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鎌田真悟の栗人(くりうど)ジャーナル

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㈱恵那川上屋 代表取締役 鎌田真悟が、お菓子、農業、ふるさとについて綴るマガジンです。
運営しているクリエイター

#栗きんとん

思い出は強い感情と経験でより鮮明な思い出になる

栗の収穫が最盛期を迎えています。 今年も生産者が丹精込め、育てた栗が実り、皆様に美味しく…

恵那川上屋
2か月前
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『甘い野菜』を通じて生産者の方々と共に地域の活性化を食で表現していきます

今季の栗の収穫もまもなく終盤を迎えます。 超特選栗の生産者には本当に感謝申し上げます。 …

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恵那川上屋の『栗きんとん』は品種ごとの違いで秋を楽しんでいただける所が自慢の一つ…

今年も栗の実がたわわに実り、収穫が始まりました。   今年は新たな早生品種「恵那蓬莱」がい…

春の栗きんとん「里長閑」に表現した私の思い描く故郷の風景

恵那の自然薯を水戸屋というレストランの社長がオリジナルで作り上げ、冬の生産物として確立し…

30年かけて農業からはじまるサプライチェーンを確立してまいりました

恵那川上屋では30年かけて農業からはじまるサプライチェーンを確立してまいりました。 農業が…

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生産者の技術を持って栗の品質は常に向上しています

2021年の栗は成長が早く、栗の収穫も終盤に差し掛かって参りました。 今年も品質の良い栗を生…

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栗の品種で食べ比べする、秋の「栗きんとん」の楽しみ方

今年は雨が多く、また台風の接近などで悪天候が続き、栗の生育時期にダメージをうけないか大変心配されましたが、恵那では最近の晴天のおかげで日を追って丸々と実を大きくし、おかげさまで無事収穫をはじめることができています。   栗にとっての脅威は病気や害虫を含め、5月の新芽が出た時の霜、梅雨時期の開花と受粉、夏の暑さ、水不足、日照時間、そして台風です。 特に春から秋にかけて、日本に台風が来るたびにドキドキしています。 台風の影響は自分達の産地だけの問題では決してなく、日本の栗が今

「素材そのもののおいしさ」を提供することを重視しています

7月。恵那川上屋の農業法人「有限会社恵那栗」では、桃の収穫が始まっています。 青果物とし…

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生産者とお客様をつなぐ事業は『恵那川上屋のプラットフォーム』になっています

6月下旬。 栗の花が咲き、間もなく恵那栗の圃場では夏季剪定が始まります。 日光をさえぎる内…

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夏には夏のお菓子をお勧めいたします

先代のふるさと坂下町に流れる川上川の上流で、スタッフたちと川遊びをしていた時のことです。…

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「世界に一つだけの商品」は地域の自慢になる可能性を秘めている

栗以外の素材を生産者から集め、地域のお客様に恵那川上屋しか手に入らない素材を提供するとい…

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天然記念物「枝垂れ栗」とサブレ開発秘話

20年以上前になるでしょうか。 おいしい焼菓子をシリーズ化して提供しようと思い、サブレの開…

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恵那の春の情景をお菓子に込めて

恵那川上屋が四季を通じて高品質の栗を提供できるようになったのは、アビー社のCAS冷凍設備を…

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砂糖作りへの想いが育んだ、種子島からの贈り物

10月後半から種子島へ渡り、安納地区で収穫される 安納芋をけんぴに加工しています。製造期間はたったの約1ヶ月。同時に、 焼芋用の安納芋を熟成させる作業も行われます。 安納地区では海と山の間の畑に多くの農家さんが安納芋を栽培し、肥えた土と海からくるミネラル、山の水が安納芋の甘さを引き出していると聞きました。 私が島に始めて行ったのが25年前。 栗の栽培を始めて、栗きんとんに将来使いたい砂糖を作りたいと思ったのがきっかけです。 当時はまったくの素人で現地の職人である竹之内氏