引っぱられず、揺るがず。
こんばんは。
今日は、昨日いっしょにピザを食べに出かけた、私含め3人の話から。
1人はほぼ同い年の同僚、もう1人は、ひとまわり以上年下の元同僚。
さんざんあれこれ話したあと。
今、人生に迷いに迷っている、活動休止中(本人いわく)の27歳の彼女が、私たち2人に質問をする。
「つらいことがあったとき、どうやって乗り越えるんですか」
ふだん意外と聞かれることのない、シンプルストレートな質問。
もう1人の同僚は、こう答えました。
いいことで、上書きをする。
過ぎたことや、悩むことに囚われるのは時間の無駄なので、先を楽しむことを考える。
ネガティブに引っぱられないようにする。
なるほどなるほど。そうだね。
彼女は一見、明るく元気でポジティブな印象だけど、実は決してはじめからそうだったわけではない。
まさにそう努力していることを知っているので、深くうなずきながら聞く。
私などとは、なんと言うか、人間の深さが違うのだ。
でも、話を聞いていて、最近の私が意識していることとも共通しているところがあるな、と考える。
それは、呼吸。
何か周りの人に不満を抱いたり、ネガティブな思考が生まれかけたりするとき。
引っぱられないように、ずるずる溺れないように、大きく息を吸って、長く吐いてを何度か繰り返す。
そうすると、自分以外の方向に引っぱられかけた意識が、自分の中心に戻ってくるのを感じるのです。
あぁ、いけないいけない、と我に返る。
安心感を取り戻す感じ。
そう思えるようになったきっかけは、こちらの言葉です。
石田ゆり子さんの著書『天然日和』の中の言葉です。
今までも、呼吸の大切さについては様々なところで目にしていたけど、初めて、すとん。とお腹に落ちて、じわ、と染みわたる感覚を味わいました。
私にとって、本当にうれしい一冊との出会いでした。
sajiさんの記事に何度か登場するこの『天然日和』。
そうでなければ、出会って手に取ることはなかった気がします。
sajiさんの文章からもまた、日々いっしょうけんめい自分と向き合いながら、周りの人たちとの関わりの中から、数々の本の言葉の中からきっかけを得て、前に進もうとしているのが伝わってきます。
(勝手にこんな紹介、ごめんなさい。)
今日は、本当に寒い1日でした。
きっと皆さんのところでも同じく、でしょうね。
お疲れさまです。
私は明日も、安全第一、でまいります。
今日も読んでいただいて、ありがとうございます。
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