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日本の旅と風景印の物語

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日本には全国に美しく心愉しい場所がたくさんあるのはご存知ですね。それでは日本の全国の郵便局に「風景印」という美しくもその土地ならではのデザイン消印があるのをご存知でしょうか。 こ…
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#切手

9話:志賀高原で池めぐりトレッキング

9話:志賀高原で池めぐりトレッキング

「日本の旅と風景印の物語」をテーマに、日本各地の旅紀行を綴っていきたいと思っています。
9話目は、先週のお話になります。どうぞお読みください。

連日の猛暑から脱出して、涼しい散歩を楽しみたいものだなぁ。それには、標高が高い場所へ行くしかないか!

そう思って決めたのが「志賀高原」。そこは標高1800メートル前後の高原に数々のトレッキングコースが巡らされている場所だった。

自宅からの距離は片道約

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8話:茅ケ崎海岸の烏帽子岩 眺望散歩

8話:茅ケ崎海岸の烏帽子岩 眺望散歩

「日本の旅と風景印の物語」をテーマに、日本各地の旅紀行を綴っていきたいと思っています。
8話目は、今週のお話になります。どうぞお読みください。

ちょっと待って!
出掛ける前に、切手の話を聞いていただきたい。
切手と風景印は、切っても切れない縁でつながっているので。

多くのかたが知る通り、今年の10月1日から郵便料金が値上げになる。
諸々が高騰する事情を鑑みれば、やむなしと言わざるを得ない。

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5話:冠雪の谷川岳をのぞむ諏訪峡散歩

5話:冠雪の谷川岳をのぞむ諏訪峡散歩

日本の旅と風景印の物語をテーマに、日本各地の旅紀行を綴っていきたいと思っています。
5話目は、今年4月のお話になります。どうぞ読んでください。

谷川岳は群馬県の北部に位置する山岳部にあって、その急峻な岩壁から登山者からは「魔の山」と呼ばれる横顔もある。
しかしロープウェイを使えば、お手軽に天神平(標高1300m)まで上れて、さわやかな高原気分を味わえる。みんなに愛されている山だ。

朝。
暗いう

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4話:仲春の鎌倉散歩とアンティーク博物館

4話:仲春の鎌倉散歩とアンティーク博物館

「日本の旅と風景印の物語」をテーマに、日本各地の旅紀行を綴っていきたいと思っています。
4話目は、今月のお話になりますが、そうぞ読んでください。

自然、歴史、グルメ、などなど魅力あふれる鎌倉だが、1年のうちで絶対に近づかないと決めた季節が3つある。
桜と紫陽花、そして紅葉。

これらの季節の鎌倉がとんでもなく素晴らしくて、世界中から人が集まってくるのは当然理解できるが、その混雑といったら‥‥。

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3話:大井松田町の河津桜まつり

3話:大井松田町の河津桜まつり

「日本の旅と風景印の物語」をテーマに、日本各地の旅紀行を綴っていきたいと思っています。
3話目は、昨春のお話になりますが、どうぞ読んでください。

3月になった。
このところ、あちらこちらから河津桜のニュースが届けられる。
ソメイヨシノの開花が待ちきれず、お花見に焦がれる日本人の心に、早咲きの河津桜はドストライクでつきささる。

本場の伊豆河津まで、足をのばしてみたいものだ。
しかし肝心の計画を立

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2話:廃局の日を待つ箱根芦ノ湯郵便局

2話:廃局の日を待つ箱根芦ノ湯郵便局

「日本の旅と風景印の物語」をテーマに、日本各地の旅紀行を綴っていきた   いと思っています。
2話目は、昨冬のお話になりますが、どうぞ読んでください。

3月17日をもって廃局となるという「箱根芦ノ湯郵便局」の噂を聞いた。
利用者が減少して、業務は箱根町郵便局が引き継ぐはこびになるらしい。
うら淋しい思いがよぎった。
きっと昔は、けっこうな温泉地としてにぎわっていたに違いない。
芦ノ湯との名前は、

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1話:真冬の南伊豆で水仙まつりと地魚船盛りの旅

1話:真冬の南伊豆で水仙まつりと地魚船盛りの旅

「日本の旅と風景印の物語」をテーマに、日本各地の旅紀行を綴っていきたいと思っています。
初めての1話目を書くのでワクワクしています。
今日は、昨冬のお話になりますが、どうぞ読んでください。

ちかごろ、西伊豆の松崎がマイブームだ。
何故かというと、たまたま1本の伊豆松崎での旅行動画を視ていたら、それが「伊豆めし」とかいうシリーズになっていて、やけに面白くてハマったのだ。是非とも行きたい宿のナンバー

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