第70回 must の使い方①(意味)
みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。
最近、よく
街中やネットなどで
「マスト」というカタカナ語を
見かけませんか?
などのように。
この、よく見かける
「マスト」という言葉が、
実はどういう意味なのか。
みなさんは、
自分の言葉で説明できますか?
実は、この「マスト」は
英語の「 must 」という助動詞から
来ているんです。
今回からは、この
助動詞の must について
学びましょう。
☆これまでの復習☆
助動詞もいよいよ
4つめですね。
今回はまず、
must の訳し方について
学びましょう。
must の訳し方2つ
覚えておきたい
must の訳し方は、
この2つです。
①~しなければならない(義務)
must の訳し方、一つめは、
「~しなければならない」です。
must の場合、
「~しなければならない」というのは
話し手の主観を表しています。
その人が個人的に
「~しなければ!」と
義務感を感じているということです。
法律などの客観的な義務は、
must よりも
have to(ハフ トゥー)を使うことが
多いです。
※ have to についてはまた今度、
不定詞を学ぶときに
くわしく解説しますね。
また、
英語の手紙やメールなどは、
という言葉で終わることが
多いです。
この言葉は、
誰かと一緒にいて
もう帰りたいときにも使えます。
機会があれば、ぜひ
使ってみてくださいね。
②~にちがいない(推測)
must の訳し方、二つめは、
「~にちがいない」です。
何らかの根拠にもとづく、
話し手の強い確信や決めつけを
表します。
1つめの例文では、
話し手は「彼女が怒るであろう理由」に
思い当たることがあるのでしょうね。
2つめの例文の
「 Something is wrong with ~ 」は、
「~のどこかが故障している、おかしい」
という意味の決まり文句です。
must を使った決まり文句は
他にも、
などがあります。
kid はここでは
「(人を)からかう」という動詞です。
こちらもぜひ、機会があれば
使ってみてくださいね。
みなさん、
助動詞 must の訳し方が
わかりましたか?
では、最後に
練習問題にチャレンジしましょう!
今回は、語句を並べ替えて
英文を作る問題です。
ノートなどの紙に手書きすると、
力が付きますよ!
★練習問題★
次の語句を並べ替えて、英文を作りましょう。
(正解は、下にあります。)
1.私は皿洗いをしなくっちゃ。
[ must / I / the dishes / do ].
→
2.それは本当にちがいない。
[ be / that / true / must ].
→
3.あなたは予約をしなければなりません。
[ a reservation / must / you / make ].
→
4.彼は空腹にちがいない。
[ he / hungry / be / must ].
→
↓
↓
↓
できましたか?
正解は、
1.I must do the dishes.
2.That must be true.
3.You must make a reservation.
4.He must be hungry.
でしたー!
ちなみに、
「皿洗いをする」は
「do the dishes」や
「wash the dishes」と言います。
「 dishes(皿) 」は、
「 dish 」に「 es 」が付いた
複数形です。
皿洗いをするときは、
皿が1枚では済まないことが
多いからでしょうね。
みなさん、今日も
お疲れ様でした!
次回も、
must の使い方について
解説します。
また読んでいただけたら嬉しいです。
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私の励みになっています。
最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。
Have a nice weekend!
良い週末をお過ごしください!
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