ターイシ

22歳/ 演劇プロジェクト 輪廻転生 @gekidan_linne 主宰 企画 脚本演出 役者 デザイン初心者 画像・動画編集

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最近の記事

アフリカ座 私はここにいますproject wind of business~桶屋になりたいあなたへ~ (1時間45分)観た

11月6日、アフリカ座の無観客配信公演「私はここにいますproject」wind of business ~桶屋になりたいあなたへ~を(1時間45分)(演出・原案・映像演出・企画:中山浩) 観ました。 「このまちは出会いにあふれている」「風が吹けば桶屋が儲かる」「どこに何が転がってるか正直わからない、それがビジネス」といういかにもワクワクさせる劇中のセリフが印象的。 カメラアングルが上からと正面からと真下からとでそれぞれ見方が違っていて面白かった。 小劇団の公演の稽古~

    • UNlock . School レッスン生 第一回公演 「全四種の短編作品」観た

      .11月3日の文化の日の夜、甘棠館show劇場にて上演された。Unlock School レッスン生による第一回公演「全四種の短編作品」を観ました。 脚本に万能グローブガラパゴスダイナモス脚本・演出・劇作家の川口大樹さん、演出に同主宰兼俳優の椎木樹人さんを迎えてよりパワフルかつエネルギッシュな作品をフレッシュな面持ちの俳優たちが演じてくださいました。 今回は4つの短編作品がおよそ2~30分オムニバス形式の公演(全体の上演時間は1時間40分)ということで、作品ごとに感想を書

      • Mr.daydreamer #6「kunst」(90分)を観た。(10月30日19時の回観劇)

        10月30日、19時から箱崎の住宅街の一角(シアターカフェふるーれさんの近く)にある昔ながらの町家「ハコ町家」にてMr.day dreamer #6「kunst」を観てきました。 この作品の主なあらすじとしては(チラシに書いてあったもの参照) 3体の彫刻 → 「表現する者」という役割 なお彫刻の創作者はすでに他界しており、三体の彫刻を見る人は「観測者」という役割で、創作者の「記憶」に起因する様々な事象が起こる 表現する者は自分たちの意思で引き起こしている。 共通する

        • 劇団バナナ「ミスタートリックの仮装舞踏会」(50分)を観た

          10月30日、秋晴れの土曜日。城南区の末永文化センターという公共ホールにて「劇団バナナ」(福岡・東京の2拠点で活動をする子供向けバイリンガルシアターで「楽しめるエンターテインメント」として制作し上演)の親子でも大人も子供も楽しめるハロウィン企画「ミスタートリックの仮装舞踏会」を観てきました。 会場に入るとそこには客席というものはなく基本立ち見及び簡易的なクッションベンチがいくつかおいてあるだけだった。 開演して、黒い衣装を身にまとったナビゲーター的なポジションに女性が現れ

        • アフリカ座 私はここにいますproject wind of business~桶屋になりたいあなたへ~ (1時間45分)観た

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          ブルーエゴナク「眺め」(90分・作・演出、穴迫信一)観劇レポート

          緊急事態宣言が解除された初の週末の土曜日、私は北九州芸術劇場小劇場で10月3日まで上演された「ブルーエゴナク」の新作公演「眺め」(上演時間90分・作演出、穴迫信一)を観劇しました。 なお、来週の京都公演も控えているので今回はネタバレにならないように私の感想と見どころを簡潔にまとめてみようと思う。 まず僕自身が魅力的に感じたのは「舞台装置」である。客席に入って驚いたのがとにかく装置が立体的で、あまりの空間の規模的にもスケールの大きさに圧倒した。 劇中のセリフをよくよく聞い

          ブルーエゴナク「眺め」(90分・作・演出、穴迫信一)観劇レポート

          89キカク第一回公演 「サイリウム」(105分)観ました。

          本日9月4日日曜日、14時から上演された「89キカク」(主宰・作演・ハクさん) (89キカクについてと今後の詳細は上記ツイート参照)の第一回公演「サイリウム」を観劇してきました。今回はお粗末ながら観劇の感想をまとめてみました。 まず、開演前の上演についての注意事項を登場人物の波風立郎役の矢ヶ部祐作さん(劇団あまりもの)と酔っぱらいの演技が上手かった鮫島三太役の小島良太さん(劇団四灯星)のお二人が本編の雰囲気や世界観に観客を引き込ませるようなノリと勢いを醸し出していて、

          89キカク第一回公演 「サイリウム」(105分)観ました。

          くまもと演タメ学園生徒会 修学旅行「おっさんとラブ」配信にて観劇(110分)

          すべてのアラサーとおっさんに送る応援物語。というキャッチフレーズのこの作品くまもと演タメ学園生徒会 修学旅行「おっさんとラブ」の配信公演を土曜日に観ました。(なお、アーカイブは未購入の方は1500円で来月11日まで観られるとのこと【注1】・ツイキャスにて配信) 【注1】 「おっさんとラブ」配信購入フォーム(リンク) ここからは本編を観ての感想です。(ネタバレ注意) 聞きなれた感じの方言交じりの特徴的な芝居と日本語を巧みに遊んでいるセリフ回しで展開される胸キュンな恋愛物語

          くまもと演タメ学園生徒会 修学旅行「おっさんとラブ」配信にて観劇(110分)

          INDEPENDENT 4th seasons FUK 観劇レポート

          東京オリンピックも終盤となった8月7日から9日の三連休、台風9号の接近する福岡・博多の街には今年で5年目(independent自体は今年の11月で20年)となる30分の一人芝居を上演する最強の一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT」(プロデューサー、相内唯史)が開催された。 【公式ホームページにはもっと詳しく今後の予定とかも載ってます。ご参照ください。】 前置きが長くなりましたが、今回の「INDEPENDENT」は大阪や九州各地を本拠地にするアーティストや俳優、

          INDEPENDENT 4th seasons FUK 観劇レポート

          あしや夢リアホールリニューアル記念  劇団ショーマンシップ公演  「ノートルダム物語」(原作、ヴィクトルユゴー ・ 脚本 ・演出、市岡洋)【途中休憩10分ありの2部構成、115分】観てきました!

          映画館にいるようなスケールの劇場、臨場感と一体感を同時に感じられる空間   総客席数は706、一階から三階まで用意されてある  作品自体はミュージカル調の仕上がり、姫を助けるため、市民の平和と幸せを取り戻すための兵士たちと市民、カジモトたちの一体感がよく伝わる。   原作者のヴィクトルユゴーといえばレミゼラブルなどの原作者であり、フランス・ロマン主義の詩人、小説家。七月王政時代からフランス第二共和政時代の政治家 として著名である。   そんな原作者の思いがしっかりと脚

          あしや夢リアホールリニューアル記念  劇団ショーマンシップ公演  「ノートルダム物語」(原作、ヴィクトルユゴー ・ 脚本 ・演出、市岡洋)【途中休憩10分ありの2部構成、115分】観てきました!

          劇団かつおぶしパラダイス 5月ミニ公演「紙風船」(34分・作、岸田國士・演出、緒方優紀乃)YouTube限定配信観ました。

          思いたったときに行動する妻の心強さとなんでもマイペースにしか動かない夫の何気ない日曜日の過ごし方が印象的なお芝居。劇団かつおぶしパラダイスさんの今後の情報は公式Twitterへ!↓ 以下、ここからが感想となります。 男目線で語られる女性の1日の生活感や自分の持っていたものを放り投げて自虐的になってたりしていてよかった。 夫婦それぞれの考え方や価値観が表現されてたり、まるで1960年代の雰囲気が様々な場面から滲み出ていてすごくよかった。 東京に住んでいるという若手夫婦の

          劇団かつおぶしパラダイス 5月ミニ公演「紙風船」(34分・作、岸田國士・演出、緒方優紀乃)YouTube限定配信観ました。

          劇トツ20分2021観てきました。

          本日7月18日は土曜日ぶりに北九州へ足を運び、九州各地から集まった5団体が【上演時間20分】【登場人物は3人まで】というルールのもと、短編の演劇作品を創り、競い合う企画「劇トツ×20分」(2年ぶりの劇場開催)を観劇して参りました。 出場団体のほとんどが高校大学演劇出身かつお知り合いということでどこか親近感極まりなく、初めましての劇団さんのことも知れたので良かったです。 どの団体もそれぞれの作風で個性といい味出てるなぁって思いながら観ました。素晴らしかったです。 まず

          劇トツ20分2021観てきました。

          劇団佐賀さわげ第6.7回公演「夢ちゅう」観てきました。(幕間含め75分)

          本日7月11日は生憎の天気の中ではありましたが3月ぶりに佐賀へ観劇ということでお出かけして参りました。 今回観た「劇団佐賀さわげ」さんですが、2014年に佐賀の若手劇団として活動を開始し、佐賀県内を拠点に活動をされているのだが、今年の4月に新たに「劇団佐賀さわげ」として再出発、YouTubeや生の舞台を通じて佐賀から多くの人が楽しめるエンターテインメントを届けることを目標とされている団体である。(公演パンフレットより抜粋) さて、そんな「劇団佐賀さわげ」の第6.7回公演「

          劇団佐賀さわげ第6.7回公演「夢ちゅう」観てきました。(幕間含め75分)

          オンライン読み合わせ会開催決定!

          昨年より何度かオンラインで戯曲の読み合わせ会を開催したおりますが、この度、お久しぶりに読み合わせ会を開催することにしました。 日程は8月7日、21日土曜日、いずれも22時から23:30まで 作品に関しては未だ執筆途中なので完成次第またnoteに書こうと思います。 読み合わせ会について詳しくはこちらから!! ご質問や読み合わせ会参加についてのお問い合わせはTwitterのDMのみ受け付けます。(リスナー枠も大歓迎!)お待ちしてまーす!!

          オンライン読み合わせ会開催決定!

          第11回せんがわ劇場演劇コンクール 二日目 劇団灰ホトラ オパンポン創造社 配信観劇レポート

          今週は劇作の傍ら、こんなご時世なので劇場へ足を運びたいという気持ちもありましたがYouTube配信にて「新たなる演劇人の才能を見出し、発掘する」を目的に開催され今年で11回目の東京の府中にあるせんがわ劇場「演劇コンクール」を観劇させていただきました。 一日目は、いずれも神奈川県より抗原劇場 「雨降らす巫女の定置網漁」、ムニ 「真昼森を抜ける」東京のほろびて 「あるこくはく」の3本でどれも非常に見ごたえのある作品という印象が強かったです。 また、2日目は郡馬の劇団灰ホトラ「

          第11回せんがわ劇場演劇コンクール 二日目 劇団灰ホトラ オパンポン創造社 配信観劇レポート

          第11回せんがわ劇場演劇コンクールYouTube配信 ほろびて「あるこくはく」(40分・作演、細川洋平)を観た

          ここでは、配信を観たうえでの率直な感想を書く。 この物語で時折「人間じゃない」というセリフがあるのだが、実はこの男が「石」であり、中身が固く、思っていることをすんなり口にできないという心理の持ち主であるということを表しているのではなかろうか。 物語が伝えたいこととして二人の意思が思うようにまとまらずに虫の居所が悪くなった父親を説得するまでの一部始終を描いたような感じに見えて、現実味があって面白かった。 「拾ってきた石(「意思」という言葉に掛けているのがなんともセンスある

          第11回せんがわ劇場演劇コンクールYouTube配信 ほろびて「あるこくはく」(40分・作演、細川洋平)を観た

          ノラクラフト 「その夜は身に染みたか」(65分)映像配信で観た

          (作・演、谷口由佳・65分、VOL3 本公演) ネタバレにならない範囲で感想をまとめてみます。 暗闇が舞台のお芝居でセリフの中に物語の謎を解くキーワードが感じ取れて面白かった。 自分の部屋の灯りを消して観劇することにより、物語の雰囲気を壊さずに楽しめて恰もアルバートたちとともに同じ空間にいるような不思議な感覚になった。 アルバートは仲間を助けるという心強さがあり、仲間を思いやるという気持ちと生きるためには欠かせない仕事を遂行するイーサンと兄弟のような仲の良さで感動しまし

          ノラクラフト 「その夜は身に染みたか」(65分)映像配信で観た