愛知県で初実施!愛知教育大学附属岡崎中学校編
最近の話題と言えば、WBCの話題で持ち切りになっていることかもしれませんが、「どうする家康」で注目されているのが「岡崎」です。なんと大河ドラマが2023年に放送されるにあたり、家康公誕生の地・岡崎市に大河ドラマ館もオープンしているそうです。
地元の方にご指摘頂いたのですが、「おかざき」のイントネーションは「おか↑ざき」ではなく、「おかざき→」が地元に定着している発音だそうです。そんなオカザえもんがいる岡崎市での授業をご紹介していきます。
●学校のご紹介
今回お邪魔させて頂きましたのは、「愛知教育大学附属岡崎中学校」です。最寄り駅は名鉄本線の東岡崎駅になります。ちょうど卒業のシーズンでしたので、朝から卒業生が卒業アルバムに先生からのコメントをもらう為に長蛇の列を作っていました(私にもこんな時期があったなぁと思い出されました)。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
●授業詳細
今回は家庭科の授業として、1年生4クラスを対象に実施しました。
3月2日 9:00~9:45 ①講義
9:55~10:40 ①調理実習+意見の交流
10:50~11:35 ②講義
11:45~12:30 ②調理実習+意見の交流
3月3日 9:00~9:45 ③講義
9:55~10:40 ③調理実習+意見の交流
10:50~11:35 ④講義
11:45~12:30 ④調理実習+意見の交流
●講義内容
八千代エンジニヤリング株式会社
「食と環境問題との繋がり」(25分)
カゴメ株式会社
「美味しい楽しいプラントベースフード」(10分)
●試食品のご紹介
今回、カゴメ株式会社様にご用意いただいたのは以下の3商品です。これらの商品を使って「大豆と野菜のミートボールを使ったオム豆カレー」を作りました。カゴメ株式会社様、本当にご協力いただきありがとうございました。
① 「三種豆のベジタブルカレー」
② 野菜と大豆を使った植物性ミートボール「ベジミートボール」
③ 卵不使用の植物性のたまご「EverEgg」
●調理実習の様子
男女に分かれて班分けされていました。みんなで仲良くご飯を分け合ってよそっていた姿が見られました。
●生徒の皆さんの感想
・普通のお肉も好きだけれど、大豆ミートも食べてみたらすごく美味しくて好きになりました。
・大豆ミートを実際に食べてみて、思っているよりもとても美味しくてびっくりしました。大豆ミートは環境に優しいだけでなく、簡単で、食物繊維も取れるなど栄養面でもいいなとも思いました。あまり知られていないので家に帰ったら親に勧めて、また食べてみたいなと思いました。
・食品ロスや貧困についての問題は今までにも聞いたことがあったけれど、今回の話を聞いて、より詳しく知ることができました。また、大豆ミートや代替肉も給食に出たり、テレビで話題になったりしたので、今回試食をしてみて思っていたよりも美味しくて、肉に近かったので、もし機会があったらまた食べたいです。
・今まで他人事だと思ったことも、意外と身近な問題だったので、これからの生活で意識しながら、今回学んだことを、しっかり生かし、少しでも深刻な環境問題などを改善できるような力になりたいです。
●最後に
今回の授業は北海道、青森県、岩手県、新潟県、東京都、千葉県、神奈川県、長野県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、香川県、福岡県に引き続き、15番目での授業となりました。特に試食後の意見交流では、様々な視点でそれぞれの生徒が今後の食について考え、討論しました。「新たな食の選択肢」が増えるのは良いけど、果たして自分達が今後どのような選択をしたら良いのか、、、答えはありません。一人一人が将来について真剣に考え、学校の学びに繋げて欲しいと思います。
以上、食育部のyurinaがお伝えしました。
●会社のご紹介
カゴメ株式会社
設立:1949年
本社住所:〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3丁目14番15号
HP:https://www.kagome.co.jp/
事業内容:調味食品、保存食品、飲料、その他の食品の製造・販売
種苗、青果物の仕入れ・生産・販売
SNS:Facebook/Twitter/Instagram/YouTube/LINE
公式オンラインショップ:こちら(三種の豆のベジタブルカレー/Everegg/ベジミート)から商品を購入できます