むうみん堂

創作系主婦 絵を書いたり 日記を書いたり 物語を作ったり

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最近の記事

富士ねこ。

all human beings.  No matter how hard we tryWe are all so small...  Cute little creatures. #ネコ #富士山 #アナログイラスト #Cat#Fujiyama#analog illustration

    • 人魚 (御伽話)

      その人魚は  若い漁師に つかまって しまいました。 人魚は うつくしく 手のひらに おさまるくらいの 大きさだったので 少し大きめの ガラス瓶にとじこめられてしまいました。 その漁師は 自分の宝物を なくしたくなかったので それからは 夜になると こっそりと家をぬけだしては 山のほうへ行き ひとりで池のふちに すわりこんでいました。 そして 瓶の中の 人魚に いろいろな話をしました。 両親は 流行病で逝ってしまい 今は自分はひとりであること。 今日の漁はど

      • 生きるリズム

        はじめて  ワイヤレスイヤホン とゆうものを買ってみました。🙄 イヤホンはもう ふたつ程 持っているから 贅沢だろうかな。。🤔 とも 思案したけど 結局 一番安いのを 手に入れてみた。 丸いのが2つのコロコロした 方ではありません。 たぶんコロコロと 転がって 落として 失くすか 見失うか どちらかだろう から。🙄 小さい子の 手袋🧤のように 真ん中が繋がっている やつにしました。 最初 JAZZをかけて散歩してみたけど 序盤はよかったものの 15分くらい し

        • 類は友

          手仕事市に参上😗 手の平Sizeのカリンバの お店があり 見た目も音も 大変好みだったので るんるん ピョンピョンしながら お持ち帰り👍 いい買い物をした😌 うれしいので 自己満足の 自慢をして歩く。 出店中の友だちには 姪っ子ちゃん用に いかが? 子育て中の友だちに 息子くん用に いががかな🙄👍?と すすめてゆくと 2人共 「いや。 それワタシが欲しいやつ😳なので」 と お買い上げ。 われわれは アラフォーである。 音色とレトロカラーが お気に入り

          猫の骨

          尾道の山あいにある 美術館の企画展の展示室に 4匹の 猫が いた。 尾道には 坂に かつて 人が暮らし やがて離れ 風化した 空き家が沢山ある   日本人なら 足遠のく その場所を 中国とマレーシアのハーフである シュシ スライマンとゆう作家は 戸惑うことなく そこを散策し たくさんの 記憶をたどっていった。 そして ゆく先々 一軒一軒で 彼らに出会った。 その4匹の猫たちは そこに静かに横たわって それぞれの場所で 眠っていたそうだ。 スライマンは 最愛の

          ありがとう。 また 来るね。 松翠園。

          こうして イベントは終了しました。 映画上映2時間 休憩15分をはさんで トークセッション2時間。 濃厚で贅沢な4時間。 松翠園の 玄関をでて 緑の階段を降り 洞窟をくぐる時 いっときひらいた 異世界との扉がしまり 現代に帰る感じが いたします。 見えない カタチのない 手土産を 魂の中に たずさえ。 ありがとう。 またワタシをよんでね 松翠園。

          ありがとう。 また 来るね。 松翠園。

          ジョゼと虎と魚たち 渡辺あや トークセッション in尾道 松翠園 ④

          渡辺あやさんと 主催者さんのトークセッション。 ホントはもっと 繊細に 書きおこしたいのに もちろん、録音禁止で 記憶力がないのに まったくメモを持参して なかったものなので、 ポイント 箇条書きとゆう 体たらく🙄✨  それでも 特に興味深かったことを 覚え書きのように 書きます。 良ろしければ おつきあいを。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○渡辺あやさん 島根での 子育てに疲れる。 内包する物語。 すると ある日 自分のなかの 今までは 使われてなかった アプリが急

          ジョゼと虎と魚たち 渡辺あや トークセッション in尾道 松翠園 ④

          ジョゼと虎と魚たち 渡辺あや トークセッション in尾道 松翠園 ③

          「ぼくは二十年まえ 公開当時に この作品を、見ました。 その後二十年の生き方がかわった気がします。 かなうなら 記憶を一度消して まっさらな状態でまた見たい。今日 はじめてご覧になった人はきっと この先二十年の生き方が かわるかもしれません。」 主催者さんの挨拶で 「ジョゼと虎と魚たち」の上映会は はじまった。 くわしい 内容は不朽の名作なので割愛する。 あとは ワタシ個人の 思い入れまじりの感想を書く。 勝手な思い入れと想定で しかないが 書く🙄 ・・・・・・・

          ジョゼと虎と魚たち 渡辺あや トークセッション in尾道 松翠園 ③

          ジョゼと虎と魚たち 渡辺あや トークセッション in尾道 松翠園 ②

          緑の道をのぼり 松翠園 にはいった。 上映会場の大広間は撮影禁止だった ので あまりとれなかったのだけど 古い廃業の 高級旅館を  原型をいかしたリノベーションして イベント施設にしたもの。 廊下にちゃぶ台のような 予約受付でお金をはらう。 ワンドリンクチケットをもらう。 板張りの廊下を すすんでゆくと また二つロウテーブルが 見える。 片方は白玉団子とお茶。 片方はビスケットとソーダ水を 飲み物は 注文ごとにその場で 創って 売っている。 わたしはドリンクチケ

          ジョゼと虎と魚たち 渡辺あや トークセッション in尾道 松翠園 ②

          ジョゼと虎と魚たち 渡辺あや トークセッション in尾道 松翠園 ①

          一生のうちで 感銘をあたえてくれた幾つもの作品を 創作した その人に 生きた生身で 相まみえる機会なんて 何度あることだろう? 俳優や アイドル。 歌手。 体をつかった表現者なら お金をはらい 会場にむかえば 相まみえることができるだろう。 だけど 脚本家や小説家と ゆう 内面の深いところをつかった 生業のヒトは そうは いかない。 彼らは 表舞台のヒトではなく 裏舞台のヒトだからだ。 わたしも 渡辺あや その人と 同じ空間を共有し 声を聞ける日がくるなんて 

          ジョゼと虎と魚たち 渡辺あや トークセッション in尾道 松翠園 ①

          チャクラと赤い石

          術後半年 元気だけど 体力と、持久力がついてこない🙄 だから 歩いたり泳いだり してたんだけど 誕生日 あとに 子宮が 空になったから 赤チャクラの回転が 足りんのかな?🙄🙄 とおもって インド雑貨店で 千五百円ほどの とてもちいさな  赤の石と鈴のブレスレット 買ってきたら  あらら 身につけてると 旅先でたくさん歩いても ぐったりしなくなった😳✨ 水晶は 運気は変えてくれないけど 同じ色の チャクラは補強してくれるし 希少性や お値段は関係ないし 副作

          チャクラと赤い石

          ご近所のアズサン

          ご近所に アズサンとゆう猫がいる。🙄 触らせてはくれないが  ゴロンゴロンはしてくれる。 触らせてはくれないが 話しかけると律儀に 返事をしてくれる。 触らせてはくれないが 逃げないで そっと よりそってくれる。 謎 おおき猫さんだ。 いつも おじいさんといる。 おじいさんは いつも 「アズーーアズーー」と アズサンを 探している。 最初のうちは おじいさんが アズサンの面倒をみているのかと 思ったが だんだん アズサンが 面倒を見てもらう体で アズサンが おじ

          ご近所のアズサン

          神様の匂いト欠片を集める

          人はそれぞれ 小さな神様と一緒に 生きていると思う。🙄 子どものうち 七つまでは 神のうちとゆう。 いつだって神様と一緒だ。 あなたはわたし。 わたしはあなた。 ワタシは 生まれたての姪っ子1号 がいた あの部屋 だけに漂う 特別な やわらかさ ゆっくりとした時間 あたたかさ すべてに 満たされた匂いを忘れないだろう。 赤ちゃんが笑うとは神様が 微笑むようなもの みんなが笑う。 幼子は 何もかもを肯定し 何もかもを信頼し 何もかもを愛している。 文字どおりの

          神様の匂いト欠片を集める

          二十年たってうまく反転することもある

          昔 ワタシがまだ ハタチくらいだった頃、 友だちに ある場所まで ついてきてもらったことがある。 学校にゆくまえの日課の 朝ドラを見ていて うっかり 魂を鷲掴みにされた 役者さんがあらわれたのだった。 気づけば パンを 食べながら 何かのセリフを聞いて ポロポロないていた。 運良くとゆうべきか なんとゆうべきか 彼の人の ご実家の酒蔵の直売所は ちょうど 私の下宿している 京都に存在していた。 もちろん 彼の人はそこには いらっしゃらない。 が  ほんのすこし交

          二十年たってうまく反転することもある

          うしなったり手に入れたりするもの

          先週ワタクシごとながら 子宮と卵巣をひとつとった。🙄 もともと 月のものがとても 重かったからとゆうのも ある 月に一度のこととはいえ 月経前はホルモンの乱高下で クラクラし 骨盤がグッとひらく感覚 失われてゆく  大量の血液と 鉄分と体力 されとて わたしは既婚モノである。 赤ちゃんが授かる 可能性が 0ではなかった だけど ちょうど去年のいまごろ 昨年 不妊外来の検査にて 腫瘍マーカーが 通常の十倍以上の数値がでる。 さいわい次の週に 大急ぎで 予約を

          うしなったり手に入れたりするもの

          伽話2 森の人

          北の小さな街に 朝が来る。   街の中心に大きな森がある。 そして、その森の中心に 公園がある。 並び立つ木々の間に、木々と同じような感覚で 小さな自然のままのカタチをした 墓石逹が 立ち 苔の下には この街から 向こうの世界に 旅だっていった人たちが 眠っている。     この町は 夏の朝だけ 濃い霧がはる。 霧がはると ぼんやりとした人影が浮かび上がり はじめる。 幻影のようなものなので、 ふれることはできないし、 顔も見えないし、 話すこともできない。  

          伽話2 森の人