ノラクラフト 「その夜は身に染みたか」(65分)映像配信で観た
(作・演、谷口由佳・65分、VOL3 本公演)
ネタバレにならない範囲で感想をまとめてみます。
暗闇が舞台のお芝居でセリフの中に物語の謎を解くキーワードが感じ取れて面白かった。
自分の部屋の灯りを消して観劇することにより、物語の雰囲気を壊さずに楽しめて恰もアルバートたちとともに同じ空間にいるような不思議な感覚になった。
アルバートは仲間を助けるという心強さがあり、仲間を思いやるという気持ちと生きるためには欠かせない仕事を遂行するイーサンと兄弟のような仲の良さで感動しました。
劇中でも印象的なセリフは数々あったけれど、中でも「生きてりゃきっと会える」とフレイアの独白が特に印象的である。
フレイアの「暗闇から見える景色は美しい」という思いが今までの彼女の生き様を物語っている気がして鳥肌が立った。
さらに、「暗闇から抜け出した先にある世界へ」というセリフに隠された彼女の思いも印象的だった。
また、劇中疑問に思ったりしたこともあるので、来月までの視聴期限までに物語の謎を解くようなイメージで上演台本と読みながらまた違った感覚で楽しもうと思います。