保健室のお世話になったものだが社会人になるとそうもいかない。
大病をしていないだけでも恵まれているかもしれないが、もともと体力が無いし、すぐ疲れてしまうし、子供の頃から頭痛や腹痛など不調を起こしやすい方だ。せめて生理が無ければ……とは思う。毎月思う。

毎月生理が来る度に女に生まれたことを呪いたくなるし、本当に本当に早く閉経したい。でもそんなに長く生きるのも嫌だ。そもそも人生四半世紀で充分と思っているしにたみ人間だからだ。(下記の記事参照)

子供を産む願望が無い人は生理免除してくれ、と心の中で叫んでは虚しくなるのが毎月の日課、ならぬ月課(？)である。
いやだってホント、産む気一切ないのになんで毎月こんな地獄の苦しみを味わわなきゃならんの？
というかそもそも毎月股間から大量の血を流して苦しまなきゃいけないとかいうシステムそのものが欠陥だよ！　人体の設計ミスだよ！！！　クレイジーすぎる！！！

なんてことまでしょっちゅう考えてしまう。とにかく生理を憎んでいるし女に生まれたことを呪いたくなるけど男になりたいわけでもない。無性別になりたい……

そんなにつらいなら婦人科へ行ってみたら？　と思われるだろう。
過去に行っていた時期もある。が、今は通院していない。
体質により薬の服用が続けられなくなってしまったので、もう自力でケアするなり気合いで乗り切るなり、気を付けていくしかないのが現状だ。
(その第一歩である睡眠時間確保を習慣付けできていないことは誠に遺憾であると言うほかない……)

生理がある以上、フルタイム勤務なんて無理だなぁと思ってしまう。
念のため言うと、これはすべての女性に当てはまるわけではなく、あくまで私が自分自身に対して思っていることに過ぎない。世の中にはフルタイム勤務の女性が数多くいることをもちろん知っているし、私もかつてはその一人だった。しかし、不調が慢性化しすぎてとても長期的に続けていくのは無理だと悟ってしまった。(↓その概要はこちら)

ただ、私が見てきた中で、女性管理職や社歴の長いキャリアウーマンは子宮の病気を経験していることが多かった。
女性の体で男性と同じような働き方をするのは物理的に無理があるのでは？　と感じた。ジェンダーや女性社会進出についてあれこれ言いたいわけではなく、あくまで身体構造的な観点での見解だ。ホルモンバランスに振り回され続ける女性の体は社会の中であまりに生きづらいと思う。

生理痛がほとんど無い女性もいることからか、女性同士の方が生理のつらさに理解が得られないケースもあるとはよく耳にする。
確かに女性同士でも生理のことは話題にしにくい……という気持ちはわかる。私も「この人なら話しても大丈夫かな」という人となりが見え、土台が出来上がったうえで話すようにしている。
幸い、二番目の職場と現在の職場は理解してもらえる環境だった。体調を気遣ってもらえること、これがどんなに有難いか……身に染みる。

せっかく良い職場に巡り合えたのだから、長く働き続けられるように体調管理をきちんとしていかねば。この記事を投稿したら、就寝することにしよう。