甘いものが食べたくなる原因は「鉄不足」だから？！
こんにちは。お受験は栄養が９割、第一志望に合格する栄養療法カウンセラーのきーこです。
つい甘いものを食べたくなることってありますよね？
お子様も毎日、甘いもを欲しがることが多かったりしていませんか？
実は、その現象は「鉄不足」が原因になっていることもあるのです。
どうしてそうなるのか？
これからわかりやすく説明しますね。
どうぞ、最後までお付き合いくださいね。
エネルギー不足は車のガソリン切れのようなもの
私たちの体は、食べたものからエネルギーを作り、日々の活動をしています。これは、車で言えば「ガソリン」のようなものです。エネルギーが作れないと、疲れが取れなかったり、やる気が出なくなったり、口内炎や口角炎ができやすくなったり、不眠や悪夢に悩まされることもあります。これらは、体がエネルギー不足に陥っているサインかもしれません。
エネルギーを作る重要なパーツ「ミトコンドリア」って？
では、エネルギーはどこで作られるのでしょうか？それは細胞の中の「ミトコンドリア」です。学生時代に聞いたことがあるかもしれませんが、この小さな工場がエネルギーを作り出しています。そして、その過程で必要不可欠な栄養素が「鉄」なのです。
鉄が不足すると甘いものを欲しがる脳のメカニズム
鉄が不足すると、ミトコンドリアで十分なエネルギーが作れなくなります。その結果、脳は「エネルギー不足だ！」と感じ、エネルギーに変換しやすい糖質を欲しがります。それが甘いものへの欲求となって現れるのです。
つまり、「甘いものを食べなさい！」と脳が命令を出し、私たちはついお菓子やスイーツに手が伸びてしまうのです。
習慣だと感じていた「つい甘いものを食べる」ときは、ほっとしたいときとか、元気が欲しい時ですよね。甘いものが欲しくなるというのは実は習慣ではなく、エネルギーを作ることができないための脳からの「代替え案」だったのです。
甘いものだけじゃない！鉄不足が引き起こす不調
鉄不足は甘いものを欲するだけでなく、冷え性、頭痛、肩こり、めまい、やる気の低下、朝起きられないなど、さまざまな体調の変化に影響を与える可能性があります。
「たいしたことない。」は危険信号！
私たちは時に、忙しすぎて「たいしたことはない」「平気だ」と思いがちです。しかし、その無理が、のちのち体の不調として表れてくることもあります。
かつての私も、「これぐらいすぐ治る」とか、「病院に行くほどでもない」と思っていましたし、定期健診では、「異常がない。問題ない。」といわれるので、体の不調がどこかにあるかもしれないけれど、この不調は持病だから仕方ないと自分自身、言い聞かせ日々過ごしていました。
鉄不足を解消すると、今までの不調が改善傾向に。
頭痛やふらつき、冷えなどの不調に悩んでいたのですが、栄養に関するアドバイスをもとに、栄養サポートとして「ヘム鉄」を取り入れると、いつのまにか、不調を感じなくなり、体調の良い変化を感じました。
持病と諦めていたのですが、実は、自分の体は、「鉄」を必要としていたんだなーと感じたのです。
鉄を食事から補う方法
鉄を食事から補う方法には、レバーや赤身の牛肉、ブリの血合いなどがありますが、毎日調理で取り入れるのは難しい場合もありますね。
では、どうやって鉄を補えばいいのでしょうか？その場合は、サプリメントを栄養補助として考えても良いかもしれません。
女性やスポーツをする子どもも鉄の不足に注意が必要です。
特に女性は月経で鉄を失いやすく、また、スポーツをする子どもたちも激しい運動で鉄が失われることがあります。足の裏の衝撃で赤血球が壊れやすくなる場合もあるのです。食事から「鉄」を補うことが一番ですが、食事で十分に賄えない場合は、サプリメントを栄養補助として取り入れるのも一つの方法です。
体のサインに耳を傾けてみて
毎日仕事と家事の両立でへとへとになっているのに、「これくらい平気」と無理をしていませんか？医療機関での診断を受けた上で、問題がなかった場合でも、鉄を含む栄養素のサポートが役立つかもしれません。
下記の記事も参考にしてみて下さいね。
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参考文献
鉄 - オーソモレキュラー栄養医学研究所 (orthomolecular.jp)
