「揚げないかつ丼」糖尿病食を作る管理栄養士のレシピ🍽️
💗何てことはないレシピですが、糖尿病の夫のために管理栄養士が栄養計算して立てた献立になっています。
💗1食600kcal前後で設定しています。
💗ちょっとした工夫&ポイントをわかりやすく説明しています。
糖尿病の夫の一番の好物は「かつ丼」
やっぱり炭水化物好きよね💦
「とんかつ」だけでもカロリーが高いのに、丼にすると糖質も増えてさらに高カロリーになる。
でもちょっと工夫して、なんとか献立にしてみました。
良かったらのぞいて行ってくださいね。
🌿揚げないかつ丼
👉糖尿病ポイント
①先にパン粉を焼いておき、衣に使うことでカロリーをカット※
②砂糖やみりんを使わず、甘味料(ラカントS)を使って糖質カット。
③うちは塩分制限もあるから「とんかつ」には塩をせず、しょうゆも減塩を一部使用してます。
【作り方】
1️⃣※こんがりパン粉を作る
フライパンにパン粉と油を入れ、こんがり焼く。火を止めてからも色づくので焦げすぎないよう注意してね。
※多めに作っておくとよい(余りは冷凍)
2️⃣豚肉に衣をつける
とんかつを美味しく仕上げるコツは、豚肉が縮まないように筋切りしておくことです。コショウを振って、小麦粉をまぶす。
小麦粉→卵→パン粉 すでにとんかつです(笑)
3️⃣グリルで焼く
わが家はシャープの「ヘルシオ」を使って調理。
でも普通の魚グリルで大丈夫です。(肉の厚さにもよるけど、10分前後焼いて様子を見てくださいね)
油の後片付けいらないし、途中放っておけるし、ヘルシーだし。
言わないと揚げてないなんて気づきませんよ。
4️⃣つゆを作る
だし汁が50mlとすごく少ないのは減塩食だから。たくさん入れると、この調味料では味が付かないんだよね😅
制限のない人はもう少し加えても良いです。
まずは調味料を合わせて玉ねぎを投入し、蓋をして2分、やや弱火で加熱します。(強火だとだしが無くなっちゃいます)
5️⃣とんかつをカット
6️⃣とんかつを鍋に投入し、溶き卵を回しかけ、できあがりにねぎを散らす。蓋をして、火を消し蒸らす。
ごはんに染みるほどのつゆはないです😅でも卵にちゃんとだしが染み込んでいるので、おいしくいただけますよ。
🌿ほうれん草としめじの和え物
しめじは少量の「だし」でさっと煮る。水分がものすごく出るから、だしはほんの少しでOK。(レンチンも可)
かつおぶしで和えるから、うす味でもおいしいよ。
ちょっと味がうすいと思ったら、レモン汁をかけるとごまかせます😅
🌿たぬき汁
昔、こんにゃくを「たぬきの肉」に見立てて作ったという説もありますが・・・精進料理ですね😅
本当はこんにゃくをお肉のような形にちぎって入れるつもりだったのに、細切りこんにゃくを間違えて買ってしまいました😭
お汁は野菜を食べるための一品なので、具はいっぱいだけど、汁椀に半分くらいの量です。
🌿まとめ
【今日のポイント】
💗とんかつに使うパン粉を少量の油で先に焼いておくことで、揚げなくてもサクサクに仕上がる
💗砂糖やみりんは使わず、ラカントSを使用
💗減塩が必要な場合はとんかつの塩をやめ、調味料はしっかり計量して使う
👉お汁を一品減らし、かつ丼に使うしょうゆを増やすという手もあります。
お腹がいっぱいにならない夫のために3品にしてますが、和え物とかつ丼だけで野菜は足りていますものね。
🐻減塩が一番難しいよ💦
普段はこんな感じで制限しておき、たまに外食を楽しむようにしています。ただ、この味に慣れちゃうと、外食は「味が濃い💧」と感じるけどね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました💗この記事がお役に立てれば幸いです✨
また「こんな栄養のお話しが聞きたい!」というのがございましたら、教えていただけると嬉しいです💗
今後とも一緒に考えていけるような身近な情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします🌿
栄養計算や交換表を使った計算方法についてはこちらのnoteでくわしく説明しています。
よりわかりやすくお伝えできるよう、これからもがんばります🐻